どーも、靴の仕事歴12年の松下智博(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ミドリ安全のナースシューズのメディカルエレパスCSS-706Siをレビュー。

「動きやすいナースシューズがほしい」
「静電タイプのナースシューズを探している」
「足音のしにくいナースシューズってあるの?」

実際に履いてみて「反発力がある、動きやすい、つま先形状が快適」という感想を持ちました。
よく動く現場の方におすすめします。
タップできる目次
メディカルエレパスCSS-706Siとは?サイズ感や重量をご案内!
メディカルエレパスCSS-706Siとは、ミドリ安全が開発した静電ナースシューズです。
ミドリ安全は、ワークシューズのトップメーカー。
医療機関には、ナースシューズだけではなく、消耗品やユニフォーム、災害品など多数ラインナップしています。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥4,740〜(通販による) |
サイズ | 22.0~30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:0.5cm小さめ推奨 ナースシューズ比較:0.5cm小さめ推奨 ウィズ:3E(幅は広め) |
カラー展開 | 1色 |
動きやすさ | ★★★★★(星5つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 病院・介護施設 |
ミドリ安全は、ナースシューズを多数ラインナップ。
その中でもメディカルエレパスCSS-706Siは、高反発のクッション素材と静電が特徴。
高反発で動きやすく感じました。

高反発の度合いがかなり強く、疲れにくいか検証中(2020年7月)です。
私は、「高反発=疲れにくい」とは思っていません(あくまで個人的な考えです)。
下手したら、膝や腰への負担が増えるだけな可能性があるからです(あくまで個人的な考えです)。

しかし、動きやすいのは間違えありません。
動きの多い方にはおすすめします!
重量とサイズ感
ここからは、メディカルエレパスCSS-706Siの重量とサイズ感をレビューします。
まずは重量から見ていきましょう。
メディカルエレパスCSS-706Siの重量は、26.5cmで254gでした。
めっちゃ軽いですね。
クッション素材に厚みがありますので、重いと思っていましたが、これはすごい!

靴で大事なのは、フィッティング性です。
足と靴がフィットしないと「蒸れるし疲れるし」で良いことありません。
軽すぎると膝に負担がかかるので、普段から重さだけで靴を選ばないことをおすすめします。
サイズ感
メディカルエレパスCSS-706Siのサイズ感は、大きめ。
ナイキやアシックス(ワークシューズを除く)など普段履きスニーカーとの比較です。
普段履きスニーカーが27.5cmに対して26.5cmを選びました。

普段履きのスニーカー
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
ナースシューズ
- アシックス ⇒ 27.5cm
- ミドリ安全 ⇒ 26.5cm
※ナースシューズは、超薄手ソックスで着用。
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください!
ミドリ安全のメディカルエレパスCSS-706Siを詳しくレビュー
ここからは、ミドリ安全のメディカルエレパスCSS-706Siを詳しくレビューします。
実際に履いてみて感じたメリットとデメリットは下記のとおり。
- 軽い
- 通気性がある
- 安全性の高いアッパー
- 月型芯がしっかりしている
- 日本人に最適なつま先形状
- マジックテープ2本でサイズ調整
- トーアップ形状
- 高反発で動きやすい
- 効果的なインソール入り
- クッション性が長続きする
- 静電対応
- 床を選ばない靴底
- 足音の出にくい靴底
高反発すぎる?(個人的な意見)
※上記、検証中ですが、問題なければデメリットなし?
メリットとデメリットをパーツ別に詳しくみていきます。
靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーからみていきましょう。
アッパー
アッパーは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性に関係します。
メディカルエレパスCSS-706Siのアッパーはフィッティング性も悪くはありませんでした。
通気性もあるので、快適ですね。
なんか見たことあるような気がするフォルムですが、良さそうですね!
マジックテープでサイズ調整
メディカルエレパスCSS-706Siは、マジックテープ2本でサイズ調整します。
マジックテープ2本は、フィッティング性と利便性でちょうど良いですね。
マジックテープ本数による機能
- 3本・・・フィッティング性が高いのですが、脱ぎ履きがめんどい。
- 1本・・・フィッティング性が低くいが、脱ぎ履きが楽
3本は建設現場の足場に上がる人など脱げたら危ない人や、脱がないユーザーさん向けです。
1本は、清掃や引越しなど脱ぎ履きの多いユーザーさん向けが多い。
ナースシューズは、2本がちょうど良いですね。
マジックテープが太い
マジックテープが1本1本が太めなので、サイズ調整がしやすいです。
貼られる側の下の部分も、補強されていました。
これによりアッパーが破れる可能性が下がります。
通気性あり
メディカルエレパスCSS-706Siは、サイド部分に通気口がありました。
メッシュ素材のため、通気性があります。
前述のとおり、メッシュの部分がマジックテープによって破れないように補強がありました。
つま先には通気口なし
つま先部分には、通気口はありません。
針の落下や液体の付着防止、台車や車イス操作のためです。
ただし、サイド部分はメッシュなので、気をつけてください。
親指が長い人もOK
クッション素材のつま先の頂点は割と中央気味です。
しかし、アッパーの形状が親指側にゆとりがありました。
親指が1番長い人にも合うと思います。

