【アイトスの4440をレビュー】ワークウェアの会社が作ったコックシューズ

こんな方に読んでほしい

  • アイトスのコックシューズ4440に知りたい方
  • 滑りにくいコックシューズをお探しの方

リョクシン

どーも、コックシューズ・厨房靴オタクのリョクシンです。
どーも、「野菜は炒めても足は痛めるな」料理人のシンコーです。

シンコーちゃん

リョクシン

今回はアイトスの4440をレビューします。

結論から申し上げますと、普通よりすこし滑りにくいコックシューズ

「完全に立ち仕事の方」

「飲食店でもキッチン担当の方」

「カカト側に重心がきてほしい方」

「滑りにくいコックシューズを探している方」

そんな方におすすめなコックシューズです。

リョクシン

実際に履いてみて「疲れにくい、前のめりにならない、滑りにくい」という感想を持ちました。

正直なところ、「アイトス4440しかできない」という機能がありません。

しかし、滑りにくいので普段お使いの滑りにくい製品が高いのであれば、試してみるのもあります。

 

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴11年の松下智博です。作業靴メーカーでコックシューズを全国の食品工場や外食チェーン店へ営業してきました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線からコックシューズをレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

当ブログはメーカーからの商品提供はなく全て自費でレビューです。本記事には広告はふくまれています。

アイトス4440とは?メリットとデメリットを紹介

評価項目詳細
価格¥6,900~3,800
サイズ22.5~30.0cm
サイズ感通常の通り
カラー展開白・黒
滑りにくさ★★★☆☆(星3つ)
クッション性★★★☆☆(星3つ)
耐久性★★★☆☆(星3つ)
使用環境外食店◎
食品工場◎
給食◯
ラーメン△→湯切りによる

アイトス4440とは、ワークウェアメーカーのアイトスが開発したコックシューズです。

ワークウェアメーカーとはいうものの靴関係も充実したメーカー。

アイトス4440はアイトスのコックシューズの中でもハイスペックな製品です。

リョクシン

滑りにくさや耐久性ですぐれます。

そんなアイトス4440を履いて感じたメリットデメリットは下記になります。

メリット
  1. アッパーの耐久性がすこし良い
  2. カカト側に重心がくる
  3. 滑りにくい
デメリット
  1. 長い間の歩行には向いていない
  2. 履き心地が硬め
うーん。

メリットとデメリットの一覧だけだと、分かりにくいね・・・

シンコーちゃん

リョクシン

そうだよね。

ということで次項から画像を多めに、詳しく解説していきます。

コックシューズ選びの参考にしてみてください。

 

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アイトス4440をレビューします。パーツ別にくわしく解説

それではアイトス4440についてレビューします。

詳しく解説しますので、パーツ別に見ていきましょう。

靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能です。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

この3つのパーツが靴のどこに当たるかを図解しました。

 

靴はアッパーとクッション、靴底の3つのパーツがある

なるほど!

これで靴のパーツについて理解ができたよー。

シンコーちゃん

リョクシン

よし、それでは前述のメリットとデメリットに触れながら、パーツ別に解説していきます。

 

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アッパー(通気性がわかる) 

靴のパーツのアッパーは通気性とフィッティング性がわかる

まずアッパーについて見ていきます。

アッパーとは、足を包みこむパーツ。

通気性や足へのフィッティング性耐久性やけど対策が求められます。

アイトス4440のアッパーを見ていきましょう。

アイトス4440のアッパーは、通常のポリウレタン素材です。

実際にある飲食店で、履いている人を見ていますが、とくに破損しやすい感じは無さそうです。

質感は、ツヤツヤした感じではなく、マットな印象。

ワークウェアメーカーらしく少々オシャレな気はします。

リョクシン

素材感はおしゃれですが、形状がコックシューズなことはお忘れなく。

すこし気になったのは、糸のほつれが盛大にあったことです。

切ればよいことですが、このまま履いてしまう人もいるでしょう。

糸くずはカビたり異物混入の可能性もあるので注意が必要です。

たまたま個体差だと思いますが、確認しましょう。

シンコーちゃん

裏布(ライニング)

