どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、TENTIALのインソールをレビュー。

「どんな靴を履いても疲れる」
「疲れにくいカラダを目指したい」
「正しい姿勢で歩けているか気になる」

実際に履いてみて「即効性はない、継続して効果がある、衝撃吸収ではなくインソールでカラダを調整する」という感想でした。
立ち仕事や通勤、通学、スポーツ競技をしている方におすすめ!


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TENTIALのインソールとは?厚みや重量をご案内!
TENTIALのインソールとは、カラダの歪みを整えることで疲れにくいカラダを作り出すインソールです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥7,980〜(通販による) |
サイズ | XS〜2XL XS:22.0〜23.5cm S:24.0〜25.0cm M:25.5〜26.5cm L:27.0〜28.0cm XL:28.5〜29.5cm 2XL:30.0〜32.5cm |
サイズ調整法 | カットして調整 |
通気性 | ★★★☆☆(星3つ) |
消臭力 | ★★★☆☆(星3つ) |
クッション性 | ★★★☆☆(星3つ) |
靴との相性 | 革靴◎ スニーカー◎ 作業靴◎ ※インソール取り外せる靴推奨 |
TENTIALは、中西裕太郎さんが立ち上げた会社です。
中西裕太郎さんは、サッカーでインターハイに出場経験があり、プロ選手を目指していたとのこと。

日本を代表するプロテニスプレイヤー西岡選手(@yoshihitotennis )が本ラウンドに、株主として参画してくれました!
同世代という事もあり、自身初のベンチャー投資をTENTIALに賭けてくれました!
国内ではあまり例がない、アスリートとスタートアップの新しい在り方を目指してやっていきます! https://t.co/bNhM7kKwty
— 中西裕太郎|TENTIAL(テンシャル) (@yu_isbznd4) June 30, 2020
中西さんがすごいのは、スポーツのウェブメディアを立ち上げて、その読者の行動パターンから製品開発をしている事。
実は、筆者も可能だと気がついてデータはとっていますが、それを行動に移しているのがすごい!

「この商品に出会えてよかった」の一言から始まった、インソールの寄付 | 株式会社TENTIAL by @mirann617 #チーム #スポーツ #ベンチャー https://t.co/4VjKPItpEp
— 中西裕太郎|TENTIAL(テンシャル) (@yu_isbznd4) August 19, 2020
そのウェブメディアは正しいスポーツ情報を地域差なく届けることがコンセプト。
確かに、地方ではスポーツ選手や優秀なコーチに出会う確率が低くなります。

長友選手や久保選手をはじめとするトップアスリートのトレーナーを務める木場克己さんにインタビューしました。
幼少期における「足育」の重要性をはじめ、インソールと健康維持の関係性についてお話していただきました。@kobakatsumi@TENTIAL_Inchttps://t.co/qS53wR9FCQ
— 石川 朝貴 (@Tomoki19950512) June 14, 2020
ウェブメディアは、プロのスポーツ選手やコーチにインタビュー。
それであれば、読者も信頼して読み進められますね。
中西さんがメディアを立ち上げる前は、ネットのスポーツ情報は個人ブログばかりで情報が適当であったことも関係しているそう。

重量・厚み・使い方
ここからは、重量や厚み、インソールの使い方を見ていきましょう。
まずは、重量です。
重量
TENTIALは、Lサイズのカットなし(28.0cm)で41gです。
軽くもなく重くもないくらい。

実は、クッション効果の即効性はTENTIALインソールには、そこまでありません。
即効性というよりは、継続使用によるカラダの調整が目的だからです。

筆者的には、どちらも重要だと思います。
しかし、長い目で見るとTENTIALによる疲労対策が正しい方法だと言えるでしょう。

厚み
TENTIALの厚みは、1番薄い部分で2.59mmです。
1番厚い部分で9.96mmでした。
かなり厚みがあります。

インソールが取り外せないタイプであれば、最低でも0.5cmは大きめのサイズを購入しましょう。
使い方
インソールの裏面にカッティングラインがありました。
このラインに沿ってカットしましょう。

既存のインソールに沿ってカットする
元々入っていた既存のインソールに沿ってカットする方法もあります。
カカトで既存のインソールと合わせて、つま先で余った部分をカットしましょう。

