どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
今回は、アシックスの安全靴『ウィンジョブCP601G-TX』をレビュー。

「防水の安全靴を探している」
「ハイカットの安全靴がほしい」
「ハイカットで蒸れにくい安全靴を探している」

実際に履いてみて「疲れにくい、天候を気にせず履ける、ハイカットの割りには蒸れにくい」と大満足です。
防水でハイカットの安全靴をお探しの方におすすめ!
タップできる目次
ウィンジョブCP601 G-TXとは?サイズ感と重量をご案内!
ウィンジョブCP601G-TXとは、アシックスが開発した安全靴です。
アシックスは、日本を代表する世界的スポーツメーカー。
安全靴など、作業用の靴にも参入していて、大人気です。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥21,670〜(通販による) |
サイズ | 24.5~30.0cm |
サイズ感 | 普段履き比較:同じサイズ推奨 |
カラー展開 | 3色 |
安全性 | ★★★★☆(星4つ) JSAA:A種 |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
おすすめの使用環境 | 雨天・汗をかきやすい場所 |
アシックスは、安全靴などの作業用シューズをウィンジョブというブランドで展開。
ウィンジョブCP601G-TXは、その中でも防水でハイカット、ゴアテックスの製品です。
ゴアテックスとは、細かい通気口があり水滴を通さないものの、靴の中の温度を下げることが可能な素材。

防水の安全靴って意外と少ないんですよね。
あっても蒸れやすいデメリットがありました。
全く蒸れない訳ではありませんが、ウィンジョブCP601G-TXはゴアテックスな分、快適です。

重量
ウィンジョブCP601G-TXの重量は、27.5cmで484gです。
防水でハイカットの安全靴とは、思えない軽さ。
靴は軽ければ、良い訳ではないのですが、アシックス製なので全く心配はありませんでした。

軽さではなく、フィッティング性が大事!
サイズ感
ウィンジョブCP601G-TXは、すこし大きめでした。
ナイキやアシックスのような、普段履きスニーカーと比較すると0.5cm大きいかなと。
ただし、マジックテープが3本もあるので、同じサイズでも問題はなさそうです。

普段履きのスニーカー
アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm
革靴
リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm
安全靴
ウィンジョブ ⇒ 27.0cm
※足は狭めです。
ぜひ、参考にしてみてください。
アシックスのウィンジョブCP601G-TXを詳しくレビュー。
ここからはアシックスの安全靴『ウィンジョブCP601G-TX』を詳しくレビュー。
実際に履いて感じたメリットとデメリットは下記です。
- ハイカット形状
- 3本マジックテープでフィット性OK
- フィッティング性が高い
- 先芯がサビない
- つま先補強がある
- 反射材で視認性アップ
- ゴアテックスで蒸れにくい
- トーアップで動きやすい
- GELで疲れにくい
- フレックスグルーヴで動きやすい
- 滑りにくい
- 靴底がすり減りにくい
価格が高い
メリットとデメリットを各パーツ別に解説します。
靴は、大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。
靴のパーツ
- アッパー
- クッション
- 靴底
この3つのパーツが、「靴のどこに当たるのか?」を図解しました。
上から順番にアッパーから見ていきましょう。
アッパー(通気性)
アッパーは、足を包みこむパーツ。
フィッティング性や通気性、安全性に関係します。
ウィンジョブCP601G-TXのアッパーは、フィッティング性と通気性、安全性に優れていました。
価格が高い分、機能性は本当によいですね。
マジックテープ3本
3本のマジックテープでしっかりサイズ調整が可能です。
脱ぎ履きはしにくいものの、そもそも防水なので脱ぐ機会は、少ないので、そこは不要かなと。
男性は、大きめのサイズを好む傾向にあるのですが、正しくはしっかりフィットさせる必要があるので、注意しましょう。
マジックテープは、ほとんど全面にありました。
これによりサイズ調整がしやすくなります。
先芯がサビない
先芯ですが、安全靴の多くが鉄や金属を使用しています。
汗や雨によってサビてしまうことがあるのですが、ウィンジョブCP610G-TXは、問題なし。
特殊ガラス繊維の強度の高い先芯を使用していました。

