どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、アシックスの安全靴『ウィンジョブFFR70S』をレビューしました。

「疲れにくい安全靴がほしい」
「JIS規格をクリアした安全靴を探している」
「安全靴の中でもつま先ガードのある製品がほしい」

実際に履いてみて「疲れにくい、足にフィットする、つま先ガードがあって長持ち」と大満足です。
JIS規格S種の安全靴を探している方におすすめ!
タップできる目次
ウィンジョブFFR70Sとは?サイズ感や重量をご案内
ウィンジョブFFR70Sとは、アシックスが開発した安全靴です。
ご存知かと思いますが、アシックスは日本発の世界的スポーツメーカー。
アシックスは、安全靴も多数ラインナップしていてスポーツシューズの技術が活かされていて快適です。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥16,500〜(通販による) |
サイズ | 22.5~30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ推奨 |
カラー展開 | 1色 |
安全性 | ★★★★☆(星4つ) JIS:S種 |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 溶接・火花の飛ぶ環境 |
アシックスは、安全靴のラインナップをウィンジョブというブランドで展開。
疲れにくいのは、もちろんのこと滑りにくいし、先芯の強度も高く安全性も間違えありません。
JIS規格のS種をクリアしています。

溶接など火花が飛ぶ現場でもアッパーに穴が空きにくい。
足にしっかりフィットして歩きやすさも感じました。
重量
ウィンジョブFFR70Sの27.0cmの重量は、27.0cmで411gでした。
安全靴の中では、軽い方です。
靴は、軽ければ良い訳ではなく、重要なのはフィッティング性。

フィッティング性が高いと靴内で足がバタバタしませんし、疲れにくい!
結果、安全性も高まりますね。
サイズ感
ウィンジョブFFR70Sのサイズ感は、普段履きスニーカーと比較して少し大きめ。
アディダスやナイキなどの普段履きスニーカーが27.5cmですが、こちらは27.0cmでした。
サイズ選びの参考に、筆者の所持している靴のサイズをご紹介!
普段履きのスニーカー
アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴
ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
※足は狭めです。
ぜひ参考にしてみてください。
アシックス のウィンジョブFFR70Sを詳しくレビューします。
ここからは、ウィンジョブFFR70Sを詳しくレビューします。
履いてみて感じたメリットとデメリットは下記。
- 本革
- JIS規格S種クリアの安全靴
- 2本のマジックテープ
- フィッティング性の高い設計
- つま先ガードがある
- 履き心地がよい
- α-GELで履き心地が長続き
- 靴内で滑りにくいインソール
- 滑りにくい靴底
- 靴底がすり減りにくい
お手入れ必要
以上のメリットとデメリットをパーツ別に詳しく解説しました。
靴は大きく分けて3つのパーツがあります。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが「靴のどこに当たるのか」を図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性)
アッパーは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性に関係します。
本革
ウィンジョブFFR70Sは、本革です。
安全靴の認定には、JIS規格T8101をクリアする必要があり、その条件の1つに本革という決まりがありました。
本革は、火花などで穴があく可能性が低く、安全性の高い素材です。

つま先ガードあり
つま先のアッパーが破れにくいようにカバーがありました。
ポリウレタンの樹脂だと思いますが、これがあるのと無いのとでは耐久性に大きな違いがあります。
マジックテープ2本
マジックテープが2本ありました。
割と太いですし、フィッティング性を高めていると感じます。
靴ヒモですと「ほどけて」転倒してしまう可能性もあるので、嬉しいですね。
設計がよい
靴のフィッティング性の良し悪しは、設計の時点で決まります。
アシックスの設計は、本当によく快適。
特に、靴の頂点から親指までの設計がよく動きやすいのです。

アッパーまとめ
- メリット①:本革
- メリット②:JIS規格S種クリアの安全靴
- メリット③:2本のマジックテープ
- メリット④:フィッティング性の高い設計
- メリット⑤:つま先ガードがある
- デメリット①:お手入れ必要
クッション(履き心地)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
疲れにくさや履き心地に関係します。
厚底
クッションに厚みのある靴を厚底と呼びます。
厚底は、素材にもよりますが、立ち仕事でも疲れにくいのでおすすめ!
α-GEL入り
α-GEL®︎というゲル素材が、カカト下に入っていました。
ゲル素材は、通常の靴に使われるクッション素材とは異なり、ヘタリにくい特徴があります。
長時間の使用でも疲れにくいという意見が多数ありました。

インソールが良い
インソールは、靴の中で滑りにくい加工がありました。
黒い部分がシリコン素材でプリントされていて滑りにくい。
また、インソールの形状も足の裏の形状に沿う形で疲れにくいのも嬉しいですね。
クッションまとめ
- メリット⑥:履き心地がよい
- メリット⑦:α-GELで履き心地が長続き
- メリット⑧:靴内で滑りにくいインソール
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさや耐久性に関係します。
靴底
靴底の形状で滑りにくさが決まります。
ウィンジョブFFR70Sは、滑りにくい靴底。
水や油でも滑りにくく、JIS規格の付加機能の防滑Fをクリアしていました。
すり減りにくい
この靴底のすごいところは、すり減りにくいこと。
靴底がすり減りにくければ、長持ちしますね。
また滑りにくさも長期間継続するでしょう。
靴底まとめ
- メリット⑨:滑りにくい靴底
- メリット⑩:靴底がすり減りにくい
ウィンジョブFFR70Sのレビューをまとめます。
当記事では、アシックスのウィンジョブFFR70Sをレビューしました。
ウィンジョブFFR70Sは、JIS規格のS種をクリアした安全靴です。
本革なので、火花が当たっても穴が開きにくい!

JIS規格の付加機能のEをクリアしているので、疲れにくいです。
また付加機能Fもクリアしているので、滑りにくさもありました。

それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
ウィンジョブFFR70Sを履いて感じたメリットは下記。
- 本革
- JIS規格S種クリアの安全靴
- 2本のマジックテープ
- フィッティング性の高い設計
- つま先ガードがある
- 履き心地がよい
- α-GELで履き心地が長続き
- 靴内で滑りにくいインソール
- 滑りにくい靴底
- 靴底がすり減りにくい
デメリットは1つです。
お手入れ必要
最後までお読みいただきありがとうございました。
下記の関連記事もよろしくお願い致します。
「もっとおすすめの安全靴を知りたい」
そんな方に向けておすすめの安全靴をランキング形式で紹介しました。
⇒【安全靴のおすすめランキング】50足履いたシューフィッターが厳選【最新】

「もっと疲れない安全靴とプロスニーカーを見たい」
そんな方に向けて、疲れない安全靴を徹底解説しました。

他のアシックスの安全靴とプロスニーカーは下記の記事で解説!

女性の方は下記の記事もおすすめです!
「女性用の安全靴やプロスニーカーを見たい」
そんな方に向けて女性用の安全靴を解説しました。

よろしくお願いします。