どーも、靴の仕事歴11年のリョクシンです。
今回は、ウィンジョブ®︎CP307BOAをレビュー。

「ダイヤル式で普段よりサイズを微調整したい」
「ダイヤル式で耐久性の高い製品を探している」
「つま先から異物が入りにくいプロスニーカーがほしい」

実際に履いてみて「クッション性が高い、ワイヤーが引っ掛かりにくい、深くしゃがむと甲がベロに当たる」という感想でした。
ぜひ、参考にしてみてください!
⇒疲れにくいおすすめ安全靴・プロスニーカーを紹介した記事はこちら!
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ウィンジョブ®︎CP307BOAをレビュー!サイズ感や重量
ウィンジョブCP307BOAとは、アシックスが開発したプロスニーカー(A種)。
評価項目 | 詳細 |
価格 | ¥14,080(定価) 〜 |
サイズ | 22.5~30.0cm |
足幅(ワイズ) | 3E |
カラー展開 | 3色 |
安全性 | JSAAのA種 ★★★★☆(星4つ) |
通気性 | ★★☆☆☆(星2つ) |
耐久性 | ★★★★☆(星4つ) |
クッション性 | ★★★★★(星5つ) |
おすすめの使用環境 | 一般的な現場・倉庫 |
アシックスはウィンジョブ®︎というブランドで安全靴やプロスニーカーを多数ラインナップ。
ウィンジョブCP307BOAはその中でもマジックテープとダイヤルでサイズ調整するプロスニーカーです。

その他、ダイヤルのワイヤーが引っかかりにくい効果も見込めます。
ワイヤーが中央にあると足の動作の都合上、台車やモノに引っかかりやすいデメリットがありました。
口コミ
今日は野毛で #おでんの日 楽しみませんか?#アシックス ウィンジョブ CP307 BOA プロスニーカー🌟新色🌟
ワイヤーを足の内側に配した新構造BOAフィットシステム
引っ掛け防止かな?
素人考えでも安全性は高まったのでは、と思います。#asics #安全靴 #セーフティスニーカー #R3年横浜組 pic.twitter.com/VZI7F015US— ㈱なかじま野毛店@横浜 (@nakanoge) February 22, 2021
台車や運転、資材の持ち運びなどワイヤーが引っかかると危険な状況で活躍することが見込めます。
ただし、ヨコ移動などが多い現場や深くしゃがむ作業がある方は別の製品を選びましょう。

カラーバリエーション
ウィンジョブCP307BOAのカラーバリエーションは上記のとおり。
どれもカッコイイですね!

重量
ウィンジョブCP307BOAの重量は27.0cmで464g。
耐久性が高く、滑りにくく、靴の中に異物が入りにくいプロスニーカーは重たくなりがちです。

サイズ感
ウィンジョブCP307BOAのサイズ感はすこし大きめ。
コンバースなどの普段履きスニーカーと比較しています。

↓普段履きスニーカー
- オールスター:27.5cm
- スタンスミス:27.5cm
- エアマックス90:27.5cm
※上記のサイズは、ユニクロの定番ソックス着用時
↓革靴(ビジネスシューズ)
- リーガル:26.5cm
- テクシーリュクス:26.5cm
※上記のサイズは、薄手のビジネスソックス着用
↓安全靴・プロスニーカー
- ミズノ:27.5cm
- プーマ:27.5cm
- ハイパーV#2000:27.5cm
靴のサイズ選びのご参考までに筆者の靴のサイズを紹介します!
ウィンジョブ®︎CP307BOAのメリットとデメリットを紹介!
ここからはウィンジョブ®︎CP307BOAを詳しくレビューしていきます。
ウィンジョブCP307BOAのメリットとデメリットは下記のとおり。
- 反射材あり
- 滑りにくい
- 耐久性が高い
- インソール入り
- 異物が入りにくい
- クッション性が良い
- クッション性が長持ち
- ダイヤルで楽々フィット
- カカトでしっかりホールド
- マジックテープでダイヤル保護
- 通気性
- ベロが硬い
それぞれ詳しくみていきましょう。
メリット
まずは、ウィンジョブCP307BOAのメリットから見ていきましょう。
前述のとおり、ウィンジョブCP307BOAのメリットは10個ありました。
1.反射材あり
ウィンジョブCP307BOAは反射材がありました。
反射材はトンネルや夜間などの暗闇作業で活躍します。