日本人は、約6割が親指が1番長いと言われます。
世界的には、少数派なので海外輸入品の安価品はあまりおすすめしません。

月型芯がしっかりしている
内蔵されているので、画像ではわからないのですが、カカトを形成する素材を月型芯と言います。
月型芯の素材が硬めでしっかりして良いですね。
月型芯の素材が良いと履きやすくて快適!
アッパーまとめ
- メリット:軽い
- メリット:通気性がある
- メリット:安全性の高いアッパー
- メリット:月型芯がしっかりしている
- メリット:日本人に最適なつま先形状
- メリット:マジックテープ2本でサイズ調整
クッション
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。
疲労や履き心地に関係します。
厚底
メディカルエレパスCSS-706Siのクッションは、厚みのある厚底でした。
厚底は、素材にもよりますが衝撃吸収に優れます。
そのため、疲れにくい。
メディカルエレパスCSS-706Siは、厚底ですが高反発です。
現在、履いて立ち仕事して検証中。
反発力は動きやすいものの疲れにくいかどうかは、個人的には微妙だと思っているためです。

動きやすさは約束できますが、疲労軽減に関しては、もう少々お待ちください!
インソール入り
メディカルエレパスCSS-706Siは、インソールが入っていました。
インソールはかなり良いですね。
静電の靴は、インソールの電気を逃す、表面の加工が擦れて気になることがありました。

私が指差している部分が盛り上がっているのわかりますか?
この形状が疲れにくくなる構造で快適です。
特に、疲労を考えると女性にとっては嬉しい構造だと感じました。
筆者も独身ですし、このインソールのように女性に優しい人間になりたいですし、むしろなれてますし、こういう感じのが要らないのも知ってしますけど、書いちゃう感じです。
リョクシン
シンコーちゃん
ちなみに、1989年12月生まれの30さ
リョクシン
トーアップ
つま先がつり上げっているのわかりますか?
この形状をトーアップといます。
動きやすさやつまずき防止の効果があります。
厚底の靴は、疲れにくい代わりに、動きにくいデメリットがありました。
しかし、メディカルエレパスCSS-706Siは、トーアップによってデメリットをカバーしています。

クッションまとめ
- メリット:トーアップ形状
- メリット:高反発で動きやすい
- メリット:効果的なインソール入り
- メリット:クッション性が長続きする
靴底
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさや足音の大きさに関係します。
静音
ミドリ安全のメディカルエレパスシリーズは、足音が少なくなる仕様(ミドリサイレンス)でした。
メディカルエレパスCSS-706Siは、さらに足音がしにくい新しい靴底とのこと。
新ミドリサイレンス
以前のミドリサイレンスと比較すると、四角形の靴底の上に、楕円状?のツブツブがありますね。
衝撃を和らげることで、足音を少なくしていることには変わりありません。
確かに、角のない点で着地した方がより、衝撃は和らげられますね。

施設の利用者さんに接する際に、バチッと静電気がスパークすることを防ぎます。
靴底まとめ
- メリット:静電対応
- メリット:床を選ばない靴底
- メリット:足音の出にくい靴底
ミドリ安全のメディカルエレパスCSS-706Siのまとめ
当記事では、メディカルエレパスCSS-706Siをレビューしました。
ワークシューズのトップメーカーであるミドリ安全が開発したナースシューズ。
電気がカラダに溜まりにくいので、利用者さんに接する時に、安心です。

クッション素材が跳ねるように動ける配合でした。
動きの多い方には最適です。
疲労軽減につながるかどうかは現在、検証中。

それでは下記より、簡単に記事をまとめます。
メディカルエレパスCSS-706Siのメリットは下記のとおり。
- 軽い
- 通気性がある
- 安全性の高いアッパー
- 月型芯がしっかりしている
- 日本人に最適なつま先形状
- マジックテープ2本でサイズ調整
- トーアップ形状
- 高反発で動きやすい
- 効果的なインソール入り
- クッション性が長続きする
- 静電対応
- 床を選ばない靴底
- 足音の出にくい靴底
デメリットは下記でした。
高反発すぎる?(個人的な意見)
※上記、検証中ですが、問題なければデメリットなし?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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