どーも、靴の仕事歴12年のリョクシンです。
今回は、ルームシューズの中でもビルケンシュトックの室内履き『ツェルマット』をレビュー。

「歩きやすいスリッパってあるの?」
「オフィスで使える室内履きを探している」
「長く使用できるルームシューズがほしい」

実際に履いてみて「疲れにくい、足裏にフィットする、足音が出にくい」と大満足でした。
オフィスや在宅ワークにおすすめです!
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ビルケンシュトックの室内履き『ツェルマット』とは?サイズ感を紹介
室内履きのツェルマットとは、ビルケンシュトックが開発したルームシューズです。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥10,450 〜 (標準フットべット) ¥17,600 〜 (シャーリングフットべット) ¥28,600 〜 (防寒・ボア仕様・スエード素材) ※画像は標準フットベット |
サイズ | 23.0 〜 30.0cm(1.0cm刻み) 幅狭・レギュラータイプ選択可能 |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ |
通気性 | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
フィッティング性 | ★★★★★(星5つ) |
おすすめ 使用環境 | 畳:△ 大理石:◎ カーペット:△ フローリング:◎ コーティング床:◎ |
ビルケンシュトックは1774年創業のドイツの老舗靴メーカーです。
ヨーロッパは靴文化の国が多く、室内でも靴が一般的な中で、ビルケンがルームシューズを開発してきたのはビックリでした。

口コミ
BIRKENSTOCKのツェルマットをルームシューズ用に購入。引っ越したら買おうと思ってて迷ってるうちに丸1年以上経っちゃったけど最近いい加減靴下だけだと寒くなってきてついに。履き心地もいいしウールフェルトも好きな感じで気に入った! #ビルケンシュトック pic.twitter.com/Cp1rbiDthY
— てず (@tezlog10) December 23, 2021
ウール素材の高級感があってインテリアとしてもよい感じです!
ツェルマット/プラッドレッド https://t.co/Ub40eMNEPl #birkenstock #ビルケンシュトック #スタッフスナップ #アミュプラザ #長崎 #benexy pic.twitter.com/VRTVLlVJEq
— BENEXY (@BenexyShop) December 28, 2021
ツェルマット/プラッドホワイト https://t.co/HuUdm3Zns5 #birkenstock #ビルケンシュトック #スタッフスナップ #アミュプラザ #長崎 #benexy pic.twitter.com/0vuEIF4r2K
— BENEXY (@BenexyShop) December 22, 2021
柄のデザインのツェルマットもあります!
2年ごとに買い替えてるビルケンのスリッパ。今回は一番右のZERMATT(ツェルマット)に。すごく履きやすい!結局とっておいても履かないので記念に1枚#ビルケンストップ #BIRKENSTOCK #ZERMATT #ツェルマット pic.twitter.com/MScLJkkcoO
— Jin Mishuku (@jinmsk) December 26, 2019
すごい。
ツェルマット以外はアムステルダムですね!
#Birkenstock #Zermatt 。 #ビルケンシュトック のインドア #サンダル の新作 #ツェルマット 。フットベッドが取り外し可能で、通常のものと柔らかいものとファー付きのものが選べるそう。これ、地味に欲しかった部分じゃ?🤔アッパーもサイドのラインとボタンがいいアクセントになっててかわいい。 pic.twitter.com/A5bAuwyvjS
— 足下研 / スニーカー文化研究家 (@KenAshimoto) November 27, 2019
ツェルマットはフットベットを選ぶことが可能です!
先ほどのスペック表でも紹介しました。

重量
ビルケンシュトックの室内履き『ツェルマット』は28.0cmで268gでした。
靴の中ではかなり軽い部類ですが、ルームシューズのジャンルの中では重たい方。

軽いルームシューズはクッション素材が入っていないため軽いです。
またツェルマットは両手に何か持っていても、手を使わずに脱ぎ形状。
安いルームシューズではペチャンコで履きにくいので注意しましょう。
サイズ感
ビルケンシュトックの室内履き『ツェルマット』のサイズ感をみていきましょう。
筆者は、普段履きスニーカーが27.5cmのところ、28.0cmを選びました。

28.0cmを履いたときのカカトの画像です。
早歩きをするときはつま先側でフィットさせるのですが、そのときはこのくらい余裕ができてしまいました。

カカトが収まる、少し「へこんだ」部分をヒールカップといいます。
ビルケンシュトックはヒールカップが大きめなので、私の足では大きめを履いても問題ありませんでした。

ラインナップ
ビルケンシュトックのツェルマットには多数のラインナップがあります。
簡単に表にまとめましてので、仕様用途と足にあったモデルを選んでみてください!
モデル名 | 価格 | 色展開 | 幅狭モデル (ナロー) | レギュラー幅 | サイズ展開 | フットベット |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() ウールフェルト | ¥10,450〜 | 5色 | あり | あり | 23.0〜 30.0cm | 標準 |
![]() シアリング | ¥17,600〜 | 5色 3色(柄) | あり | あり | 23.0〜 30.0cm | 標準+ファー |
![]() プレミアム | ¥28,600〜 | 3色 | あり | あり | 23.0〜 30.0cm | 標準+ファー |
ツェルマットキッズ | 日本未発売 | – | – | – | – | – |
基本的にどのモデルも幅の狭いナローの展開があります。
それに対して幅広ではないのですが、ナローよりは幅の広いレギュラーの展開がありました。

キッズは並行輸入品しかないので掲載しませんでした。
日本で販売された後にご紹介します。
ビルケンシュトックのルームシューズ 『ツェルマット』のメリット・デメリット
ここからはビルケンシュトックの室内履き『ツェルマット』のメリットとデメリットを紹介します。
レビューモデルは標準フットベットのタイプです。
通気性と防寒性から年間使用できるため、こちらをレビューしました。

