どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博です。
今回は、ミドリ安全の静電ナースシューズのメディカルエレパスCSS-11Siについて解説!

「足音が出にくい製品を探している」
「疲れにくいナースシューズが欲しい」
「静電気がバチッと発生しにくいナースシューズが欲しい」

静電気が気になる方におすすめ!
タップできる目次
メディカルエレパスCSS-11Siとは?サイズ感や重量をご案内
メディカルエレパスCSS-11Siは、ミドリ安全が開発したナースシューズです。
ミドリ安全は、働く場所に欠かせないメーカーさん。
医療の現場でも看護師さんのウェアやナースシューズ、手袋など開発しています。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥4,290〜(通販による) |
サイズ | 21.5~25.5cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ推奨 ナースシューズ比較:0.5cm大きめ推奨 ウィズ:3E(幅は広め) |
カラー展開 | 1色(ホワイト) |
動きやすさ | ★★★☆☆(星3つ) |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 大学病院◎ 個人病院◎ 看護専門学校◎ 看護大学◎ |
ミドリ安全は、ナースシューズを2ブランド展開していました。
1つは、スタンダード品のケアセーフティーシリーズ。
もう1つは、カラダに電気をためないメディカルエレパスシリーズです。

スニーカー的な形状が多い中、めずらしいデザインですね。
重量
重量は、25.5cmで229gでした。
軽くもなく重くもないくらい。
ちなみに靴は、重量ではなくフィッティング性が1番大事です。

サイズ感
ミドリ安全は、サイズ感が大きめです。
メディカルエレパスCSS-11Siも同じでした。
普段履きスニーカーとの比較 : 1.0cm小さめ推奨
他ナースシューズとの比較 : 同じサイズ推奨
普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダス、プーマなどスポーツメーカーの靴です。
サイズ選びの参考に、筆者の所持している靴のサイズをご案内。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
ナースシューズ
- アシックス ⇒ 27.5cm
- ミドリ安全⇒ 26.5cm
※ナースシューズは、超薄手ソックスで着用。
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください。
メディカルエレパスCSS-11Siを詳しくレビュー
ここからは、メディカルエレパスCSS-11Siについてレビューします。
メディカルエレパスCSS-11Siのメリットとデメリットは下記。
- サイズ調整のしやすいベルト
- つま先しっかり保護
- インソール入り
- 疲れにくいエアー入り
- 通気性の高い構造
- 足音の出にくい靴底
すこしだけ前のめりになる
メリットとデメリットをパーツ別に解説します。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが「靴のどこに当たるのか?」を図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
メディカルエレパスCSS-11Siのアッパーは、1本ベルトでサイズ調整がしやすいのが特徴。
ベルト部分で調整可能
1本のベルトで甲のサイズ調整が可能です。
ベルトの止まっている部分はゴム素材を使用していました。
これにより着脱しやすくなります。
つま先が安全
つま先に余計なメッシュ素材がありません。
そのため、注射針の落下や血液の付着から足を守ります。
アッパーまとめ
- メリット①:サイズ調整のしやすいベルト
- メリット②:つま先しっかり保護
クッション(履き心地)
続いて、クッションについて解説します。
クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地に関係します。
メディカルエレパスCSS-11Siは、クッションにエアーが入って疲れにくい。
デメリットとして、すこし「前のめり」になしました。
歩き続けるなら、良いのですが、立ち仕事では何とも言えません。
インソール入り
インソールが入っていました。
インソールは消臭抗菌で、臭いの原因となる菌の増殖を抑制します。
クッションまとめ
- メリット③:インソール入り
- メリット④:疲れにくいエアー入り
- デメリット①:すこしだけ前のめりになる
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について解説します。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさや足音の大きさに関係します。
メディカルエレパスCSS-11Siの靴底は、滑りにくくて足音の出にくい素材でした。
また、通気性にも優れていることもメリットでしょう。
通気性
靴底に通気口がたくさんありました。
つま先部分と中心あたりです。
靴底に通気口があることで、靴の中の温度を下げることができました。
靴底まとめ
- メリット⑤:通気性の高い構造
- メリット⑥:足音の出にくい靴底
メディカルエレパスCSS-11Siのレビューまとめ
当記事では、メディカルエレパスCSS-11Siについて解説しました。
メディカルエレパスCSS-11Siは、ミドリ安全が開発したナースシューズです。
ミドリ安全は、ナースシューズを多数ラインナップしていました。

患者さんと接する際に、バチッと静電気が発生しにくくなるでしょう。
また夜勤でも足音がしにくいのも良いところ。
気になった方は試して見てください。

メディカルエレパスCSS-11Siのメリットは、6つありました。
- サイズ調整のしやすいベルト
- つま先しっかり保護
- インソール入り
- 疲れにくいエアー入り
- 通気性の高い構造
- 足音の出にくい靴底
デメリットは1つです。
すこしだけ前のめりになる
最後までお読みいただきありがとうございました。
下記の関連記事もよろしくお願いいたします。
「もっとナースシューズについて知りたい」

下記にて、市場にある定番品30種類すべて履いてレビューしています。

「ミドリ安全の他のナースシューズも知りたい」
そんな方に向けてミドリ安全のナースシューズを徹底解説しました。

ぜひ、参考にしてみてください。