【ウィンジョブ®︎CP602G-TXをレビュー】アシックスのゴアテックス使用したプロスニーカー

ウィンジョブ®︎CP602G-TX

 

どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。

今回は、ウィンジョブ®︎CP602G-TXをレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますと、ゴアテックスで防水なのに蒸れにくいプロスニーカーです。

「防水の安全靴を探している」

「防水だと蒸れて疲れを感じる」

「軽くて防水のプロスニーカーはないの?」

リョクシン
そんな方におすすめな製品です。

実際に履いてみて「蒸れにくい、足にフィットする、疲れにくい」という感想でした。

汗をかきやすい環境で働く方におすすめ!

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴11年の松下智博です。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

ウィンジョブCP602G-TXとは?サイズ感や重量をご案内!

ウィンジョブ®︎CP602G-TXとは、アシックスが開発したプロスニーカー(A種)。

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、アシックスが開発したプロスニーカー(A種)

評価項目詳細
価格¥18,480〜
(通販による)
サイズ22.5~30.0cm
サイズ感3E
カラー展開2色
安全性★★★★☆(星4つ)
JSAAのA種
クッション性★★★★☆(星4つ)
耐久性★★★★☆(星4つ)
おすすめ
使用環境
倉庫
社屋
一般的な現場

ご存知かと思いますが、アシックスは日本発の世界的スポーツメーカーです。

スポーツシューズだけじゃなく、ワークシューズも多数ラインナップ。

リョクシン
プロスニーカーや安全靴は、ウィンジョブ®︎というシリーズで展開しています。

ウィンジョブ®︎CP602G-TXはゴアテックスを使用

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、その中でもゴアテックスを使用したプロスニーカー。

ゴアテックスとは、後ほど解説しますが、簡単にいうと防水なのに蒸れにくい高機能な素材です。

リョクシン
本格的なマウンテンパーカーやと登山靴に使用されていますね。

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、ベロに止水加工がある

足の甲に当たる部分をベロというのですが、止水加工がしてあります。

水だけじゃなく、石ころなども靴の中に入ってきにくい加工。

リョクシン
止水加工があると蒸れやすいのですが、前述のとおりゴアテックス使用なので問題なし!

重量・サイズ感・別カラー

ここからは、重量とサイズ感、別のカラーバリエーションを見ていきましょう。

まずは、重量です。

重量

ウィンジョブ®︎CP602G-TXの重量は27.0cmで451g

ウィンジョブ®︎CP602G-TXの重量は、27.0cmで451gです。

防水の靴の中では軽いでしょう。

リョクシン
ただし、靴の良し悪しは重量では決められません。

重要なのはフィッティング性

靴の良し悪しの判断は、フィッティング性で決まります。

アシックスの靴全般にいえることですが、フィッティング性が高い。

リョクシン
フィッティング性が高いと蒸れにくく、疲れにくいですし、安全です。

ウィンジョブ®︎CP602G-TXはフィッティング性が高い

足が正しいポジションにあるのでつま先をしっかり保護してくれました。

また、靴の中で足が遊ばないので、踏ん張りが少なく蒸れにくく疲れにくいのです!

リョクシン
フィッティング性の良さは、そのメーカーにある靴の型が関係するのですが、アシックスはワークシューズの中でも圧倒的に型がよい!

サイズ感ウィンジョブ®︎CP602G-TXのサイズ感は、少し大きめ

ウィンジョブ®︎CP602G-TXのサイズ感は、ほんの少し大きめ。

ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。

リョクシン
普段履きスニーカーが27.5cmなのですが、27.0cmを選びました。

ただし、フィット感が強いので普段履きスニーカーと同じサイズでも良いと思います。

サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!

筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

  • オールバーズ ⇒ 27.0cm
  • ニューバランス ⇒ 27.5cm
  • アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
  • ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm

革靴

  • リーガル ⇒ 26.5cm
  • テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

安全靴・プロスニーカー・安全スニーカー

  • タルテックス ⇒ 27.0cm
  • ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
  • オールマイティー ⇒ 27.5cm
  • ハイパーV#2000 ⇒ 27.5cm

※足は狭めです。

靴のジャンルやメーカー、同じメーカーでも製品によってサイズ感は変わるもの。

ご自身の足のサイズは決めつけないようにしましょう。

リョクシン
ぜひ、参考にしてみてください!

別カラーウィンジョブ®︎CP602G-TXのカラーバリエーションは2色

ウィンジョブ®︎CP602G-TXのカラーバリエーションは2色です。

レッド系はファッション的でありながら視認性を高めてくれるので嬉しい!

