【メディカルエレパスCSS-13Siをレビュー】あえて通気口の少ないナースシューズ

どーも、靴の仕事歴12年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。

今回は、ミドリ安全のナースシューズメディカルエレパスCSS-13Siをレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますと、あえて通気口を減らしたナースシューズです。

「血液の付着する可能性がある」

「車イスを押すことが良くある」

「注射針の落下から足を守りたい」

リョクシン
そんな方におすすめなナースシューズです。

確かにメッシュ素材のようなモノがありませんね。

 

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴11年の松下智博です。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

メディカルエレパスCSS-13Siとは?サイズ感と重量をご案内

メディカルエレパスCSS-13Siとは、ミドリ安全の開発したナースシューズです。

ミドリ安全は、働く環境には欠かせないメーカー。

医療現場でもナースシューズのみならず、多数の商品をラインナップしています。

評価項目詳細
価格¥4,290〜(通販による)
サイズ21.5~25.5cm
サイズ感普段履き比較:0.5cm小さめ推奨
ナースシューズ比較:0.5cm小さめ推奨
ウィズ:3E(幅は広め)
カラー展開2色(ホワイト・ピンク)
動きやすさ★★★☆☆(星3つ)
クッション性★★★☆☆(星3つ)
耐久性★★★★☆(星4つ)
おすすめの使用環境大学病院◎
個人病院◎
看護専門学校◎
看護大学◎

メディカルエレパスCSS-13Siは、そんなミドリ安全が開発したナースシューズです。

ミドリ安全のラインナップの中でも、通気口が少ない製品。

前述のとおり、血液の付着や注射針の落下から足を守ります。

重量

メディカルエレパスCSS-13Siの25.0cmで225gでした。

かなり軽いですね。

ただし、軽ければ良い靴という訳ではありません。

リョクシン
靴で1番大事なのは、フィッティング性。

いくら軽くても足にフィットしなければ、疲れたりストレスを感じます。

ですのでフィッティング性が1番大事。

サイズ感

ミドリ安全の製品は、普段履きスニーカーと比較すると、すこし大きいです。

ナイキやアシックス、アディダスなどのスポーツメーカー品と比較して0.5cm小さめがベストでしょう。

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メディカルエレパスCSS-13Siを詳しくレビュー

ここからはメディカルエレパスCSS-13Siをレビューします。

私が思う、メディカルエレパスCSS-13Siのメリットデメリットは下記。

メリット
  1. 軽い
  2. 通気口が少なく安全性が高い
  3. 静電タイプ
  4. クッションにエアー入り
  5. 足音を抑えた靴底
  6. 通気口のある靴底
デメリット
  1. 通気口が少ない
  2. 重心が前のめりになる

これらメリットとデメリットをパーツ別に解説します。

靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

この3つのパーツが「靴のどこに当たるのか?」を図解しました。

 

靴のパーツの名称を解説

上から順番にアッパーから見ていきます。

 

アッパー(通気性)

靴のパーツのアッパーの場所について解説

アッパーとは、足を包みこむパーツ。

通気性フィッティング性安全性に大きく関係します。

メディカルエレパスCSS-13Siのアッパーは、安全性に優れていました。

メッシュが少ない

メディカルエレパスCSS-13Siは、メッシュがないのが特徴。

リョクシン
ナースシューズのほとんどは、通気性を重視して、通気口がたくさんあります。

メッシュ素材は、通気性が高いです。

しかし、汚れやすく、車イスなどの衝突にも弱いデメリットがありました。

リョクシン
メディカルエレパスCSS-13Siは、万人ウケというよりは、コアなユーザー向けだと感じます。

靴ヒモ

フィッティングは靴ヒモです。

靴のサイズ調整の部材は、靴ヒモ以外にもたくさんあります。

リョクシン
マジックテープやダイヤル式などなど。

しかし、靴ヒモが1番サイズ調整ができて、フィットしやすいですね。

その代わりに、脱ぎ履きがしにくいのがデメリットでしょう。

アッパーまとめ

  • メリット①:軽い
  • メリット②:通気口が少なく安全性が高い
  • メリット③:通気口が少ない
  • デメリット①:通気口が少ない

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クッション(履き心地)

靴のパーツのクッションの場所について解説

続いて、クッションについて見ていきましょう。

クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。

疲れにくさ履き心地に大きく関係します。

メディカルエレパスCSS-13Siのクッションは、エアー入りでした。

スポーツメーカーのナイキが開発したエアーマックス90のようですね。

エアー入り

エアー入りのメリットは、履き心地がよくなること。

エアーは、クッション素材と違って、潰れにくい素材です。

通常のクッション素材は、EVAという発泡素材のため、スポンジ状で潰れやすいデメリットがあります。

リョクシン
エアーは、発泡素材ではないので、なかなか潰れません。

つまり新品のような履き心地が、長続きするということですね。

静電インソール

静電インソールが入っていました。

というよりメディカルエレパスCSS-13Si自体が静電タイプのナースシューズ。

患者さんに接するときに、「バチッ」とスパークする可能性を低下させます。

クッションまとめ

  • メリット③:静電タイプ
  • メリット④:クッションにエアー入り
  • デメリット②:重心が前のめりになる

エアーが入っているせいか、重心が前にいく感覚を覚えるという意見がありました。

そこはデメリットかなと。

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靴底(すべりにくさ)

靴のパーツの靴底の場所について解説

最後に、靴底について解説します。

靴底は、地面に接地するパーツ。

滑りにくさ足音の大きさに関係します。

メディカルエレパスCSS-13Siは、足音を抑えた形状の靴底でした。

丸みを帯びた靴底

靴底の角が丸みを帯びています。

これにより、着地した時の衝撃を抑えて、足音を抑えてくれました。

通気口がある

靴底に通気口があります。

この通気口は靴に中まで貫通しているので、蒸れにくい。

ただし、前述のとおりアッパーには通気口が少ないです。

リョクシン
ものすごい通気性が高い訳ではないことだけ、お伝えします。

靴底まとめ

  • メリット⑤:足音を抑えた靴底
  • メリット⑥:通気口のある靴底

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メディカルエレパスCSS-13Siのレビューまとめ

当記事では、メディカルエレパスCSS-13Siについて解説しました。

メディカルエレパスCSS-13Siは、ミドリ安全が開発したナースシューズです。

ミドリ安全は、医療現場に向けて多数の商品をラインナップ。

リョクシン
メディカルエレパスCSS-13Siは、通気口をあえて抑えたナースシューズ。

安全性に特化したコアな製品でした。

ナースシューズが汚れてしまったり、安全性が求められる現場におすすめ!

リョクシン
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。

メディカルエレパスCSS-13Siのメリットは、下記の6つ

メリット
  1. 軽い
  2. 通気口が少なく安全性が高い
  3. 静電タイプ
  4. クッションにエアー入り
  5. 足音を抑えた靴底
  6. 通気口のある靴底

デメリットは、2つありました。

デメリット
  1. 通気口が少ない
  2. 重心が前のめりになる

最後までお読みいただきありがとうございました。

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