【ウィンジョブCP601をレビュー】防水ゴアテックスでハイカットの安全靴【アシックスが開発】

どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!

今回は、アシックスの安全靴『ウィンジョブCP601G-TX』をレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますと、アシックスの安全靴ブランドの中でも防水でハイカットのプロスニーカーです。

「防水の安全靴を探している」

「ハイカットの安全靴がほしい」

「ハイカットで蒸れにくい安全靴を探している」

リョクシン
そんな方におすすめな安全靴です。

実際に履いてみて「疲れにくい、天候を気にせず履ける、ハイカットの割りには蒸れにくい」と大満足です。

防水でハイカットの安全靴をお探しの方におすすめ!

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴12年の松下智博です。靴メーカーの株式会社リゲッタで営業してます。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

ウィンジョブCP601 G-TXとは?サイズ感と重量をご案内!

ウィンジョブCP601G-TXとは、アシックスが開発した安全靴です。

アシックスは、日本を代表する世界的スポーツメーカー。

安全靴など、作業用の靴にも参入していて、大人気です。

評価項目詳細
価格¥21,670〜(通販による)
サイズ24.5~30.0cm
サイズ感普段履き比較:同じサイズ推奨
カラー展開3色
安全性★★★★☆(星4つ)
JSAA:A種
クッション性★★★★★(星5つ)
耐久性★★★★☆(星4つ)
おすすめの使用環境雨天・汗をかきやすい場所

アシックスは、安全靴などの作業用シューズをウィンジョブというブランドで展開。

ウィンジョブCP601G-TXは、その中でも防水でハイカット、ゴアテックスの製品です。

ゴアテックスとは、細かい通気口があり水滴を通さないものの、靴の中の温度を下げることが可能な素材。

リョクシン
登山靴やマウンテンパーカーなどによく使われていますね。

防水の安全靴って意外と少ないんですよね。

あっても蒸れやすいデメリットがありました。

全く蒸れない訳ではありませんが、ウィンジョブCP601G-TXはゴアテックスな分、快適です。

リョクシン
蒸れると疲れを感じるので、ゴアテックスは助かりますね。

重量

ウィンジョブCP601G-TXの重量は、27.5cmで484gです。

防水でハイカットの安全靴とは、思えない軽さ。

靴は軽ければ、良い訳ではないのですが、アシックス製なので全く心配はありませんでした。

リョクシン
軽くても、フィッティング性が低いと疲れやすかったり、足を痛める可能性があります。

軽さではなく、フィッティング性が大事!

サイズ感

ウィンジョブCP601G-TXは、すこし大きめでした。

ナイキやアシックスのような、普段履きスニーカーと比較すると0.5cm大きいかなと。

ただし、マジックテープが3本もあるので、同じサイズでも問題はなさそうです。

リョクシン
サイズ選びのご参考に筆者の所持している靴のサイズをご案内。
筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm

革靴

リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

安全靴

ウィンジョブ ⇒ 27.0cm

※足は狭めです。

ぜひ、参考にしてみてください。

↑目次へ戻る↑

アシックスのウィンジョブCP601G-TXを詳しくレビュー。

ここからはアシックスの安全靴『ウィンジョブCP601G-TX』を詳しくレビュー

実際に履いて感じたメリットデメリットは下記です。

メリット
  1. ハイカット形状
  2. 3本マジックテープでフィット性OK
  3. フィッティング性が高い
  4. 先芯がサビない
  5. つま先補強がある
  6. 反射材で視認性アップ
  7. ゴアテックスで蒸れにくい
  8. トーアップで動きやすい
  9. GELで疲れにくい
  10. フレックスグルーヴで動きやすい
  11. 滑りにくい
  12. 靴底がすり減りにくい
デメリット

価格が高い

メリットとデメリットを各パーツ別に解説します。

靴は、大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

この3つのパーツが、「靴のどこに当たるのか?」を図解しました。

 