「2.異物が入りにくい」&「3.耐久性が高い」
ウィンジョブCP307BOAのつま先には、メッシュなどの通気口のある素材がないため、靴の中に異物が入りにくい。
またつま先の黄色の部分は衝突から素材が破れることを防止する効果があります。

4.カカトでしっかりホールド
ウィンジョブCP307BOAのカカト幅はすこし細め。
カカト幅を細身にすることで、足がしっかり固定され作業中もブレにくくなります。

「5.ダイヤルで楽々フィット」&「6.マジックテープで保護」
ウィンジョブCP307BOAの最大の特長はBOA社のダイヤルでしょう。
ダイヤル式の使用する手順は下記のとおり!
ダイヤルの使用手順
- ①ダイヤル中心を押す
- ②時計周りに回す(フィット感が締まる)
- ③引く(フィット感をゆるめる)
冒頭で説明しました通り、ウィンジョブCP307BOAはダイヤル式とマジックテープ仕様。
このような使用をするメリットは下記のとおり。
- ワイヤーが引っかかりにくい
- ダイヤルにゴミが詰まりにくい
- マジックテープを緩めてサイズを微調整
ダイヤル式は使用していて不具合が発生する可能性がありました。
しかし、マジックテープで保護されることで耐久性がアップ。

ただし、ウィンジョブCP307BOAはワイヤーが内側にありました。
そのため足場作業や建物の間などの狭い場所で作業するときは注意しましょう。

7.インソール入り
ウィンジョブCP307BOAはインソール入りでした。
インソールはアシックスのスポーツシューズでも使用されているSRBインソール。

「8.クッション性が良い」&「9.クッション性が長続き」
ウィンジョブCP307BOAはインソールに加えてクッション素材に厚みがあるため、クッション性が高いと感じました。
後ろから見てもわかりますね!
クッション素材が厚い靴のことを厚底といいますが、ウィンジョブCP307BOAは厚底です。

厚底のデメリットとして動きにくいことが考えられます。
ウィンジョブCP307BOAは厚底ですが、平置きするとつま先が地面に設置しないトーアップという形状。

10.滑りにくい
ウィンジョブCP307BOAは滑りにくい靴底でした。
しかもタテヨコ斜めの全方向で滑りにくい!

実はタテヨコ斜めすべての方向で滑りにくい安全靴やプロスニーカーはアシックスだけ!
アシックスのCPソールは色んな作業用の靴を見てきましたが滑りにくさナンバー1でしょう。
すこし前のCPソールと異なり、深い溝(みぞ)の幅が広くなりました。
これにより泥や石ころが詰まっても少しは取れやすくなったと思います。

デメリット
最後にウィンジョブCP307BOAのデメリットをみていきましょう。
ウィンジョブCP307のBOAのデメリットは通気性が低いこと。

ベロが硬い
またウィンジョブCP307BOAのデメリットとして「ベロが硬い」と感じました。
ベロとは上記の画像で私が指を刺している部分のこと。
ベロが硬いと深くしゃがむ姿勢をとった際に足と甲に強くあたります。
またBOAのダイヤルがベロにあるため、履き始めは素材感が硬めでしゃがみにくいと感じました。

アシックスのウィンジョブ®︎CP307BOAのレビューをまとめます
当記事ではアシックスのA種プロスニーカーの『ウィンジョブCP307』をレビューしました。
ウィンジョブCP307BOAはマジックテープとダイヤルで耐久性・安全性・フィッティング性に優れます。

それでは簡単に記事をまとめます。
ウィンジョブCP307BOAのメリットは下記のとおり。
- 反射材あり
- 滑りにくい
- 耐久性が高い
- インソール入り
- 異物が入りにくい
- クッション性が良い
- クッション性が長持ち
- ダイヤルで楽々フィット
- カカトでしっかりホールド
- マジックテープでダイヤル保護
デメリットは下記の2点でした。
- 通気性
- ベロが硬い
最後までお読みいただきありがとうございました。
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