どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。
今回は、ウィンジョブ®︎CP602G-TXをレビュー。

「防水の安全靴を探している」
「防水だと蒸れて疲れを感じる」
「軽くて防水のプロスニーカーはないの?」

実際に履いてみて「蒸れにくい、足にフィットする、疲れにくい」という感想でした。
汗をかきやすい環境で働く方におすすめ!
タップできる目次
ウィンジョブCP602G-TXとは?サイズ感や重量をご案内!
ウィンジョブ®︎CP602G-TXとは、アシックスが開発したプロスニーカー(A種)。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥18,480〜 (通販による) |
サイズ | 22.5~30.0cm |
サイズ感 | 3E |
カラー展開 | 2色 |
安全性 | ★★★★☆(星4つ) JSAAのA種 |
クッション性 | ★★★★☆(星4つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめ 使用環境 | 倉庫 社屋 一般的な現場 |
ご存知かと思いますが、アシックスは日本発の世界的スポーツメーカーです。
スポーツシューズだけじゃなく、ワークシューズも多数ラインナップ。

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、その中でもゴアテックスを使用したプロスニーカー。
ゴアテックスとは、後ほど解説しますが、簡単にいうと防水なのに蒸れにくい高機能な素材です。

足の甲に当たる部分をベロというのですが、止水加工がしてあります。
水だけじゃなく、石ころなども靴の中に入ってきにくい加工。

重量・サイズ感・別カラー
ここからは、重量とサイズ感、別のカラーバリエーションを見ていきましょう。
まずは、重量です。
重量
ウィンジョブ®︎CP602G-TXの重量は、27.0cmで451gです。
防水の靴の中では軽いでしょう。

重要なのはフィッティング性
靴の良し悪しの判断は、フィッティング性で決まります。
アシックスの靴全般にいえることですが、フィッティング性が高い。

足が正しいポジションにあるのでつま先をしっかり保護してくれました。
また、靴の中で足が遊ばないので、踏ん張りが少なく蒸れにくく疲れにくいのです!

サイズ感
ウィンジョブ®︎CP602G-TXのサイズ感は、ほんの少し大きめ。
ナイキやアディダスなどの普段履きスニーカーと比較しています。

ただし、フィット感が強いので普段履きスニーカーと同じサイズでも良いと思います。
サイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズをご案内!
普段履きのスニーカー
- オールバーズ ⇒ 27.0cm
- ニューバランス ⇒ 27.5cm
- アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
- ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
革靴
- リーガル ⇒ 26.5cm
- テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴・プロスニーカー・安全スニーカー
- タルテックス ⇒ 27.0cm
- ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
- オールマイティー ⇒ 27.5cm
- ハイパーV#2000 ⇒ 27.5cm
※足は狭めです。
靴のジャンルやメーカー、同じメーカーでも製品によってサイズ感は変わるもの。
ご自身の足のサイズは決めつけないようにしましょう。

別カラー
ウィンジョブ®︎CP602G-TXのカラーバリエーションは2色です。
レッド系はファッション的でありながら視認性を高めてくれるので嬉しい!
アシックスのウィンジョブCP602G-TXを詳しくレビュー
ここからは、アシックスのウィンジョブCP602G-TXを詳しくレビューします。
実際に履いて感じたメリットとデメリットは下記のとおり。
- 反射材
- 疲れにくい
- 滑りにくい
- トーアップ
- つま先補強がある
- マジックテープ3本
- 靴底がすり減りにくい
- 防水なのに蒸れにくい
- クッション効果が長続き
- フィッティング性が高い
価格が高い
メリットとデメリットを詳しく解説するために、パーツ別に見ていきましょう。

靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
下記にて3つのパーツを図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性がわかる)
アッパーとは、足を包みこむパーツ。
通気性やフィッティング性、安全性に関係します。
アッパー概要
ウィンジョブ®︎CP602G-TXのアッパーは通気性とフィッティング性のどちらにも優れました。
アシックスの型とゴアテックスによる効果ですね。
マジックテープが3本
ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、マジックテープ3本でした。
マジックテープは、安全性と耐久性に優れるものの、フィッティング性では劣ります。

デメリットをカバーしていますね。
大まかにマジックテープの本数による効果の違いをご案内!
マジックテープの本数による効果
- 1本・・・脱着やすいがフィッティング性低い
- 2本・・・1本と3本の間くらいの効果
- 3本・・・脱着しにくいがフィッティング性高い
上記のとおり、3本だと脱ぎ履きしにくいデメリットがあります。
しかし、そもそも防水を求める方は脱ぎ履き多くないですよね。