- 床材との相性がよい
- 足音が出にくい靴底
- 床を傷つけにくい靴底
- 高機能なフットベット
- ウールフェルトで通気性OK
- 両手塞がっていても脱ぎ履きしやすい
価格が高い
詳しくみていきましょう。
床材との相性がよい
ツェルマットと床材との相性を確認しました。
あらゆる床材と相性を確認しましたが、どれも相性がよくルームシューズとしてどこでも使用できそうです。
靴底はウールフェルトを薄いゴムで加工してありました。
そのため、滑りにくく、床は傷つけにくい印象です。
ゴム素材の靴底の中でも溝が多いモノは床を傷つけますので注意しましょう。
消しゴムのように摩擦を起こしすぎてしまうためです。
フローリング
相性:◎
まず在宅ワークで1番多いと思われるフローリングです。
滑る訳ではもく、無駄に傷つけることもありませんでした。
コーティング床
相性:◎
コーティング床も問題ありません。
安いルームシューズの中には、コーティング床では滑ってしまうモノが多いのですが問題なし!

カーペット絨毯
相性:△
ツェルマットの靴底ですこし向かないと思ったのが、カーペット絨毯です。
擦るように歩くと摩擦が起きてしまい繊維が切れてしまうと感じました。

畳(たたみ)
相性:△
ツェルマットの靴底は畳とも相性が少し悪いと感じました。
とくに目に沿って歩くのであれば良いのですが、目に逆らって歩くと畳を傷つけます。

大理石
相性:◎
ツェルマットは大理石の上でも活躍します。
さすが、高級ルームシューズだけあって滑りやすい大理石の上でも全く問題ありません!

ツェルマットの床材との相性まとめ
- 畳:△
- 大理石:◎
- カーペット:△
- フローリング:◎
- コーティング床:◎
足音がでにくい
ツェルマットの靴底は足音が出にくいメリットを感じました。
前述のとおり、ウールフェルトを薄いゴムで加工しているためです。

床を傷つけにくい
ツェルマットは床も傷つけにくいです。
理由は、靴底が厚手で溝の多いゴム素材ではなくウールフェルトにラテックス加工をしているため。

高機能なフットベット
ツェルマットのフットベットはルームシューズの中でも超高機能。
ただデコボコしているわけではありません!

①ヒールカップ
まずカカト下にあるヘコみをヒールカップといいます。
ビルケンのヒールカップは他の靴メーカー品に比べ、深さがあり自然にカカトを固定。

②ヒールバー
②の部分は膨らみがある形状です。
足に働きかけ、歩行を整える効果がありました。

③縦アーチサポート
③と両縁ですが、縦アーチサポートといい足裏を支える構造です。
土踏まずとのその反対側を持ち上げることで、フットベッドと足のフィット感がアップ。

スニーカーにもこのような構造はありますが、素材がEVAという発泡素材です。
発泡素材では、加重により形状が変化しやすいデメリットがありました。
ツェルマットはコルクのため、足裏の形状に変化した後は、それ以上の変化がしにくい素材。

④横アーチサポート
土踏まずのような橋状のアーチという構造が親指下から小指下までもあります。
この構造を横アーチといいますが、その横アーチを支える構造もありました。

⑤トーグリップ
ツェルマットのつま先方向には、指が正しい位置で収まりやすいトーグリップという形状があります。
トーグリップがあることで指間のバランスがよくなり、すべての指を使用して歩行がしやすい。

ビルケンシュトックは問題なし!
⑥巻き上げ構造
ツェルマットのフットベッドのつま先部分の縁(ふち)は巻き上がっています。
この巻き上げにより、壁などにぶつかっても足の指を守ってくれました!

通気性・防寒性◎
ツェルマットのウールフェルトのアッパー素材は蒸れにくく防寒性もありました。
素材の配合はウール70%で残り30%はポリエーテルサルフォン。
ポリエーテルサルフォンは燃えにくい素材ではありますが、ウールが多いので、いずれにせよ気をつけましょう。

脱ぎ履きしやすい
ツェルマットはウールとポリエーテルサルフォンにより形状を保持しやすい。
そのため、安価なルームシューズとは異なりペシャンコになりにくいです。

ビルケンシュトックの室内履き『ツェルマット』のレビューまとめ
当記事ではビルケンシュトックの室内履き『ツェルマット』をレビューしました。
ツェルマットはルームシューズの中でも価格の高い商品ですが、それだけの機能があります。

それでは下記より簡単に記事をまとめます。
ビルケンシュトックのツェルマットには複数のラインナップがありました。
モデル名 | 価格 | 色展開 | 幅狭モデル (ナロー) | レギュラー幅 | サイズ展開 | フットベット |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() ウールフェルト | ¥10,450〜 | 5色 | あり | あり | 23.0〜 30.0cm | 標準 |
![]() シアリング | ¥17,600〜 | 5色 3色(柄) | あり | あり | 23.0〜 30.0cm | 標準+ファー |
![]() プレミアム | ¥28,600〜 | 3色 | あり | あり | 23.0〜 30.0cm | 標準+ファー |
ツェルマットキッズ | 日本未発売 | – | – | – | – | – |
ツェルマットのメリットは下記のとおりです。
- 床材との相性がよい
- 足音が出にくい靴底
- 床を傷つけにくい靴底
- 高機能なフットベット
- ウールフェルトで通気性OK
- 両手塞がっていても脱ぎ履きしやすい
デメリットは1つ。
価格が高い
最後までお読みいただきありがとうございました。
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