つま先に補強がある
安全靴あるあるですが、つま先のアッパーが破れてしまうこと。
ウィンジョブシリーズは、基本的につま先補強があります。

反射材あり
トンネルや夜間作業などで、視認性を高める反射材がついていました。
これにより事故の発生を防止します。
いくら靴の安全性が高くても、外的要因からの安全性もなくては意味ないので、これは重要。
ゴアテックスで蒸れにくい
防水の安全靴のあるあるで、「めっちゃ蒸れる」というモノがありました。
登山靴やマウンテンパーカーなどの使用されるゴアテックスを採用。
防水しながらも、靴の中の空気は循環できます。

トーアップ
つま先が、つり上がっている形状をトーアップと言います。
トーアップがあることで、動きやすく感じました。
階段などで段差でつまずきにくいのもうれしいですね。
アッパーまとめ
- メリット①:ハイカット形状
- メリット②:3本マジックテープでフィット性OK
- メリット③:フィッティング性が高い
- メリット④:先芯がサビない
- メリット⑤:つま先補強がある
- メリット⑥:反射材で視認性アップ
- メリット⑦:ゴアテックスで蒸れにくい
- メリット⑧:トーアップで動きやすい
- デメリット①:価格が高い
確かに価格は高いのですが、このスペックであればむしろ、安いと思います。
このハイスペックで安かったら、世も末かなとw
クッション(履き心地)
続いて、クッションについて見ていきましょう。
クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。
履き心地や疲れにくさに関係します。
厚底
ウィンジョブCP610G-TXのクッションには厚みがありました。
それを厚底と言います。
厚底は、履き心地や疲れにくいメリットの反面、動きにくさがあるのですが、先ほどのトーアップ形状で、デメリットをカバーされていました。
GEL入り
カカト下に、GEL素材が入っています。
GEL素材は、通常の靴のクッション素材である、スポンジ状の素材よりクッション性が長続き!
実際に、他社スポーツメーカーの安全靴と比較して、「夕方以降の疲れが違う」という意見がありました。
フレックスグルーヴ
クッションに切れ目が入っています。
この切れ目(フレックスグルーヴ)は、靴を新品の時から動きやすくする効果がありました。
また、動きやすさもプラスされますね。
クッションまとめ
- メリット⑧:トーアップで動きやすい
- メリット⑨:GELで疲れにくい
- メリット⑩:フレックスグルーヴで動きやすい
靴底(すべりにくさ)
最後に、靴底について見ていきましょう。
靴底は、地面に接地するパーツ。
滑りにくさや耐久性に関係します。
全方向で滑りにくい
タテヨコ斜めで滑りにくいのが特徴。
今までなかった素晴らしい機能の靴底ですね。
他の安全靴のみならず作業靴は、タテ方向だけでしたので、本当に画期的!
アシックスさんは、スポーツメーカーなので、滑りにくさに特化した靴底を開発できると思っていませんでした。

油に対する耐久性もありました。
またすり減りにくいので、長い間滑りにくさを持続してくれます。
フレックスグルーヴ
靴底のミゾが、前述のフレックスグルーヴと連動しています。
近年多くの靴で、「フレックスグルーヴを入れとけばよいんでしょ」みたいなモノを見かけます。
アシックスは、ちゃんとしっかり計算した設計をしているので、ちゃんと機能しますのでご安心を!
靴底まとめ
- メリット11:滑りにくい
- メリット12:靴底がすり減りにくい
ウィンジョブCP601 G-TXのレビューをまとめます。
当記事ではウィンジョブCP601G-TXをレビューしました。
ウィンジョブCP601G-TXは、アシックスが開発したプロスニーカー。
アシックスは、日本を代表する世界的スポーツメーカーです。

ウィンジョブCP610G-TXは、防水でハイカット、ゴアテックスを使用した製品。
防水でハイカットですと蒸れてしまうのですが、ゴアテックスで軽減されていました。
雨天はもちろんのこと、汗をかきやすい環境でもおすすめ!

ウィンジョブCP601G-TXのメリットは下記になります。
- ハイカット形状
- 3本マジックテープでフィット性OK
- フィッティング性が高い
- 先芯がサビない
- つま先補強がある
- 反射材で視認性アップ
- ゴアテックスで蒸れにくい
- トーアップで動きやすい
- GELで疲れにくい
- フレックスグルーヴで動きやすい
- 滑りにくい
- 靴底がすり減りにくい
デメリットは1つ。
価格が高い
最後までお読みいただきありがとうございました。
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