どーも、靴の仕事歴12年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ミドリ安全のナースシューズのメディカルエレパスCSS-306Nをレビュー。
結論から申し上げますと、疲れにくい静電ナースシューズです。

「疲れにくいナースシューズがほしい」
「冬場、患者さんと接するので、静電気が気になる」
「マジックテープの静電ナースシューズを探している」

実際に履いてみて、「厚底で疲れにくい、滑りにくい、マジックテープでフィッティングできる」という感想を持ちました。
静電気でお困りの看護師さんにおすすめ!
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メディカルエレパスCSS-306Nとは?サイズ感と重量をご案内
メディカルエレパスCSS-306Nは、ミドリ安全が開発したナースシューズです。
ミドリ安全は、働く環境には欠かせないメーカー。
手袋や災害対策グッズなど、病院内で使用するモノにも大きく関わっています。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥8,800〜(通販による) |
サイズ | 21.5~30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:小さめ推奨 ナースシューズ比較:小さめ推奨 ウィズ:3E(幅は広め) ※人差し指の一番長い方向け |
カラー展開 | ホワイト |
動きやすさ | ★★★☆☆(星3つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★☆☆(星3つ) |
おすすめの使用環境 | 大学病院◎ 個人病院◎ 看護専門学校◎ 看護大学◎ |
そんなミドリ安全ですが、ナースシューズは2ブランド展開しています。
カラダに溜まった電気を外部へ逃がす、静電タイプのメディカルエレパスシリーズ。
疲れにくいノーマルナースシューズのケアセーフティシリーズです。

メディカルエレパスCSS-306Nは、メディカルエレパスの中ではクッション性が高く、マジックテープでフィッティングしやすいのが特長。
総合病院や大学病院でも使用できるスニーカータイプです。
重量
重量は、27.0cmで284gでした。
ナースシューズの中では、重い部類です。
しかし、市場にあるナースシューズが軽すぎるというのが正直なところ。

靴で1番重要なのは、重量ではなく、フィッティング性です。
足にフィットして動きやすいナースシューズを選びましょう。
サイズ感
ミドリ安全の靴のサイズですが、大きめです。
普段お履きのスニーカーより小さめを選ぶ必要があるでしょう。
普段履きスニーカーとの比較 : 1.0cm大きめ推奨
他のナースシューズとの比較 : 0.5cm大きめ推奨
ミドリ安全のナースシューズ比較 : 同じサイズ推奨
たまにミドリ安全の製品でも小さめのもありますので、ミドリ安全との比較も記載しました。
サイズ選びの参考までに、筆者が所持している靴のサイズを下記に記します。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
ナースシューズ
- アシックス ⇒ 27.5cm
- ミドリ安全⇒ 26.5cm
※ナースシューズは、超薄手ソックスで着用
※足は狭めです。
メディカルエレパスCSS-306Nは、26.5cmでした。
ぜひ、参考にしてみてください。
メディカルエレパスCSS-306Nをくわしくレビューします。
ここからは、メディカルエレパスCSS-306Nについて詳しくレビューします。
メディカルエレパスCSS-306Nを履いて感じたメリットとデメリットは下記のとおり。
- 通気性がある
- マジックテープでフィッティング
- カカト素材でしっかりホールド
- クッション性が高い
- 滑りにくい靴底
動きやすさが少し低い
メディカルエレパスCSS-306Nのメリットとデメリットをパーツ別に詳しく解説しました。
靴は、大きく分けて3つのパーツに分けることができます。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが靴のどこに当たるのかを図解しました。
上から順番にアッパーからみていきましょう。
アッパー(通気性)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
メディカルエレパスCSS-306Nは、通気性に優れるアッパーでした。
フィッティングに関しては、マジックテープで行いやすい印象です。
メッシュ素材で通気性アップ
メディカルエレパスCSS-306Nは、メッシュ素材があって通気性が抜群。
つま先部には、メッシュ素材がないので、注射針の落下や血液の付着に対応していました。
マジックテープ仕様
メディカルエレパスCSS-306Nは、マジックテープでフィッティングがしやすい。
しかも画像のとおり、オールマジックテープになっていました。
かなり細かくサイズを調整できますね。
カカト素材でしっかりフィット
カカトの素材でしっかり足をホールドします。
その結果、フィッティング性がアップ。
前述のとおり、靴にとって1番重要なのは、フィッティング性です。

アッパーまとめ
- メリット①:通気性がある
- メリット②:マジックテープでフィッティング
クッション(履き心地)
続いて、クッションについてみていきます。
クッションとは、足の裏から体重を支えるパーツ。
履き心地や疲れにくさに大きく関係します。
メディカルエレパスCSS-306Nのクッションは、厚みのある厚底です。
厚底は、疲労軽減に優れますが、動きやすさは少し苦手。
ですので、動きの多い看護師さんは、その辺りも考慮して選ぶ必要があります。
2つの機能があるクッション
メディカルエレパスCSS-306Nは、2種類のクッションを使用しています。
カカトをホールドした白いクッション部分。
疲れにくさを優先したグレー色のクッションです。

クッションまとめ
- メリット③:カカト素材でしっかりホールド
- メリット④:クッション性が高い
- デメリット①:動きやすさが少し低い
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさや足音の大きさに関係します。
メディカルエレパスCSS-306Nの靴底は、滑りにくい靴底でした。
また通気性をアップする機能もあるが嬉しいですね。
靴底から通気する
つま先と真ん中部分に、通気口がありました。
この通気口により、靴内部へ空気を送ります。
空気を靴内部に送ることで蒸れを防止する効果がありました。
靴底まとめ
- メリット⑤:滑りにくい靴底
メディカルエレパスCSS-306Nのレビューまとめ
当記事では、メディカルエレパスCSS-306Nについて解説しました。
メディカルエレパスCSS-306Nは、ミドリ安全が開発したナースシューズ。
患者さんと接するときに、バチっとスパークすることを防ぐ静電タイプです。

ミドリ安全は、静電のナースシューズを多数ラインナップしていました。
メディカルエレパスCSS-306Nは、そのラインナップの中でもスニーカータイプでマジックテープ仕様です。
疲れにくく、フィッティング性を高める機能がありました。

それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
メディカルエレパスCSS-306Nのメリットは、5つありました。
- 通気性がある
- マジックテープでフィッティング
- カカト素材でしっかりホールド
- クッション性が高い
- 滑りにくい靴底
デメリットは、1つです。
動きやすさが少し低い
最後までお読みいただきありがとうございました。
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