インソールを中にいれる
最後に、インソール入れたら完成です。
TENTIALのインソールを詳しくレビュー
ここからは、TENTIALインソールを詳しくレビューします。
レビューするポイントは下記のとおり。
レビューするポイント
- 通気性・消臭力
- クッション効果
- 靴との相性について
どれもインソール選びで重要なポイントです。
詳しく見ていきましょう。
通気性・消臭力
まずは通気性について見ていきましょう。
靴だけじゃなく、インソールも通気性に大きく関係する部分。

つま先に通気口あり
TENTIALインソールは、つま先に通気口がありました。
通気口があることで靴内の空気循環が可能です。

また、靴底に通気口のある靴に入れても、継続して通気効果があります。
素材感
TENTIALインソールの表面素材は、粗面(ザラザラ)で足と密着しません。
そのため、通気性が高く感じました。

靴の中で踏ん張ると靴内の温度がアップして蒸れるんですよね。
通気性まとめ
- 通気口がある
- 表面素材が粗面(ザラザラ)
クッション効果
続いて、クッション効果について見ていきましょう。
クッション効果は、疲れにくさに関係します。

立方骨を支える
TENTIALインソールは、市販されているインソールとは、異なりカラダを調整するインソールです。
そのため、インソールを入れた瞬間に即効で疲れにくい訳ではありません。
ウェーブ形状の部分で足の立方骨にアプローチ。
立方骨で固定することで、カラダが正しい姿勢になりました。
正しい姿勢だとどうなるか?
動画のとおり、女性より大きな男性が負荷をかけても女性は倒れません。
正しい姿勢を保つことで、カラダの歪みが改善し、疲れにくくなるのです。

疲れにくくするには、良いインソールの形状が大事です。
土踏まずに隙間がある
TENTIALインソールの機能を支えるポイントです。
この形状が立方骨にアプローチしてくれました。

アーチサポートとは、足を構成する橋状(アーチ)の構造です。
このアーチをサポートすることで疲れにくくなりました。

素材がしっかりしている
インソールの多くは衝撃を吸収するために、柔軟性がありました。
そのため、足をサポートする構造が履いているう内に、崩れてしまいます。

足と連動して曲がりやすい
芯がしっかりしているインソールの弱点は、足と動きが連動しないこと。
TENTIALインソールは、足の指下あたりが動きやすいような加工がありました。

カカトを固定
TENTIALのインソールは、カカトが固定しやすい形状。
カカト部分に「へこみ」がありました(ヒールカップ)。

クッション効果まとめ
- 即効性はない
- カラダを調整することで疲れにくくする
- 硬度の高いインソールだが屈曲性がある
靴との相性について
最後に、どんな靴と相性よいか見ていきましょう。
どんなに良い素材や形状のインソールでも、靴と合わなければ意味がありません。

形状は問題なし
TENTIALのインソールは、過度なウェーブ形状がある訳ではありません。
そのため、ほとんどの靴と相性は良いでしょう。

カカト幅も問題なし
インソールで1番嫌なのは、カカト幅が合わないこと。
TENTIALインソールは、カカト幅もちょうどいいサイズ感。
アシックスのウィンジョブFIE351という作業靴に入れて見ましたがピッタリです。
カカト側をカットするのは、難しいのであまり太くないタイプを選びましょう。

厚み
TENTIALは、1番厚い部分で9.96mmあり厚め。
そのため、既存のインソールは取り外してから、入れることをおすすめします。

靴との相性まとめ
- カカト幅サイズがちょうどよい
- 極端な形状ではないので合わせやすい
- 厚みがあるので既存インソールは外す
TENTIALのインソールレビューのまとめ
当記事では、TENTIALインソールについてまとめました。
TENTIALインソールは即効性よりは、継続使用で効果があります。

結局、疲れの原因はカラダの歪みです。
当ブログでは、悪い靴を履くとカラダが歪んで疲れやすくなると解説してきました。

毎日取り入れても良いのですが、履き心地に慣れないと思いました。
そのため、少しずつ取り入れていき感覚に慣れていくことをおすすめします。

下記の関連記事もよろしくお願いします。
「TENTIALインソール以外も見てみたい」
そんな方に向けて立ち仕事で疲れないインソールを解説しました。