靴のパーツの名称を解説

上から順番にアッパーから見ていきましょう。

アッパー(通気性)

靴のパーツのアッパーの場所について解説

アッパーは、足を包みこむパーツ。

フィッティング性通気性安全性に関係します。

ウィンジョブCP601G-TXのアッパーは、フィッティング性と通気性、安全性に優れていました。

価格が高い分、機能性は本当によいですね。

マジックテープ3本

3本のマジックテープでしっかりサイズ調整が可能です。

脱ぎ履きはしにくいものの、そもそも防水なので脱ぐ機会は、少ないので、そこは不要かなと。

男性は、大きめのサイズを好む傾向にあるのですが、正しくはしっかりフィットさせる必要があるので、注意しましょう。

マジックテープは、ほとんど全面にありました。

これによりサイズ調整がしやすくなります。

先芯がサビない

先芯ですが、安全靴の多くが鉄や金属を使用しています。

汗や雨によってサビてしまうことがあるのですが、ウィンジョブCP610G-TXは、問題なし。

特殊ガラス繊維の強度の高い先芯を使用していました。

リョクシン
軽いし、強度はJSAAのA種で最強です。

つま先に補強がある

安全靴あるあるですが、つま先のアッパーが破れてしまうこと。

ウィンジョブシリーズは、基本的につま先補強があります。

リョクシン
これはうれしいですね。

反射材あり

トンネルや夜間作業などで、視認性を高める反射材がついていました。

これにより事故の発生を防止します。

いくら靴の安全性が高くても、外的要因からの安全性もなくては意味ないので、これは重要。

ゴアテックスで蒸れにくい

防水の安全靴のあるあるで、「めっちゃ蒸れる」というモノがありました。

登山靴やマウンテンパーカーなどの使用されるゴアテックスを採用。

防水しながらも、靴の中の空気は循環できます。

リョクシン
完全に蒸れにくい訳ではありませんが、ゴアテックスがあるのと、ないのとでは天と地ほどの差がありました。

トーアップ

つま先が、つり上がっている形状をトーアップと言います。

トーアップがあることで、動きやすく感じました。

階段などで段差でつまずきにくいのもうれしいですね。

アッパーまとめ

  • メリット①:ハイカット形状
  • メリット②:3本マジックテープでフィット性OK
  • メリット③:フィッティング性が高い
  • メリット④:先芯がサビない
  • メリット⑤:つま先補強がある
  • メリット⑥:反射材で視認性アップ
  • メリット⑦:ゴアテックスで蒸れにくい
  • メリット⑧:トーアップで動きやすい
  • デメリット①:価格が高い

確かに価格は高いのですが、このスペックであればむしろ、安いと思います。

このハイスペックで安かったら、世も末かなとw

 

↑目次へ戻る↑

クッション(履き心地)

靴のパーツのクッションの場所について解説

続いて、クッションについて見ていきましょう。

クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。

履き心地疲れにくさに関係します。

厚底

ウィンジョブCP610G-TXのクッションには厚みがありました。

それを厚底と言います。

厚底は、履き心地や疲れにくいメリットの反面、動きにくさがあるのですが、先ほどのトーアップ形状で、デメリットをカバーされていました。

GEL入り

カカト下に、GEL素材が入っています。

GEL素材は、通常の靴のクッション素材である、スポンジ状の素材よりクッション性が長続き!

実際に、他社スポーツメーカーの安全靴と比較して、「夕方以降の疲れが違う」という意見がありました。

フレックスグルーヴ

クッションに切れ目が入っています。

この切れ目(フレックスグルーヴ)は、靴を新品の時から動きやすくする効果がありました。

また、動きやすさもプラスされますね。

クッションまとめ

  • メリット⑧:トーアップで動きやすい
  • メリット⑨:GELで疲れにくい
  • メリット⑩:フレックスグルーヴで動きやすい

↑目次へ戻る↑

靴底(すべりにくさ)

靴のパーツの靴底の場所について解説

最後に、靴底について見ていきましょう。

靴底は、地面に接地するパーツ。

滑りにくさ耐久性に関係します。

全方向で滑りにくい

タテヨコ斜めで滑りにくいのが特徴。

今までなかった素晴らしい機能の靴底ですね。

他の安全靴のみならず作業靴は、タテ方向だけでしたので、本当に画期的!