アッパーの裏面には、足へのフィッティング性と履き心地に関係する裏布という部位があります。

アイトス4440の裏布は、割と厚手なイメージ。

フカフカしますが、それだけ裏布が汗や湿度を吸収します。

リョクシン

1日使用したら靴内部を乾燥させた方が、臭いにくくてよいでしょう。

アッパーまとめ

  • メリット:アッパーの耐久性がすこし良い

 

 

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クッション(履き心地がわかる)

靴のパーツのクッションは履き心地がわかる

続いてクッションについて解説します。

クッションは足の裏から体重と荷重を支えるパーツ。

履き心地クッション性に関係します。

履き心地やクッションに関係するなんて、靴にとって重要なパーツですね。

シンコーちゃん

アイトス4440のクッションを見ていきましょう。

アイトス4440のクッション素材は、EVAという素材です。

EVAは、軽量でクッション性のある素材。

リョクシン

プールで使用するビート板に使用されていますね。

見た感じは、厚底に感じます。

しかし、実際に履いてみると、クッション素材が硬いせいか厚底の感じを受けませんでした。

履いて驚いたのは、重心が前に行きにくいこと。

たくさんのコックシューズを履いてきて、初の感触です。

おそらくは、キッチンで「立ちっぱなし」の状態を想定した形状なのかと感じました。

リョクシン

コックシューズでは、あまりないかもしれませんが、長時間の歩行には向かないかもしれません。

インソール

アイトス4440は、インソールが入っていました。

インソールの素材自体はそこまで、良いものではありません。

しかし、取り外しができることで市販のインソールと交換ができます。

インソールが取り外しできないとサイズ調整がむずかしいので助かります。

シンコーちゃん

クッションまとめ

  • メリット:重心がカカト側にいく
  • デメリット:長時間の歩行には向かない

 

 

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靴底(滑りにくさがわかる)

靴のパーツの靴底は、滑りにくさがわかる

最後に靴底について見ていきましょう。

靴底は、地面に接地するパーツ。

滑りにくさに大きく関係するパーツです。

リョクシン

滑りにくさに関係するのでコックシューズには重要なパーツですね。

アイトス4440の靴底を見てみましょう。

アイトス4440の靴底の素材は、耐油性のあるゴム素材のNBRでした。

滑りにくさも靴メーカーのスペック製品よりは滑りにくい感触を受けました。

滑りにくさが売りの他社コックシューズと同じくらいの滑りにくさでしょう。

溝が広いので、小さな汚れでしたら取れやすいと思います。

しかし、靴底の形状は複雑なので、溝をまたがる汚れが詰まると取るのが大変。

床に粘着質なモノや葉物野菜の破片が落ちてしまうような環境ではおすすめしません。

靴底まとめ

  • メリット:滑りにくい

 

 

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アイトス4440のレビューをまとめます。

当記事では、アイトス4440について解説しました。

アイトス4440は、ワークウェアメーカーのアイトスが開発したコックシューズです。

滑りにくさと耐久性がスタンダードなコックシューズに比較して高いことがわかりました。

他の付加価値のあるコックシューズと比較して安いことがあれば買いかもしれません。

カカト側に重心がいくことも、「立ちっぱなし」の方にとってはメリットでしょう。

安価品を使用していてもう少しだけ、機能がよい製品を探している方におすすめ!

それでは、簡単に記事をまとめます。

アイトス4440を履いて感じたメリットは、3つありました。

メリット
  1. アッパーの耐久性がすこし良い
  2. カカト側に重心がくる
  3. 滑りにくい

デメリットは、1つです。

デメリット
  1. 長い間の歩行には向いていない
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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シンコーちゃん

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