どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、M.モゥブレィスポーツのエナジーαをレビュー。

「立ち作業で疲れる」
「通気性のあるインソールを探している」
「厚みのあるインソールは重たくて使いたくない」

実際に履いてみて「厚みがある割りに軽い、疲れにくい、通気性がある」という感想でした。
疲れにくいインソールを探している方におすすめ!
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インソールのエナジーαとは?重量や厚み、使い方を紹介
インソールのエナジーαとは、M.モゥブレィスポーツが開発したインソール。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥3,500〜(通販による) |
サイズ | XS(21.5〜23.0cm) S(23.5〜24.5cm) M(25.0〜26.0cm) L(26.5〜27.5cm) XL(28.0〜29.0cm) XXL(29.5〜31.0cm) |
サイズ調整法 | カットして調整 |
通気性 | ★★★★☆(星4つ) |
消臭力 | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
靴との相性 | 革靴△ スニーカー◎ 作業靴◎ ※インソール取り外せるモノに限る |
M.モゥブレィスポーツは、シューズケアブランドのモゥブレィのスポーツライン。
主に4種類のインソールを展開していて、エナジーαはその中でも立ち仕事に向いていると感じました。

エナジーαの場合には、下記のスポーツに対応しているとのこと。
- 野球
- 卓球
- ゴルフ
- テニス
- ボウリング
- ソフトボール
- バドミントン
衝撃吸収に優れつつ、踏み出しやすいと感じました。
またインソールが足の裏に沿った形状で、使っていても疲れにくい。

重量・厚み・使い方
ここからは、エナジーαの重量や厚み、使い方について解説します。
まずは、重量を見ていきましょう。
重量
M.モゥブレィスポーツのエナジーαは、XLサイズのカットなしで62gでした。
インソールの市場では、重たい部類です。

インソールの良し悪しは、重量ではありません。
フィッティング性とクッション効果で決まります。

厚み
M.モゥブレィスポーツのエナジーαは、1番薄い先部分でも6.10mmありました。
6.10mmは通常のインソールでは、1番厚みのある部分と同じくらい。

革靴やスリッポン、ローファーのような靴の中の空間が少ない靴とは、相性が悪いかもしれません。
1番厚みのある部分で15.42mmです。
土踏まずの部分ですが、めちゃ厚めですね。

その代わりに、疲れにくく足本来の力をサポートしてくれます。
使い方
M.モゥブレィスポーツのエナジーαの使い方は簡単です。
パッケージから出したら、靴に入っていたインソールとカカト側で合わせます。

インソールを外して代わりにM.モゥブレィスポーツのエナジーαを入れたら完了。
もともと入っていたインソールは破棄しても良いですし、エナジーαの休暇用に使っても良いでしょう。

M.モゥブレィスポーツのエナジーαは、連日使用していると、クッション効果が下がってきてしまうので、週に1〜3日休みを入れるとベストコンディションで使用できました。
M.モゥブレィスポーツのエナジーαに限らず、市販のインソールは、連日使用はあまりおすすめしません。

モゥブレィスポーツのエナジーαを詳しくレビュー
ここからは、M.モゥブレィスポーツのエナジーαを詳しくレビューします。
レビューするポイントは下記のとおり。
どれもインソール選びで重要なポイントです。
通気性・消臭力
まずは通気性から見ていきましょう。
インソールは通気性にも関係します。

通気口がある
M.モゥブレィスポーツのエナジーαは、通気口がありました。
つま先方面に通気口があるのが通気性を高めるので良いですね。

オーソライトを採用
スカイブルーの部分がオーソライト®︎という素材です。
オーソライトは、素材間にセル状の層があり、層を通じて通気が可能!