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アシックスのウィンジョブCP602G-TXを詳しくレビュー

ここからは、アシックスのウィンジョブCP602G-TXを詳しくレビューします。

ウィンジョブ®︎CPG-TXを詳しく解説

実際に履いて感じたメリットデメリットは下記のとおり。

メリット
  1. 反射材
  2. 疲れにくい
  3. 滑りにくい
  4. トーアップ
  5. つま先補強がある
  6. マジックテープ3本
  7. 靴底がすり減りにくい
  8. 防水なのに蒸れにくい
  9. クッション効果が長続き
  10. フィッティング性が高い
デメリット

価格が高い

メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。

リョクシン
靴は、大きく分けて3つのパーツに分けることが可能です。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

下記にて3つのパーツを図解しました。

靴のパーツの名称を解説

上から順番にアッパーから見ていきましょう。

アッパー(通気性がわかる)

靴のパーツのアッパーの場所について解説 アッパーとは、足を包みこむパーツ。

通気性フィッティング性安全性に関係します。

アッパー概要

ウィンジョブ®︎CP602G-TXのアッパーは、フィッティング性と通気性に優れる

ウィンジョブ®︎CP602G-TXのアッパーは通気性とフィッティング性のどちらにも優れました。

アシックスの型とゴアテックスによる効果ですね。

マジックテープが3本

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、マジックテープ3本でした。

マジックテープは、安全性と耐久性に優れるものの、フィッティング性では劣ります。

リョクシン
しかし、3本使用することでフィッティング性がアップ!

デメリットをカバーしていますね。

大まかにマジックテープの本数による効果の違いをご案内!

マジックテープの本数による効果

  • 1本・・・脱着やすいがフィッティング性低い
  • 2本・・・1本と3本の間くらいの効果
  • 3本・・・脱着しにくいがフィッティング性高い

上記のとおり、3本だと脱ぎ履きしにくいデメリットがあります。

しかし、そもそも防水を求める方は脱ぎ履き多くないですよね。

リョクシン
もし、脱ぎ履きが多い方はデメリットも考慮そた上でご検討ください!

マジックテープの耐久性

ウィンジョブ®︎CP602G-TXのマジックテープは耐久性高い

マジックテープの折り返し部分がしっかり補強されています。

安価品など折り返し部分が破れてしまうことがありました。

リョクシン
破れてしまうと履けなくなるので、破れにくいのは嬉しいですね!

ローアーチウィンジョブ®︎CP602G-TXはローアーチ

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、ローアーチ構造です。

ローアーチとは、甲が低く足の甲に沿うような形状。

リョクシン
フィッティング性の高い靴は、ほとんどがローアーチですが、技術や知見がないと履き心地が低下してしまうので難しい。これはアシックスだからできることだと言えます。

つま先補強あり

安全靴やプロスニーカーの買い替え理由の1つにつま先破れがあります。

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、つま先に樹脂があり補強されていました。

地味に嬉しいのが、靴底のゴム素材が巻き上がっていること。

補強材よりも先に壁や台車と衝突してくれるので、つま先のアッパー素材が破れにくい!

カカトでホールド

アシックス製品の全般に言えることですが、カカトでしっかりホールドでき靴ズレしにくい

ただ細いという訳じゃなく、カカトを形成している芯材や全体的なバランスを考えての設計でした。

リョクシン
サイズが合っていれば、靴ズレにはなりにくいでしょう。

ゴアテックス

ウィンジョブ®︎CP602G-TXはゴアテックスを使用

冒頭のとおりですが、ウィンジョブ®︎CP602G-TXはアッパーにゴアテックスを使用。

ゴアテックスは水分は通さないものの、蒸気は通気できる高機能素材です。

ゴアテックスの認定タグ

ゴアテックスの認定タグもありました。

防水でありながら蒸れにくいのはスゴイですね。

リョクシン
防水だけですと、蒸れやすくタコもできやすいので、ゴアテックスは助かりました!

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、反射材がある

ウィンジョブ®︎CP602G-TXには、夜間やトンネルなどの暗闇作業で視認性を高める反射材がありました。

視認性は、安全性を高めるので非常に大事です。

リョクシン
より視認性を高めるのであれば、別カラーのレッドを選びましょう!

