【メディカルエレパスCSS-300Nをレビュー】静電で脱ぎ履きしやすいナースシューズ

どーも、靴の仕事歴10年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。

今回は、ミドリ安全のナースシューズメディカルエレパスCSS-300Nをレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますと、静電タイプのナースシューズです。

「冬場どうしても静電気がたまる」

「精密機器があるので、静電気が気になる」

「患者さんとバチッとスパークしたくない」

リョクシン
そんな方におすすめするナースシューズです。

実際に履いてみて「厚底で疲れにくい、静電タイプでスパークしにくい、通気性がある」という感想を持ちました。

静電タイプのナースシューズで疲れにくい製品をお探しの方におすすめします。

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴11年の松下智博です。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

メディカルエレパスCSS-300Nとは?サイズ感と重量を紹介

メディカルエレパスCSS-300Nとは、ミドリ安全が開発したナースシューズです。

ミドリ安全は、働く場所には欠かせないメーカーさん。

病院や介護施設向けにもたくさんの商品をラインナップしています。

評価項目詳細
価格¥8,800〜(通販による)
サイズ21.5~30.0cm
サイズ感普段履き比較:小さめ推奨
ナースシューズ比較:小さめ推奨
ウィズ:3E(幅は広め)
※人差し指の一番長い方向け
カラー展開ホワイト・ピンク・ネイビー
動きやすさ★★★☆☆(星3つ)
クッション性★★★★☆(星4つ)
耐久性★★★☆☆(星3つ)
おすすめの使用環境大学病院◎
個人病院◎
看護専門学校◎
看護大学◎

メディカルエレパスCSS-300Nは、静電タイプのナースシューズ

ミドリ安全は、静電のナースシューズをメディカルエレパスとして取り揃えています。

メディカルエレパスCSS-300Nは、その中でもスリッポン形状の製品。

リョクシン
靴ヒモやマジックテープがないので、脱ぎ履きがしやすい製品です。

重量

メディカルエレパスCSS-300Nの重量は、26.5cmで284gでした。

ナースシューズの中では重量感を感じる部類かもしれません。

しかし、重い訳ではなく、履き心地には影響しないでしょう。

リョクシン
靴の履き心地の良し悪しは、重量ではわかりません。

1番重要なのは、フィッティング性になります。

そのあたりは、後ほど解説。

サイズ感

普段履きのスニーカーと比較すると、1.0cmほど大きいです。

ナイキやアシックスでは、27.5cmだったのですが、メディカルエレパスCSS-300Nは26.5cmでした。

ミドリ安全は多少サイズ感が大きいイメージですね。

サイズ感

普段履きスニーカーとの比較 : 1.0cm大きめ推奨

他のナースシューズとの比較 : 0.5cm大きめ推奨

ミドリ安全のナースシューズ比較 : 同じサイズ推奨

サイズ選びのご参考に筆者の所持している靴のサイズをご案内します。

筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

  • アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
  • ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
  • ニューバランス ⇒ 27.5cm

革靴

  • リーガル ⇒ 26.5cm
  • テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

ナースシューズ

  • アシックス ⇒ 27.5cm
  • ミドリ安全⇒ 26.5cm

※ナースシューズは、超薄手ソックスで着用

※足は狭めです。

↑目次へ戻る↑

メディカルエレパスCSS-300Nを詳しくレビュー

ここからは、メディカルエレパスCSS-300Nを詳しくレビューします。

メディカルエレパスCSS-300Nを履いて感じたメリットデメリットは下記。

メリット
  1. 脱ぎ履きしやすい
  2. 蒸れにくいメッシュ素材
  3. カカトでしっかりホールド
  4. 厚底で疲れにくい
  5. 蒸れにくい靴底
デメリット
  1. 細かい動きが苦手
  2. フィッティング性が低い

上記のメリットとデメリットをパーツ別に解説しました。

靴は大きく分けて3つのパーツに分ける事ができます。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

この3つのパーツが靴のどこに当たるのかを図解しました。

 

靴のパーツの名称を解説

上から順番にアッパーから見ていきましょう。

アッパー(通気性)

