どーも、靴の仕事歴11年のリョクシンです。
今回は、ウィンジョブCP211SLIP-ONをレビュー。

「作業靴を脱ぎ履きする機会が多い」
「重たい荷物を持ちながら靴を脱ぎ履きすることがある」
「塗装エリアと危険なエリアの行き来で簡単に靴を履き替えたい」

実際に履いてみて「履き心地がよい、脱ぎ履きしやすい、サイズ感は普段履きと同じ」という感想でした。
脱ぎ履きしやすく疲れにくいプロスニーカーを探してる方におすすめします!
ウィンジョブCP211SLIP-ONをレビュー!サイズ感や安全性、メリットデメリットを紹介!
ウィンジョブCP211SLIP-ONはアシックスが開発したプロスニーカー!
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥9,570(定価) 〜 |
サイズ | 22.5~30.0cm |
足幅(ワイズ) | 3E |
カラー展開 | 3色 |
安全性 | JSAAのA種 ★★★★☆(星4つ) |
通気性 | ★★★☆☆(星3つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
おすすめの使用環境 | 一般的な現場・倉庫 |
アシックスはJIS規格の安全靴やJSAA規格のプロスニーカーを『ウィンジョブ』というブランドで展開。
ウィンジョブCP211SLIP-ONはその中でも履き口が広いタイプで脱ぎ履きしやすいのが特徴です。

安全基準はJSAAのA種
ウィンジョブCP211SLIP-ONの安全基準はJSAAのA種です。
プロスニーカーですので、JIS規格を取得した安全靴ではありません。
現在のところ、主流はプロスニーカーです。
多くの方は履いてる靴はほとんどがプロスニーカー。
安全靴は溶接で火花がまう現場や高温の機械油が飛ぶような環境で履くものです。
安全靴やプロスニーカーの違いやおすすめ品を知りたい方は下記の記事も見てみてください!
⇒おすすめの安全靴とプロスニーカーとの違いを解説した記事はこちら。

カラーバリエーション
ウィンジョブCP211SLIP-ONのカラーバリエーションは、3色ありました。
個人的にはピーコート×ハバネロがアシックスっぽくって好き!

重量
ウィンジョブCP211SLIP-ONの重量は27.5cmで428g。
軽いとは言えませんが、重くもない程度。

サイズ感
ウィンジョブCP211SLIP-ONのサイズ感は普段履きスニーカーと同じサイズ。
普段履きスニーカーが27.5cmのところ、27.5cmでした。
ウィンジョブはシリーズによっては27.0cmを選択した製品もありました。
そのためウィンジョブを履いたことがあるからと言って同じサイズを選ばないようにしましょう。
下記の記事にてアシックスのウィンジョブについて解説しました。
サイズ感など比較して選んでみてください!

メリット
ここからはウィンジョブCP211SLIP-ONのメリットを見ていきましょう。
- 反射材つき
- 脱ぎやすい
- 履きやすい
- 蒸れにくい
- インソール入り
- 最低限のフィット感
- 全方向に滑りにくい
- GEL素材で疲れにくい
- 先芯の部分が破れにくい
- トーアップで歩きやすく安全
それぞれ見ていきましょう。
反射材つき
ウィンジョブCP211SLIP-ONは反射材(リフレクター)付き。
夜間やトンネルなどの暗闇作業にて光が当たることで、反射して作業者の視認性を高めます!

脱ぎ履きやすい
ウィンジョブCP211SLIP-ONは脱ぎ履きしやすいように履き口が広い!
履き口が広いことで、足を靴に入れやすくなり、抜きやすくもなります。

最低限のフィット感
脱ぎ履きしやすい靴の多くは一般的には足にフィットしにくいです。
しかし、ウィンジョブCP211SLIP-ONはベロに厚みがあり足にフィット!

さらにベロをめくると甲ゴムというパーツが見えます。
ゴムの伸縮性もよいため、甲が高い方でも履きやすい!

またウィンジョブCP211SLIP-ONはカカトでもフィットします。
カカト幅がすこし狭めなので、カカトをしっかりホールド!

蒸れにくい
ウィンジョブCP211SLIP-ONはつま先にメッシュ素材を使用しています。
通気口のあるメッシュ素材がつま先にあることで、歩行のメカニズム上、靴内部へ通気しやすいので蒸れにくい!

インソール入り
ウィンジョブCP211SLIP-ONはインソール入りで疲れにくい!
インソールはSRBインソールというアシックスがスポーツシューズに採用しているインソールです。

全方向に滑りにくい
ウィンジョブCP211SLIP-ONは滑りにくい靴底。
ただ滑りにくいだけじゃなく、全方向に滑りにくい特徴があります。

筆者はワークシューズのメーカーに5年11ヶ月勤めていましたが、この靴底をアシックスが開発してきたときビックリしました!
細かくは解説できないのですが、それまでの理論上は全方向は無理だからです。

GEL素材で疲れにくい
内蔵されているため、画像ではわからないのですが、カカト下にGEL素材が入っています。
ウィンジョブCP211SLIP-ONのGELはシリコン素材であり、靴本体のクッション(画像の白い部分)はEVAという素材のため、クッション素材が多層構造!

トーアップで歩きやすい
ウィンジョブCP211SLIP-ONはクッション性が高いのですが、一般的にクッション性が高い靴は歩きにくいデメリットがあります。
それはクッション素材が厚すぎたり、衝撃を吸収しすぎるので、推進力がなくなるようなケース。

つま先が破れにくい
安全靴やプロスニーカーのデメリットはつま先の素材が破れやすいこと。
ウィンジョブCP211SLIP-ONはつま先にポリウレタンで補強しており破れにくい!
さらに、靴底のゴム素材が先ほどのポリウレタンの前方にあるため、つま先が破れにくい!
つま先が破れたことで買い替える必要があるため、これは助かりますね!

デメリット
最後にウィンジョブCP211SLIP-ONのデメリットを見ていきましょう!
足にフィットしにくい
仕方のないデメリットですが、ウィンジョブCP211SLIP-ONは脱ぎ履きしやすい分、足にフィットしにくいです。
そのため、フィッティング性の高いプロスニーカーをお探しの方は、別の製品を使用しましょう!
ちなみに、スリッポンでフィッティング性の高いプロスニーカーはあります。
下記の記事にておすすめのスリッポンのプロスニーカーを紹介しましたので、見てみてください!
⇒おすすめのスリッポンのプロスニーカー・安全靴を紹介した記事はこちら

ウィンジョブCP211SLIP-ONのレビューをまとめ!
当記事ではウィンジョブCP211SLIP-ONをレビューしました。
ウィンジョブCP211SLIP-ONはアシックスが開発したプロスニーカーの中でも脱ぎ履きしやすい製品。

それでは下記より簡単に記事をまとめます。
ウィンジョブCP211SLIP-ONのメリットは下記のとおり!
- 反射材つき
- 脱ぎやすい
- 履きやすい
- 蒸れにくい
- インソール入り
- 最低限のフィット感
- 全方向に滑りにくい
- GEL素材で疲れにくい
- 先芯の部分が破れにくい
- トーアップで歩きやすく安全
デメリットは1つです。
足にフィットしにくい
最後までお読みいただきありがとうございました。
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