密着しない
M.モゥブレィスポーツのエナジーαの表面素材は、足に密着しません。
繊維質な素材で、ザラザラして密着しないので通気性が高い。

靴の中で滑ってしまうことで、踏ん張ってしまうので、蒸れてしまう可能性がありました。
靴の中で滑らないのは、通気性においても大事なポイントでしょう。
通気性まとめ
- 通気口がある
- 表面素材で滑りにくい
- オーソライトで蒸れにくい
クッション効果
続いてクッション効果について見ていきましょう。
インソールにおいてクッション効果は1番大事。

素材について
M.モゥブレィスポーツのエナジーαは、白い部分がEVAです。
EVAは、軽量でクッション性が高い。

1〜2日あれば、回復するはず!
赤い部分は、おそらくウレタン素材。
もしくは、硬度の高いEVAでしょう。

カカトの下には、濃いブルーの低反発のクッションがありました。
M.モゥブレィスポーツのエナジーαは、非常に多くの素材を使用していることがわかります。

しかし、M.モゥブレィスポーツのエナジーαの素材の種類は下記のとおり。
- 白(EVA)
- 赤(硬EVA or ウレタン)
- スカイブルー(ウレタン)
- 濃いブルー(柔EVA or ウレタン)
素材の種類が分からない部分があり申し訳ございません。
しかし、ここまで複数の素材を使用している時点で、疲れにくいのは明らか!

足の裏に沿った形状
M.モゥブレィスポーツのエナジーαのインソール形状がウェーブしているのわかりますか?
この形状は、足の裏のアーチという構造を支えるため、疲れにくくなります。

アーチとは?
アーチとは、上記の画像のように骨や筋肉で形成された構造です。
このアーチがあるから、人間は直立2足歩行がしやすい。

疲れにくさを生み出すには、このアーチを支えるアーチサポートという形状であることが重要!
接地しない
M.モゥブレィスポーツのエナジーαを平地に置くと、土踏まず部分が接地していない事がわかります。
この構造によって、土踏まずのアーチが疲れて落ち込むのを防止できました。

中心が盛り上がっている
中心部分が盛り上がっていました。
この形状で、アーチ全体をサポートします。

土踏まずの反対側も盛り上がっています。
これで3本のアーチがサポートされている事がわかりました。
カカトを固定
カカト下部分は、逆に「へこみ」がありました。
これをディープヒールカップと言います。

立ち位や歩行が安定するとブレないので、踏ん張るなどの余計なパワーを使うことがありません。
よって疲れにくくなります。
クッション効果まとめ
- インソール素材を複数使用
- アートサポート形状で疲れにくい
- ディープヒールカップでブレにくい
靴との相性について
最後に、靴との相性について見ていきましょう。
どんなにインソール単体で素材と形状に優れていても、靴との相性が悪いと意味がありません。

かなり厚め
M.モゥブレィスポーツのエナジーαは、冒頭のとおりかなり厚めです。
そのため、靴に入っていたインソールと交換しても、すこしサイズ感が変わるでしょう。

アーチサポート形状
かなり強めなアーチサポート形状です。
たまに、靴本体がアーチサポート形状である製品がありました。

そこまで多く無いのですがお気をつけください。
インソールを取り外した部分が、平面であれば問題ありません。
凸凹(でこぼこ)していましたら、相性が悪い可能性があります。

厚みがありアーチサポートが高い。
そのため、靴内の空間が少ない靴との相性は悪いでしょう。
ローファーやスリッポンが代表的。
製品にもよりますが、ご注意ください。
靴内の空間が少ない靴には、薄めのインソールをおすすめします。
下記のソルボスーパーシートがおすすめ!


靴との相性
- アーチサポートが無い靴を選ぶ
- 靴内の空間が少ない靴は選ばない方が無難
- 厚いので新しく靴を買うのであればサイズアップ
モゥブレィスポーツのエナジーαのレビューまとめ
当記事では、M.モゥブレィスポーツのエナジーαを解説しました。
M.モゥブレィスポーツのエナジーαは、厚みがありクッション素材をたくさん使ったインソール。

素材が厚い割りには、軽くて快適です。
本来は、スポーツ専門のインソールであるため、踏ん張りも効きました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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