どーも、靴の仕事歴12年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ミドリ安全のナースシューズのメディカルエレパスCSS-308についてレビューしました。

「蒸れにくいナースシューズがほしい」
「疲れにくいナースシューズを探している」
「臭いのしにくいナースシューズってあるの?」

実際に履いてみて「軽い、厚底で疲れにくい、通気性が高い」という感想を持ちました。
蒸れにくさをお求めの方におすすめします!
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メディカルエレパスCSS−308とは?サイズ感や重量をご案内
メディカルエレパスCSS-308とは、ミドリ安全の開発したナースシューズです。
ミドリ安全は、医療の現場には欠かせないメーカーさん。
ナースシューズの他、白衣や術着、手袋など多数ラインナップしています。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥4,719〜(通販による) |
サイズ | 21.5~25.5cm |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 ナースシューズ比較:0.5cm小さめ推奨 ウィズ:3E(幅は広め) |
カラー展開 | 1色 |
動きやすさ | ★★★☆☆(星3つ) |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 大学病院◎ 個人病院◎ 看護専門学校◎ 看護大学◎ |
ミドリ安全は、ナースシューズを2ブランド展開。
ケアセーフティとメディカルエレパスです。
メディカルエレパスは、カラダに電気をためない機能の静電が特徴のシリーズ。

メディカルエレパスCSS-308は、シリーズの中でも通気性に特化した製品でした。
アッパーと言われる足を覆うパーツに多数のメッシュ素材を使用しています。
確かにメッシュ素材多めですね。
その結果、通気性だけではなく、重量も軽くなりました。
重量
メディカルエレパスCSS-308の重量は、27.0cmで283gでした。
かなり軽いですね。
レディースサイズの靴でも、ここまで軽くないでしょう。

靴において重要なのは、フィッティング性です。
いろいろ試してみて、ご自身にあったナースシューズを見つけましょう。
サイズ感
メディカルエレパスCSS-308のサイズ感は、大きめでした。
普段履きスニーカーとの比較です。
普段履きスニーカーとは、ナイキやアシックスなどのスポーツメーカー品。

ミドリ安全さんは、若干大きめな傾向がありますね。
サイズ選びのご参考に、筆者の所持している靴のサイズをご案内します。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
ナースシューズ
- アシックス ⇒ 27.5cm
- ミドリ安全⇒ 26.5cm
※ナースシューズは、超薄手ソックスで着用。
※足は狭めです。
「ジャンルやメーカーによってこんなに違うんだ」って感じですよね。
私も驚きました。
ぜひ、参考にしてみてください。
ミドリ安全のメディカルエレパスCSS-308を詳しくレビュー
ここからは、ミドリ安全のメディカルエレパスCSS-308を詳しくレビュー。
実際に履いてみて感じたメリットとデメリットは下記になります。
- 軽い
- 通気性が高い
- マジックテープが1本
- つま先にはメッシュ以外の素材も使用
- クッション素材に配合の違う素材を使用
- インソールが入っている
- 靴底から通気する
- 足音がしにくい
- 静電対応
- メッシュに菌が付着すると取れにくい?
- 汚れやすい
メリットとデメリットをパーツ別に解説します。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが「靴のどこに当たるのか?」を図解しました。
上から順番にアッパーから解説します。
アッパー(通気性)
アッパーは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
メッシュ素材が多い
前述のとおり、メッシュ素材をたくさん使用しています。
通気性が高いので、臭いにくく、疲れにくい。
通気性が悪いと蒸れるので、疲労を感じやすいです。

ただし、ナースシューズの場合にはメッシュ素材に菌や血液が付着しやすいので、気をつけましょう。
消毒もしいくいですね。
マジックテープ1本
サイズ調整は、マジックテープ1本で行います。
マジックテープは全面に配置されているので、柔軟にサイズ調整できました。
つま先にはメッシュ以外の素材も使用
つま先のサイド部分は、メッシュ素材でした。
真ん中には、メッシュ素材はありません。
注射針の落下などの安全性のためですね。
アッパーまとめ
- メリット1:軽い
- メリット2:通気性が高い
- メリット3:マジックテープが1本
- メリット4:つま先にはメッシュ以外の素材も使用
- デメリット1:メッシュに菌が付着すると取れにくい?
- デメリット2:汚れやすい
クッション(履き心地)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地に関係します。
厚底
メディカルエレパスCSS-308のクッションには、厚みがありました。
この形状を厚底といいます。
厚底は、素材にもよりますが衝撃吸収性に優れるのが通常。

疲れにくいと思います。
配合の違うクッション
クッション素材をよく見ると色が違う部分がありました。
グレーの部分は、クッション性に特化した素材です。
白い部分は、足をしっかりホールドする素材。

1枚の同じクッション素材よりも、2種類の素材を使用した方が衝撃を分散させやすいので、疲れにくい!
インソール入り
インソールが入っていました。
足の裏に沿った形状のインソールです。
足の本来あるクッション構造のアーチ(土踏まず等)をサポートする様な形でした。

クッションまとめ
- メリット5:クッション素材に配合の違う素材を使用
- メリット6:インソールが入っている
- メリット9:静電対応
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について解説します。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさや耐久性に関係します。
通気性のある構造
靴底から靴の中を通気できます。
アッパーに多数のメッシュ素材を使用しているので、靴底から通気することで、抜けやすくなりました。
靴底とアッパーの機能がリンクしています。
靴に通気性を求めるなら、歩行のメカニズムから、つま先に通気する構造が必要です。
メディカルエレパスCSS-308は、靴底のつま先の裏面にもありました。
さらに、靴底の形状も角がなく、丸みを帯びています。

夜勤や入院施設のある病院におすすめな機能ですね。
靴底まとめ
- メリット7:靴底から通気する
- メリット8:足音がしにくい
- メリット9:静電対応
メディカルエレパスCSS-308のレビューをまとめます
当記事では、メディカルエレパスCSS-308をレビューしました。
ミドリ安全が開発した製品です。
ミドリ安全は、働く環境に欠かせないメーカー。

メディカルエレパスCSS-308は、ミドリ安全のナースシューズの中でも静電で通気性の高い製品。
アッパーの大半がメッシュ素材で、靴底から入った空気をアッパーから通気します。
また患者さんと接する時も、静電気でバチッとなりにくい製品。

総合病院や大学病院ですね。
それでは、簡単に記事をまとめます。
メディカルエレパスCSS-308を履いて感じたメリットは下記。
- 軽い
- 通気性が高い
- マジックテープが1本
- つま先にはメッシュ以外の素材も使用
- クッション素材に配合の違う素材を使用
- インソールが入っている
- 靴底から通気する
- 足音がしにくい
- 静電対応
デメリットは2つです。
- メッシュに菌が付着すると取れにくい?
- 汚れやすい
最後までお読みいただきありがとうございました。
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