靴のパーツのアッパーの場所について解説

アッパーは、足を包みこむパーツです。

通気性フィッティング性安全性が求められるパーツ。

メディカルエレパスCSS-300Nは、通気性に優れるアッパーでした。

また靴ヒモやマジックテープがないので、脱ぎ履きしやすい特徴があります。

メッシュ素材

アッパーには大きめのメッシュがありました。

これにより、通気性がアップします。

安全なつま先素材

ナースシューズの中には、通気性を求めるあまり、つま先にもメッシュ素材がある製品もチラホラ。

メディカルエレパスCSS-300Nは、つま先側に通気性がないナースシューズです。

血液の付着や注射針の落下から足を守られていますね。

アッパーまとめ

  • メリット①:脱ぎ履きしやすい
  • メリット②:蒸れにくいメッシュ素材
  • デメリット①:フィッティング性が低い

アッパーのデメリットとして、スリッポン形状で少しフィッティング性が低いと感じました。

↑目次へ戻る↑

クッション(履き心地)

靴のパーツのクッションの場所について解説

続いて、クッションについて解説します。

クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。

疲れにくさ履き心地クッション性に関係します。

メディカルエレパスCSS-300Nのクッションの厚みがありました。

厚底ですね。

厚底の靴は、疲れにくいものの動きにくさには劣ります。

履き心地がよい

ただ厚底な訳ではありません。

画像のグレーの部分は、他の白い部分と素材の種類は同じですが、配合がすこし異なります。

クッションに2種類の配合の素材を使用することで、衝撃を吸収してくれるので、疲れにくい。

インソール入り

メディカルエレパスCSS-300Nは、インソールが入っていました。

厚底な上にインソールが入っているので、かなり疲れにくいでしょう。

クッションまとめ

  • メリット③:カカトでしっかりホールド
  • メリット④:厚底で疲れにくい
  • デメリット②:フィッティング性が低い

 

↑目次へ戻る↑

靴底(すべりにくさ)

靴のパーツの靴底の場所について解説

最後に、靴底について見ていきましょう。

靴底は、地面に接地するパーツ。

滑りにくさ足音の大きさに関係します。

メディカルエレパスCSS-300Nは、滑りにくい靴底。

さらに、驚いたのは通気口があり蒸れにくさも感じる事ができました。

通気口がある

つま先と中心部に靴の中に空気を送り込む、通気口がありました。

これにより、靴内の温度を低下させ蒸れにくくします。

靴底まとめ

  • メリット⑤:蒸れにくい靴底

 

↑目次へ戻る↑

メディカルエレパスCSS-300Nのレビューまとめ

当記事では、メディカルエレパスCSS-300Nについて解説しました。

メディカルエレパスCSS-300Nは、ミドリ安全が開発したナースシューズです。

リョクシン
ミドリ安全は、ナースシューズを多数ラインナップ。

その中でも、メディカルエレパスCSS-300Nは、カラダに溜まった電気を逃しやすい製品です。

患者さんと接する際に、静電気がバチっとなりにくいのが特徴。

リョクシン
またスリッポン形状なので、脱ぎ履きがしやすいメリットもありました。

ぜひ、ご自身の病院や介護施設の環境と合わせて選んで見てください。

それでは、下記より簡単に記事をまとめます。

メディカルエレパスCSS-300Nのメリットは、5つありました。

メリット
  1. 脱ぎ履きしやすい
  2. 蒸れにくいメッシュ素材
  3. カカトでしっかりホールド
  4. 厚底で疲れにくい
  5. 蒸れにくい靴底

デメリットは、2つです。

デメリット
  1. 細かい動きが苦手
  2. フィッティング性が低い

最後までお読みいただきありがとうございました。

下記の関連記事もよろしくお願いします。

「もっとナースシューズについて知りたい」

リョクシン
そんな方に向けて、ナースシューズを徹底解説しました。

下記にて、市場にある定番品30種類すべて履いてレビューしています。

もっと詳しく解説
【ナースシューズのおすすめ人気ランキング】疲れないし蒸れない!【ナースシューズを30種類履いた筆者が解説】おすすめ製品はコレだ!!

「ミドリ安全の他のナースシューズも知りたい」

そんな方に向けてミドリ安全のナースシューズを徹底解説しました。

もっと詳しく解説
【ミドリ安全のナースシューズをすべて解説】コアな現場にも対応したラインナップ

ぜひ、参考にしてみてください。

コメントを残す