どーも、靴の仕事歴12年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ミドリ安全のナースシューズのメディカルエレパスCSS-13Siをレビュー。

「血液の付着する可能性がある」
「車イスを押すことが良くある」
「注射針の落下から足を守りたい」

確かにメッシュ素材のようなモノがありませんね。
タップできる目次
メディカルエレパスCSS-13Siとは?サイズ感と重量をご案内
メディカルエレパスCSS-13Siとは、ミドリ安全の開発したナースシューズです。
ミドリ安全は、働く環境には欠かせないメーカー。
医療現場でもナースシューズのみならず、多数の商品をラインナップしています。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥4,290〜(通販による) |
サイズ | 21.5~25.5cm |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 ナースシューズ比較:0.5cm小さめ推奨 ウィズ:3E(幅は広め) |
カラー展開 | 2色(ホワイト・ピンク) |
動きやすさ | ★★★☆☆(星3つ) |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 大学病院◎ 個人病院◎ 看護専門学校◎ 看護大学◎ |
メディカルエレパスCSS-13Siは、そんなミドリ安全が開発したナースシューズです。
ミドリ安全のラインナップの中でも、通気口が少ない製品。
前述のとおり、血液の付着や注射針の落下から足を守ります。
重量
メディカルエレパスCSS-13Siの25.0cmで225gでした。
かなり軽いですね。
ただし、軽ければ良い靴という訳ではありません。

いくら軽くても足にフィットしなければ、疲れたりストレスを感じます。
ですのでフィッティング性が1番大事。
サイズ感
ミドリ安全の製品は、普段履きスニーカーと比較すると、すこし大きいです。
ナイキやアシックス、アディダスなどのスポーツメーカー品と比較して0.5cm小さめがベストでしょう。
メディカルエレパスCSS-13Siを詳しくレビュー
ここからはメディカルエレパスCSS-13Siをレビューします。
私が思う、メディカルエレパスCSS-13Siのメリットとデメリットは下記。
- 軽い
- 通気口が少なく安全性が高い
- 静電タイプ
- クッションにエアー入り
- 足音を抑えた靴底
- 通気口のある靴底
- 通気口が少ない
- 重心が前のめりになる
これらメリットとデメリットをパーツ別に解説します。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが「靴のどこに当たるのか?」を図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきます。
アッパー(通気性)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に大きく関係します。
メディカルエレパスCSS-13Siのアッパーは、安全性に優れていました。
メッシュが少ない
メディカルエレパスCSS-13Siは、メッシュがないのが特徴。

メッシュ素材は、通気性が高いです。
しかし、汚れやすく、車イスなどの衝突にも弱いデメリットがありました。

靴ヒモ
フィッティングは靴ヒモです。
靴のサイズ調整の部材は、靴ヒモ以外にもたくさんあります。

しかし、靴ヒモが1番サイズ調整ができて、フィットしやすいですね。
その代わりに、脱ぎ履きがしにくいのがデメリットでしょう。
アッパーまとめ
- メリット①:軽い
- メリット②:通気口が少なく安全性が高い
- メリット③:通気口が少ない
- デメリット①:通気口が少ない
クッション(履き心地)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地に大きく関係します。
メディカルエレパスCSS-13Siのクッションは、エアー入りでした。
スポーツメーカーのナイキが開発したエアーマックス90のようですね。
エアー入り
エアー入りのメリットは、履き心地がよくなること。
エアーは、クッション素材と違って、潰れにくい素材です。
通常のクッション素材は、EVAという発泡素材のため、スポンジ状で潰れやすいデメリットがあります。

つまり新品のような履き心地が、長続きするということですね。
静電インソール
静電インソールが入っていました。
というよりメディカルエレパスCSS-13Si自体が静電タイプのナースシューズ。
患者さんに接するときに、「バチッ」とスパークする可能性を低下させます。
クッションまとめ
- メリット③:静電タイプ
- メリット④:クッションにエアー入り
- デメリット②:重心が前のめりになる
エアーが入っているせいか、重心が前にいく感覚を覚えるという意見がありました。
そこはデメリットかなと。
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について解説します。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさや足音の大きさに関係します。
メディカルエレパスCSS-13Siは、足音を抑えた形状の靴底でした。
丸みを帯びた靴底
靴底の角が丸みを帯びています。
これにより、着地した時の衝撃を抑えて、足音を抑えてくれました。
通気口がある
靴底に通気口があります。
この通気口は靴に中まで貫通しているので、蒸れにくい。
ただし、前述のとおりアッパーには通気口が少ないです。

靴底まとめ
- メリット⑤:足音を抑えた靴底
- メリット⑥:通気口のある靴底
メディカルエレパスCSS-13Siのレビューまとめ
当記事では、メディカルエレパスCSS-13Siについて解説しました。
メディカルエレパスCSS-13Siは、ミドリ安全が開発したナースシューズです。
ミドリ安全は、医療現場に向けて多数の商品をラインナップ。

安全性に特化したコアな製品でした。
ナースシューズが汚れてしまったり、安全性が求められる現場におすすめ!

メディカルエレパスCSS-13Siのメリットは、下記の6つ。
- 軽い
- 通気口が少なく安全性が高い
- 静電タイプ
- クッションにエアー入り
- 足音を抑えた靴底
- 通気口のある靴底
デメリットは、2つありました。
- 通気口が少ない
- 重心が前のめりになる
最後までお読みいただきありがとうございました。
下記の関連記事もよろしければ、ご確認をお願いします。
「もっとナースシューズについて知りたい」
そんな方に向けてナースシューズを徹底解説しました。

「ミドリ安全の他のナースシューズも知りたい」
そんな方に向けてミドリ安全のナースシューズを徹底解説しました。