アシックスさんは、スポーツメーカーなので、滑りにくさに特化した靴底を開発できると思っていませんでした。

リョクシン
スポーツとは、すこし違うので、驚きですね。

油に対する耐久性もありました。

またすり減りにくいので、長い間滑りにくさを持続してくれます。

フレックスグルーヴ

靴底のミゾが、前述のフレックスグルーヴと連動しています。

近年多くの靴で、「フレックスグルーヴを入れとけばよいんでしょ」みたいなモノを見かけます。

アシックスは、ちゃんとしっかり計算した設計をしているので、ちゃんと機能しますのでご安心を!

靴底まとめ

  • メリット11:滑りにくい
  • メリット12:靴底がすり減りにくい

↑目次へ戻る↑

ウィンジョブCP601 G-TXのレビューをまとめます。

当記事ではウィンジョブCP601G-TXをレビューしました。

ウィンジョブCP601G-TXは、アシックスが開発したプロスニーカー。

アシックスは、日本を代表する世界的スポーツメーカーです。

リョクシン
スポーツシューズの技術を活かしたプロスニーカーで大人気。

ウィンジョブCP610G-TXは、防水でハイカット、ゴアテックスを使用した製品。

防水でハイカットですと蒸れてしまうのですが、ゴアテックスで軽減されていました。

雨天はもちろんのこと、汗をかきやすい環境でもおすすめ!

リョクシン
それでは、下記より簡単に記事をまとめます。

ウィンジョブCP601G-TXのメリットは下記になります。

メリット
  1. ハイカット形状
  2. 3本マジックテープでフィット性OK
  3. フィッティング性が高い
  4. 先芯がサビない
  5. つま先補強がある
  6. 反射材で視認性アップ
  7. ゴアテックスで蒸れにくい
  8. トーアップで動きやすい
  9. GELで疲れにくい
  10. フレックスグルーヴで動きやすい
  11. 滑りにくい
  12. 靴底がすり減りにくい

デメリットは1つ。

デメリット

価格が高い

最後までお読みいただきありがとうございました。

下記の関連記事もよろしくお願い致します。

「もっとおすすめの安全靴を知りたい」

そんな方に向けておすすめの安全靴をランキング形式で紹介しました。

【安全靴のおすすめランキング】50足履いたシューフィッターが厳選【最新】

【安全靴のおすすめランキング】50足履いたシューフィッターが厳選【最新】【安全靴のおすすめランキング】50足履いたシューフィッターが厳選【最新】

「もっと疲れない安全靴とプロスニーカーを見たい」

そんな方に向けて、疲れない安全靴を徹底解説しました。

もっと詳しく解説
安全靴のおすすめ品を紹介します。立ち仕事でも疲れない!【安全靴で疲れない製品はコレだ!】立ち仕事でもクッション性抜群!【レディースもあり】

他のアシックスの安全靴とプロスニーカーは下記の記事で解説!

もっと詳しく解説
【2022年】アシックスの安全靴『ウィンジョブ』のおすすめ品はコレだ!!【新作まで解説!】

女性の方は下記の記事もおすすめです!

「女性用の安全靴やプロスニーカーを見たい」

そんな方に向けて女性用の安全靴を解説しました。

もっと詳しく解説
【レディース安全靴を徹底レビュー】ワーク女子向けのおすすめ製品を紹介します【女性の一級建築士と選定】

よろしくお願いします。

コメントを残す