どーも、靴の仕事歴10年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ミドリ安全のナースシューズのメディカルエレパスCSS-300Nをレビュー。

「冬場どうしても静電気がたまる」
「精密機器があるので、静電気が気になる」
「患者さんとバチッとスパークしたくない」

実際に履いてみて「厚底で疲れにくい、静電タイプでスパークしにくい、通気性がある」という感想を持ちました。
静電タイプのナースシューズで疲れにくい製品をお探しの方におすすめします。
タップできる目次
メディカルエレパスCSS-300Nとは?サイズ感と重量を紹介
メディカルエレパスCSS-300Nとは、ミドリ安全が開発したナースシューズです。
ミドリ安全は、働く場所には欠かせないメーカーさん。
病院や介護施設向けにもたくさんの商品をラインナップしています。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥8,800〜(通販による) |
サイズ | 21.5~30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:小さめ推奨 ナースシューズ比較:小さめ推奨 ウィズ:3E(幅は広め) ※人差し指の一番長い方向け |
カラー展開 | ホワイト・ピンク・ネイビー |
動きやすさ | ★★★☆☆(星3つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★☆☆(星3つ) |
おすすめの使用環境 | 大学病院◎ 個人病院◎ 看護専門学校◎ 看護大学◎ |
メディカルエレパスCSS-300Nは、静電タイプのナースシューズ
ミドリ安全は、静電のナースシューズをメディカルエレパスとして取り揃えています。
メディカルエレパスCSS-300Nは、その中でもスリッポン形状の製品。

重量
メディカルエレパスCSS-300Nの重量は、26.5cmで284gでした。
ナースシューズの中では重量感を感じる部類かもしれません。
しかし、重い訳ではなく、履き心地には影響しないでしょう。

1番重要なのは、フィッティング性になります。
そのあたりは、後ほど解説。
サイズ感
普段履きのスニーカーと比較すると、1.0cmほど大きいです。
ナイキやアシックスでは、27.5cmだったのですが、メディカルエレパスCSS-300Nは26.5cmでした。
ミドリ安全は多少サイズ感が大きいイメージですね。
普段履きスニーカーとの比較 : 1.0cm大きめ推奨
他のナースシューズとの比較 : 0.5cm大きめ推奨
ミドリ安全のナースシューズ比較 : 同じサイズ推奨
サイズ選びのご参考に筆者の所持している靴のサイズをご案内します。
普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
ナースシューズ
- アシックス ⇒ 27.5cm
- ミドリ安全⇒ 26.5cm
※ナースシューズは、超薄手ソックスで着用
※足は狭めです。
メディカルエレパスCSS-300Nを詳しくレビュー
ここからは、メディカルエレパスCSS-300Nを詳しくレビューします。
メディカルエレパスCSS-300Nを履いて感じたメリットとデメリットは下記。
- 脱ぎ履きしやすい
- 蒸れにくいメッシュ素材
- カカトでしっかりホールド
- 厚底で疲れにくい
- 蒸れにくい靴底
- 細かい動きが苦手
- フィッティング性が低い
上記のメリットとデメリットをパーツ別に解説しました。
靴は大きく分けて3つのパーツに分ける事ができます。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが靴のどこに当たるのかを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性)
アッパーは、足を包みこむパーツです。
通気性やフィッティング性、安全性が求められるパーツ。
メディカルエレパスCSS-300Nは、通気性に優れるアッパーでした。
また靴ヒモやマジックテープがないので、脱ぎ履きしやすい特徴があります。
メッシュ素材
アッパーには大きめのメッシュがありました。
これにより、通気性がアップします。
安全なつま先素材
ナースシューズの中には、通気性を求めるあまり、つま先にもメッシュ素材がある製品もチラホラ。
メディカルエレパスCSS-300Nは、つま先側に通気性がないナースシューズです。
血液の付着や注射針の落下から足を守られていますね。
アッパーまとめ
- メリット①:脱ぎ履きしやすい
- メリット②:蒸れにくいメッシュ素材
- デメリット①:フィッティング性が低い
アッパーのデメリットとして、スリッポン形状で少しフィッティング性が低いと感じました。
クッション(履き心地)
続いて、クッションについて解説します。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地、クッション性に関係します。
メディカルエレパスCSS-300Nのクッションの厚みがありました。
厚底ですね。
厚底の靴は、疲れにくいものの動きにくさには劣ります。
履き心地がよい
ただ厚底な訳ではありません。
画像のグレーの部分は、他の白い部分と素材の種類は同じですが、配合がすこし異なります。
クッションに2種類の配合の素材を使用することで、衝撃を吸収してくれるので、疲れにくい。
インソール入り
メディカルエレパスCSS-300Nは、インソールが入っていました。
厚底な上にインソールが入っているので、かなり疲れにくいでしょう。
クッションまとめ
- メリット③:カカトでしっかりホールド
- メリット④:厚底で疲れにくい
- デメリット②:フィッティング性が低い
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさや足音の大きさに関係します。
メディカルエレパスCSS-300Nは、滑りにくい靴底。
さらに、驚いたのは通気口があり蒸れにくさも感じる事ができました。
通気口がある
つま先と中心部に靴の中に空気を送り込む、通気口がありました。
これにより、靴内の温度を低下させ蒸れにくくします。
靴底まとめ
- メリット⑤:蒸れにくい靴底
メディカルエレパスCSS-300Nのレビューまとめ
当記事では、メディカルエレパスCSS-300Nについて解説しました。
メディカルエレパスCSS-300Nは、ミドリ安全が開発したナースシューズです。

その中でも、メディカルエレパスCSS-300Nは、カラダに溜まった電気を逃しやすい製品です。
患者さんと接する際に、静電気がバチっとなりにくいのが特徴。

ぜひ、ご自身の病院や介護施設の環境と合わせて選んで見てください。
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
メディカルエレパスCSS-300Nのメリットは、5つありました。
- 脱ぎ履きしやすい
- 蒸れにくいメッシュ素材
- カカトでしっかりホールド
- 厚底で疲れにくい
- 蒸れにくい靴底
デメリットは、2つです。
- 細かい動きが苦手
- フィッティング性が低い
最後までお読みいただきありがとうございました。
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