どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、看護師さんの靴の臭い対策について解説。
「ナースシューズの臭いが気になる」
「患者さんの近くで靴を脱ぐことがある」
「仕事終わり下駄箱で同僚に遭遇したくない」
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看護師さんの靴の臭い対策はコレだけ?靴の選び方と履き方とは?
看護師さんの靴の臭い対策は、実は靴だけでも対応可能です。
靴選びと靴の履き方を変えるだけで、劇的に変わるでしょう。
そもそもナースシューズは臭って当たり前。
その理由は、下記になります。
ナースシューズが臭う理由
- 毎日同じ靴を履く
- よく動く
- 緊張している
- つま先に通気性がない
それぞれ簡単に見ていきましょう。
毎日同じ靴を履く
まず、看護師さんに割り当てられるナースシューズは基本、1足だと思います。
そもそも、そこが誤り。
連日同じ靴を履くと、靴の中の湿気が無くなりません。
湿気や汗を乾燥させないと菌が発生して臭います。
靴の中を乾燥させないと、どんな臭い対策も効かないでしょう。
よく動く
看護師さんはよく動きます。
その結果、靴の中で汗をかき、裏布に吸収。
その汗を乾燥させないと菌が繁殖し臭いの原因になります。
緊張している
看護師さんの仕事は、患者さんの命に関係します。
その辺の私のようなヘラヘラしたサラリーマンには、ない緊張感があるでしょう。
運動した時とは、また違う汗がでてしまうので、臭いやすいのです。
つま先に通気性がない
ナースシューズは、つま先に通気口がありません。
靴の中を通気するのに1番、通気口が効果的な場所は、つま先です。
ナースシューズは、そのつま先が注射針の落下や血液の付着など安全面の観点から、通気口がありません。
よって蒸れやすく臭いやすいのです。
以降、看護師さんの靴が臭いにくくなる対策をご案内。
下記になります。
看護師さんの靴が臭いにくくなる対策
- 3足を使い回す
- フィッティング性の高い製品を選ぶ
- 消臭効果のあるナースシューズを選ぶ
- 消臭スプレーは乾燥したナースシューズにする
詳しく見ていきましょう。
3足を使い回す
本当の靴の使い方は、1勤2休と言われます。
靴を1日使ったら、2日間履かないことで、その2日間の間に、靴の中が乾燥することが理由。
靴の中をしっかり乾燥させることで、雑菌の繁殖を抑えることが可能です。
これが1番、臭い対策で有効な方法。
ちなみに、靴は履かない日を2日間空けることで、クッション性も回復します。
多くの靴のクッション素材は、スポンジのような発泡素材を使用。
毎日履いてしまうと発泡素材は、潰れてしまい本来のクッション性を失ってしまうので、靴にも休みを与えてください。
フィッティング性の高い製品を選ぶ
臭いにくいナースシューズ選びのポイントは、フィッティング性の高い製品を選びましょう。
足にフィットしない靴を履くと、靴の中で踏ん張ります。
踏ん張った結果、靴内部の温度が上昇。
驚くかも知れませんが、ナースシューズのほとんどがフィッティング性が低く感じました。
靴メーカー以外が開発したナースシューズはもちろんのこと、靴メーカーであっても、ひどいフィッティング性のナースシューズは多数あります。
メーカーのネームバリューも重要ですが、それだけに騙されないようにしましょう。
消臭効果のあるナースシューズを選ぶ
ナースシューズを臭わせないポイントで外せないのがコレ。
そもそもナースシューズ自体に、消臭効果がないと臭いは取れません。
消臭効果で大事なのは、抗菌や殺菌です。
メーカーのホームページか、通販サイトの商品スペックで確認できます。
あまり安すぎるナースシューズの抗菌や殺菌は、正直なところ怪しいので注意が必要。
できれば、靴メーカーのナースシューズをおすすめします。
消臭スプレーは乾燥したナースシューズにする
ナースシューズの臭い対策で欠かせないのが、消臭スプレーです。
消臭スプレーは何でも良いのですが、抗菌 or 殺菌作用のある製品にしましょう。
中には、芳香効果しかない消臭スプレーもありました。
消臭スプレーのポイントは、靴の中が乾燥したら行うようにしましょう。
靴の中が乾燥していないと、菌の繁殖を抑えることが十分にできません。
それどころか、逆効果になるとも言われています。
看護師さんの靴の臭い対策におすすめなナースシューズを紹介!
ここからは、看護師さんにおすすめする臭い対策の成されたナースシューズを紹介!
