どーも、靴の仕事歴12年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ナガイレーベンのナースシューズのビタミンシューズMN410をレビューしました。

「立ちっぱなしよりは、動くことが多い」
「軽いナースシューズを探している」
「滑りにくいナースシューズがほしい」
そんな方におすすめなナースシューズです。

ナガイレーベンのナースシューズでおすすなな製品は、AR455でした。
特にビタミンシューズMN410である必要がない方には、AR455をおすすめします。
AR455については、下記にて詳しく解説しました。

タップできる目次
ナガイレーベンのビタミンシューズMN410とは?サイズ感は?
ビタミンシューズMN410とは、ナガイレーベンが開発したナースシューズです。
ナガイレーベンは、メディカル白衣でトップメーカーの会社。
ナースシューズもラインナップしていました。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥4,620〜(通販による) |
サイズ | 22.0~25.5cm |
サイズ感 | 普段履き比較:小さめ推奨 ナースシューズ比較:同じサイズ推奨 |
カラー展開 | 4色(ホワイト・Tピンク・Tロイヤルブルー・Tバーガンディ) |
動きやすさ | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★☆☆☆(星2つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 大学病院◎ 個人病院◎ 看護専門学校◎ 看護大学◎ |
ナガイレーベンのナースシューズは、靴メーカーと共同開発した製品が多いです。
ビタミンシューズMN410は、ナガイレーベンの白衣の販売ルートからユーザー情報を得て開発したのでしょう。
オリジナル製品の中でも動きやすさに特化したナースシューズです。
重量
ビタミンシューズMN410の重量は、25.5cmで215gでした。
とても軽いですね。
しかし、靴は軽ければ優れた靴という訳ではありません。

フィッティング性が高いと踏ん張ることがありません。
蒸れにくく疲れにくさも発揮されます。
ビタミンシューズMN410のサイズ感
ビタミンシューズMN410のサイズ感は、ナガイレーベンのオリジナル製品の中でも少し小さめです。
普段履きのスニーカーと同じサイズで問題ないでしょう。
特に足の幅が広い方や甲が高い方は、1サイズ大きめをおすすめします。
普段履きスニーカーとの比較:同じサイズ推奨
アシックスのナースシューズとの比較:同じサイズ推奨
他ナースシューズとの比較:0.5cm大きめ推奨
ミドリ安全のナースシューズとの比較:1.0cm大きめ推奨
普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダスなどの外で履くスニーカー類。
他ナースシューズとは、ナガイレーベンのニューフィールシューズなどのオリジナル製品です。
ミドリ安全は、大きめのサイズ展開なので、注意しましょう。

今回は、ベテランの看護師さんに履いてもらいました。
その方は、足の甲が高く、幅も広めです。
普段は、アシックスの4Eのナースシューズ(廃盤)の25.0cmを履いていましたが、ビタミンシューズMN25.5cmは割と小さく感じたとのこと。
ナガイレーベンのビタミンシューズMN410のメリットとデメリット
ここからは、ナガイレーベンのビタミンシューズMN410をレビューします。
ビタミンシューズMN410のメリットとデメリットは、下記でした。
- マジックテープでサイズ調整
- 蒸れにくいメッシュ
- 薄底のクッションで動きやすい
- トーアップの度合いが強く歩きやすい
- クッションにも通気口がある
- 滑りにくい靴底
- 立ちっぱなしは疲れる
- トーアップが強いので、サイズ感が合わせにくい
このメリットとデメリットをパーツ別に詳しく解説します。
靴は、大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが靴のどこに当たるのかを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきます。

アッパー(通気性)
アッパーは足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
ビタミンシューズMN410は、通気性に優れたアッパーでした。
フィッティング性は、マジックテープがありますが、そこまで高くない印象です。
メッシュ素材
アッパーに広めなメッシュ素材がありました。
通気性が高いと蒸れにくいので良いですね。
マジックテープ
マジックテープで甲を固定できます。
全体的には、甲は低めな設計でした。
足の甲が高い方は、別の製品をおすすめします。
アッパーまとめ
- メリット①:マジックテープでサイズ調整
- メリット②:蒸れにくいメッシュ
クッション(履き心地)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重と荷重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地、クッション性に関係します。
ビタミンシューズMN410のクッションは、厚みの薄い薄底です。
薄底は動きやすさに優れるもののクッション性には劣るデメリットがありました。
通気口がある
つま先の部分の穴が空いているのわかりますか?
この通気口から靴の中へ空気を送り靴内部の温度を下げています。
蒸れにくくなる工夫がありました。
トーアップ
画像のようにつま先が上がった形状をトーアップと言います。
つま先の角度をあげることで、歩きやすさを感じたとのこと。
しかし、その反面サイズが小さく感じたようですね。

普段ナガイレーベンのニューフィールシリーズを履いていて、ビタミンシューズMN410に買い替える場合には、サイズは0.5cm大きめをおすすめします。
クッションまとめ
- メリット③:薄底のクッションで動きやすい
- メリット④:トーアップの度合いが強く歩きやすい
- メリット⑤:クッションにも通気口がある
- デメリット②:トーアップが強いので、サイズ感が合わせにくい
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について解説します。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさや足音の大きさに関係します。
ビタミンシューズMN410の靴底は、滑りにくさを感じたとのこと。
ただし、すごい滑りにくい訳ではありません。
靴底の素材は、特許を取られているくらいに、こだわりのある形状のようです。
動きやすさも考慮した感じに見えました。
靴底がカカト上まである
ドライビングシューズのように、カカト裏まで靴底がありました。
その結果、着地するときに、靴底の素材で着地しやすく滑りにくい。
普通の歩くときでも滑りにくいですし、階段が1番効果があるでしょう。
靴底まとめ
- メリット⑥:滑りにくい靴底
ナガイレーベンのビタミンシューズMN410をまとめます。
当記事では、ナガイレーベンのビタミンシューズMN410をレビューしました。
ナガイレーベンは、メディカル白衣のトップメーカー。
ナースシューズもラインナップしています。
ナガイレーベンのナースシューズの中でも動きやすいナースシューズ。
また少しだけ滑りにくさも感じました。
サイズが他のナガイレーベンのナースシューズと比べて小さめなので、そこだけ注意しましょう。

ナガイレーベンのビタミンシューズMN410を履いて感じたメリットは、6つありました。
- マジックテープでサイズ調整
- 蒸れにくいメッシュ
- 薄底のクッションで動きやすい
- トーアップの度合いが強く歩きやすい
- クッションにも通気口がある
- 滑りにくい靴底
デメリットは、2つです。
- 立ちっぱなしは疲れる
- トーアップが強いので、サイズ感が合わせにくい
最後までお読みいただきありがとうございました。
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