マジックテープの耐久性
マジックテープの折り返し部分がしっかり補強されています。
安価品など折り返し部分が破れてしまうことがありました。

ローアーチ
ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、ローアーチ構造です。
ローアーチとは、甲が低く足の甲に沿うような形状。

つま先補強あり
安全靴やプロスニーカーの買い替え理由の1つにつま先破れがあります。
ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、つま先に樹脂があり補強されていました。
地味に嬉しいのが、靴底のゴム素材が巻き上がっていること。
補強材よりも先に壁や台車と衝突してくれるので、つま先のアッパー素材が破れにくい!
カカトでホールド
アシックス製品の全般に言えることですが、カカトでしっかりホールドでき靴ズレしにくい。
ただ細いという訳じゃなく、カカトを形成している芯材や全体的なバランスを考えての設計でした。

ゴアテックス
冒頭のとおりですが、ウィンジョブ®︎CP602G-TXはアッパーにゴアテックスを使用。
ゴアテックスは水分は通さないものの、蒸気は通気できる高機能素材です。
ゴアテックスの認定タグもありました。
防水でありながら蒸れにくいのはスゴイですね。

ウィンジョブ®︎CP602G-TXには、夜間やトンネルなどの暗闇作業で視認性を高める反射材がありました。
視認性は、安全性を高めるので非常に大事です。

アッパーまとめ
- メリット:反射材
- メリット:つま先補強がある
- メリット:マジックテープ3本
- メリット:防水なのに蒸れにくい
- メリット:フィッティング性が高い
クッション(履き心地がわかる)
続いて、クッションを見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や加重を支えるパーツ。

厚底
ウィンジョブ®︎CP602G-TXのクッション素材は、厚みがある厚底です。
厚底は、素材にもよりますが衝撃吸収に優れているので、疲れにくい。

履き心地が長続き
ウィンジョブ®︎CP602G-TXには、カカト下にα-GELというゲル素材が入っています。
ゲル素材は、一般的な靴に疲れる発泡素材と異なりクッション効果が長続き!

ゲル素材は、加重で潰れても素材感に変化は少ないのです。
よって長い時間や期間履き続けても、クッション効果が長続き!

安価品だけじゃなく、同価格帯の靴と比較していますので、間違えありません。
トーアップ
ウィンジョブ®︎CP602G-TXのつま先は上方向へつり上がっているのわかりますか?
この形状をトーアップ言います。

厚底には、動きにくいといデメリットがあります。
そのデメリットはトーアップで改善されていました。
クッションまとめ
- メリット:疲れにくい
- メリット:トーアップ
- メリット:クッション効果が長続き
靴底(滑りにくさがわかる)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。

全方向に滑りにくい
ウィンジョブ®︎CP602G-TXの靴底は、タテヨコ斜めの全方向に滑りにくいです。
全方向に滑りにくい靴底は、今までワークシューズ市場にはありませんでした。

すり減りにくい
さらにウィンジョブ®︎CP602G-TXの靴底は、すり減りにくいです。
すり減りにくいと耐久性が高くなることに加えて、安全性も高まると感じました。

着地が安定
カカト部分が接地していないのわかりますか?
ウィンジョブ®︎CP602G-TXを平置きするとわかります。

新品から動きやすい
新品の靴は、クッション素材や靴底が屈曲しにくいので歩きにくいことあります。
ウィンジョブ®︎CP602G-TXは、靴底とクッションに溝があり連動するように配置されていました。

ウィンジョブ®︎CP602G-TXは新品から動きやすいと感じました。
靴底まとめ
- メリット:滑りにくい
- メリット:トーアップ
- メリット:靴底がすり減りにくい
- デメリット:価格が高い
デメリットは価格が高いところですが、ここまで高機能であれば仕方ないと思います。
アシックスのウィンジョブ®︎CP602G-TXのレビューをまとめます!
当記事では、アシックスのウィンジョブ®︎CP602G-TXをレビューしました。
ゴアテックス使用しているので、防水なのに蒸れにくい!

JSAAのA種をクリアしたプロスニーカーでかつ、全方向に滑りにくいので安全性も高い!
防水なんで天候気にせず仕事できるのが嬉しいですね。

それでは、下記より簡単に記事をまとめます。
ウィンジョブ®︎CP602G-TXのメリットは下記のとおり。
- 反射材
- 疲れにくい
- 滑りにくい
- トーアップ
- つま先補強がある
- マジックテープ3本
- 靴底がすり減りにくい
- 防水なのに蒸れにくい
- クッション効果が長続き
- フィッティング性が高い
デメリットは1つです。
価格が高い

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