30種類のナースシューズを履いた筆者が厳選しました。
下記になります。
おすすめナースシューズ
- ナースウォーカー®︎203
- ナースウォーカー®︎509
それぞれ簡単に見ていきましょう。
ナースウォーカー®︎203
ナースウォーカー®︎203は、アシックスが開発したナースシューズです。
アシックスは、日本を代表するスポーツメーカー。
創業は、靴であり、靴がメインのメーカーさんです。
- 裏布が少ない
- フィッティング性が高い
- MOFFという消臭効果のある素材あり
ナースウォーカー®︎203は、アシックスのナースシューズ最新作。
軽くて疲れにくい製品でもあります。
1番は、フィッティング性が高いのがおすすめポイント。
フィッティング性が高いから裏布が少ない
靴のフィッティング性の良し悪しは、靴の形状(ラスト)が決め手です。
アシックスは、日本を代表する靴メーカーだけに、ラストに自信があるのでしょう。
裏布が、かなり少ないのです。
たとえば、カカト周り。
カカト周りは、フィッティング性に大きく関係します。
このカカト周りをここまで、裏布を少なくできるのは、ラストに余程自信がないとできないこと。
注意すべきポイントは、「裏布が少ない靴が必ずしもよい製品だと言う訳ではない」と言うこと。
アシックスのように、「靴のラストがよい」という大前提がないと逆に靴ズレしやすい靴になってしまいます。
裏布が少ないことで、靴内部が乾燥しやすいため、臭いにくさも優れていました。
MOFF
つま先の部分が、少しだけ蚊に刺された感じに膨れているのわかりますか?
これがMOFFという素材です。
消臭効果がありました。
つま先にMOFFを設置する理由は、つま先が1番乾燥しにくく、臭いやすいから。
ナースウォーカー®︎203はぜひ試してみてほしいナースシューズです。
ナースウォーカー®︎509
ナースウォーカー®︎509もおすすめなナースシューズです。
レディス限定の製品だけに、女性に求められる機能がたくさんありました。
今回は、臭い限定のご提案のため、詳しくは後述するレビュー記事をご確認ください。
- 裏布が少ない
- フィッティング性が高い
- 効果的な通気口がある
ナースウォーカー®︎509は、通気性に優れるナースシューズです。
靴底やつま先から通気することで、靴内部の温度を低下させて、蒸れにくさがアップ。
靴底から通気
画像のように、靴底に穴が空いています。
この穴から靴内部へと通気。
夏場のビジネスシューズで多く見られる機能ですね。
つま先からも通気
少しですが、つま先にも通気口がありました。
ナースシューズは、注射針の落下や血液の付着などのリスクから大きな通気口が設けられません。
しかし、歩行のメカニズム上では、靴内部を通気させるのに有効なのは、つま先に通気口を設ける必要があります。
実際に看護師さんに履いてもらいましたが、高い通気性を感じたという意見がありました。
臭いにくくするには、通気性も重要なポイントです。
フィッティング性が高くて、通気性があるナースシューズとは最強ですね。
看護師さんの靴の臭い対策についてまとめ
当記事では、看護師さん向けにナースシューズの臭い対策について解説しました。
ナースシューズを変える必要もありますが、まずは履き方や臭い対策も実践してみてください。
大幅に改善されると思います。
もし、「ナースシューズ3足も持ちたくない・・・」という方は、ナースウォーカー®︎203の2足使いがおすすめ!
MOFFの効果は予想以上でしたので、ぜひ試して見てください。
とにかく、連日1足のナースシューズを履かないことで劇的に改善されるでしょう。
看護師さんの靴の臭い対策は、下記。
看護師さんの靴が臭いにくくなる対策
- 3足を使い回す
- フィッティング性の高い製品を選ぶ
- 消臭効果のあるナースシューズを選ぶ
- 消臭スプレーは乾燥したナースシューズにする
臭いにくいナースシューズは下記の2足です。
おすすめナースシューズ
- ナースウォーカー®︎203
- ナースウォーカー®︎509
それぞれの臭いにくいポイントは、下記でした。
↓ナースウォーカー®︎203の臭いにくい理由
- 裏布が少ない
- フィッティング性が高い
- MOFFという消臭効果のある素材あり
↓ナースウォーカー®︎509の臭いにくい理由
- 裏布が少ない
- フィッティング性が高い
- 効果的な通気口がある
最後までお読みいただきありがとうございました。
下記の関連記事もよろしくお願いします。
「もっとナースシューズについて知りたい」
下記にて、市場にある定番品20種類すべて履いてレビューしています。
ぜひ、参考にしてみてください。