アッパーまとめ

  • メリット:反射材
  • メリット:つま先補強がある
  • メリット:マジックテープ3本
  • メリット:防水なのに蒸れにくい
  • メリット:フィッティング性が高い

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クッション(履き心地がわかる)

靴のパーツのクッションの場所について解説

続いて、クッションを見ていきましょう。

クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。

リョクシン
疲労履き心地に関係します。

厚底ウィンジョブ®︎CP602G-TXは厚底

ウィンジョブ®︎CP602G-TXのクッション素材は、厚みがある厚底です。

厚底は、素材にもよりますが衝撃吸収に優れているので、疲れにくい

リョクシン
ウィンジョブ®︎CP602G-TXのクッション素材は、衝撃吸収と反発力のバランスが良い素材で問題なく疲れないと感じました。

履き心地が長続き

ウィンジョブCP®︎CP502のクッションにはα-GELが入っている

ウィンジョブ®︎CP602G-TXには、カカト下にα-GELというゲル素材が入っています。

ゲル素材は、一般的な靴に疲れる発泡素材と異なりクッション効果が長続き!

リョクシン
発泡素材は、体重など加重があることで、素材が潰れてしまいクッション効果が薄れていきます。

アシックスのα-GEL

ゲル素材は、加重で潰れても素材感に変化は少ないのです。

よって長い時間や期間履き続けても、クッション効果が長続き!

リョクシン
実際に、複数足をプロスニーカーや安全靴を使っている人にウィンジョブを提供して比較してもらいましたが、夕方以降の疲れが全然違うとのこと。

安価品だけじゃなく、同価格帯の靴と比較していますので、間違えありません。

トーアップウィンジョブ®︎CP602G-TXはトーアップ

ウィンジョブ®︎CP602G-TXのつま先は上方向へつり上がっているのわかりますか?

この形状をトーアップ言います。

リョクシン
トーアップは、つまずき防止と動作性アップの効果がありました。

厚底には、動きにくいといデメリットがあります。

そのデメリットはトーアップで改善されていました。

クッションまとめ

  • メリット:疲れにくい
  • メリット:トーアップ
  • メリット:クッション効果が長続き

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靴底(滑りにくさがわかる)

靴のパーツの靴底の場所について解説

最後に、靴底について見ていきましょう。

靴底は、地面に接地するパーツ。

リョクシン
滑りにくさに関係します。

全方向に滑りにくい

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、全方向に滑りにくい

ウィンジョブ®︎CP602G-TXの靴底は、タテヨコ斜めの全方向に滑りにくいです。

全方向に滑りにくい靴底は、今までワークシューズ市場にはありませんでした。

リョクシン
特に今までユーザーさんの悩みで合った横滑りを改善したのが大きい!

すり減りにくいウィンジョブ®︎CP602G-TXの靴底は擦り減りにくい

さらにウィンジョブ®︎CP602G-TXの靴底は、すり減りにくいです。

すり減りにくいと耐久性が高くなることに加えて、安全性も高まると感じました。

リョクシン
それだけ滑りにくさも継続しますからね!

着地が安定

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、着地が安定する

カカト部分が接地していないのわかりますか?

ウィンジョブ®︎CP602G-TXを平置きするとわかります。

リョクシン
これにより靴底が、着地した時に、面で接地できるので滑りにくく着地が安定しました。

新品から動きやすい

新品の靴は、クッション素材や靴底が屈曲しにくいので歩きにくいことあります。

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、靴底とクッションに溝があり連動するように配置されていました。

リョクシン
これをフレックスグルーヴといい、足と靴が連動しやすいようにサポートしてくれます。

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは新品から動きやすいと感じました。

靴底まとめ

  • メリット:滑りにくい
  • メリット:トーアップ
  • メリット:靴底がすり減りにくい
  • デメリット:価格が高い

デメリットは価格が高いところですが、ここまで高機能であれば仕方ないと思います。

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アシックスのウィンジョブ®︎CP602G-TXのレビューをまとめます!

当記事では、アシックスのウィンジョブ®︎CP602G-TXをレビューしました。

ゴアテックス使用しているので、防水なのに蒸れにくい

マジックテープ3本でしっかりフィッティングできました。

JSAAのA種をクリアしたプロスニーカーでかつ、全方向に滑りにくいので安全性も高い

防水なんで天候気にせず仕事できるのが嬉しいですね。

リョクシン
すべてのプロスニーカーのユーザーさんへおすすめします!

それでは、下記より簡単に記事をまとめます。

ウィンジョブ®︎CP602G-TXのメリットは下記のとおり。

メリット
  1. 反射材
  2. 疲れにくい
  3. 滑りにくい
  4. トーアップ
  5. つま先補強がある
  6. マジックテープ3本
  7. 靴底がすり減りにくい
  8. 防水なのに蒸れにくい
  9. クッション効果が長続き
  10. フィッティング性が高い

デメリットは1つです。

デメリット

価格が高い

リョクシン
最後までお読みいただきありがとうございました。

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