【ウィンジョブCP302をレビュー】ハイカットで異物が靴の中に入らないアシックスの安全靴

安全靴でおすすめはアシックスのウィンジョブ

どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!

今回は、アシックスの安全靴『ウィンジョブCP302』についてレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますと、異物が靴の中に入りにくいプロスニーカーです。

「疲れにくい安全靴がほしい」

「耐久性の高い安全靴を探している」

「解体など粉塵が飛ぶ現場で働いている」

リョクシン
そんな方におすすめする安全靴です。

実際に履いてみて「疲れにくい、足首を保護できる、靴の中に異物が入ってこない」と大満足でした。

解体など粉塵や土ほこりが飛ぶ現場で働く方におすすめします!

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴12年の松下智博です。靴メーカーの株式会社リゲッタで営業してます。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

ウィンジョブCP302とは?サイズ感や重量をご案内

ウィンジョブCP302は、アシックスが開発した安全靴です。

アシックスは、日本発の世界的スポーツメーカー。

安全靴やナースシューズも開発していますが、スポーツシューズの知見が活かされた製品ばかりで、疲れにくいです。

評価項目詳細
価格¥11,880〜(通販による)
サイズ22.5~30.0cm
サイズ感普段履き比較:0.5cm小さめ推奨
カラー展開4色
安全性★★★★☆(星4つ)
JSAA:A種
クッション性★★★★★(星5つ)
耐久性★★★★★(星5つ)
おすすめの使用環境汗かきやすい方
粉塵とぶ場所には向かない

アシックスは安全靴・プロスニーカーを「ウィンジョブ」というブランドでラインナップ。

ウィンジョブは、どの製品も疲れにくく、滑りにくいし安全性も高いです。

ウィンジョブCP302は、シリーズの中でも耐久性と異物が靴の中に入ってきにくい製品。

リョクシン
ハイカットなので、足首もサポートしてくれます。

ただし、異物が入ってきにくい分、通気性が低いデメリットもありました。

通気性がほしい方は、別の製品ウィンジョブCP203をおすすめします。

記事の最下部にレビュー記事をリンクしましたので、気になった方はぜひ見てみてください。

重量

ウィンジョブCP302の重量は、27.0cmで492gです。

ハイカットの安全靴やプロスニーカーの中では軽いでしょう。

靴は重量で良し悪しは決まりません。

リョクシン
1番大事なのは、フィッティング性です。

フィッティング性は、靴の設計時点で決まりますが、アシックスは問題なし!

本当にしっかりしたモノ作りだと思います。

サイズ感

ウィンジョブCP302のサイズ感は、普段履きスニーカーと比較して、すこし大きめ

普段履きスニーカーとは、ナイキやアシックスなどのスポーツメーカー品です。

普段履きスニーカーは、27.5cmですが、ウィンジョブCP302は27.0cmでした。

リョクシン
サイズ選びのご参考までに、筆者の靴のサイズをご案内します。
筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm

革靴

リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

安全靴

ウィンジョブ ⇒ 27.0cm

※足は狭めです。

ぜひ、参考にしてみてください。

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アシックスのウィンジョブCP302を詳しくレビュー

ここからは、ウィンジョブCP302を詳しくレビューします。

ウィンジョブCP302を履いて感じたメリットデメリットは下記。

メリット
  1. 異物が入ってきにくい
  2. マジックテープ3本
  3. 足首をサポート
  4. ベロで足の甲あたりがよくなる
  5. つま先カバーがある
  6. カカトでホールド
  7. α-GELで疲れにくい
  8. 新品時から動きやすい
  9. 全方向で滑りにくい
  10. すり減りにくい
デメリット

蒸れやすい

メリットとデメリットをパーツ別に解説しました。

靴は大きく分けて3つのパーツに分かれます。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

この3つのパーツが「靴のどこに当たるのか?」を図解しました。

靴のパーツの名称を解説

上から順番にアッパーからみていきましょう。

 

アッパー(通気性)

靴のパーツのアッパーの場所について解説

アッパーとは、足を包みこむパーツ。

フィッティング性通気性安全性に関係します。

異物が入りにくい

メッシュのような通気口がないので、異物が入りません。

解体や掘削において、粉塵や土ほこりが舞う現場におすすめします。

逆にその心配がない現場では、蒸れるだけなので、お気をつけください。

足首をホールド

履き口部分にクッション素材が入っていました。

これにより、足首をサポートしてくれます。

しゃがんだり、足場作業でも足首を痛めにくい。

カカトでホールド

カカトでしっかりホールドできる構造になっていました。

ハイカットなので、カカトがフィットしないと靴ズレを起こしやすくなります。

しっかり対策されていました。

マジックテープ3本

マジックテープが3本あり、しっかり足にフィットします。

脱ぎ履きする時に手間ですが、そもそもハイカットでそこまで脱ぎ履きしませんね。

もし、脱ぎ履きの多い現場の方で、ハイカットを選ぶ際にはお気をつけください。

リョクシン
ダイヤル式の製品でも良いかもしれませんね。

つま先補強がある

安全靴やプロスニーカーを履いているとつま先が破れますよね?

その破れを軽減する素材が貼られていました。

アッパーまとめ

  • メリット1:異物が入ってきにくい
  • メリット2:マジックテープ3本
  • メリット3:足首をサポート
  • メリット4:ベロで足の甲あたりがよくなる
  • メリット5:つま先カバーがある
  • メリット6:カカトでホールド
  • デメリット1:蒸れやすい

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クッション(履き心地)

靴のパーツのクッションの場所について解説

続いて、クッションについて見ていきましょう。

クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。

疲れにくさ履き心地に関係します。

厚底

ウィンジョブCP302のクッションは、厚底でした。

厚底とは、厚みのあるクッション素材のこと。

履き心地疲れにくさに関係します。

アシックス α-GEL

GEL素材がカカトの下に入っていました。

通常の靴のクッション素材は、スポンジ素材のみです。

スポンジ素材は、連日使用することで素材が潰れてしまい、履き心地を維持するのが難しい。

リョクシン
しかし、ゲル素材はヘタリにくいので、履きここちが長続きするのではと。

筆者以外も、他の同価格帯のプロスニーカーを履いているユーザーから、夕方くらいからの疲れがα-GEL入りは違うとおっしゃっていました。

フレックスグルーヴ

新品のときから動きやすい様な構造になっていました。

クッションと靴底にミゾがあるの分かりますか?

屈曲しやすい様に工夫が見られました。

リョクシン
この構造をフレックスグルーヴと言います!

クッションまとめ

  • メリット7:α-GELで疲れにくい
  • メリット8:新品時から動きやすい

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靴底(すべりにくさ)

靴のパーツの靴底の場所について解説

最後に、靴底について解説します。

靴底とは、地面に接地するパーツ。

滑りにくさ耐久性に関係します。

全方向に滑りにくい

タテヨコ斜めの全方向で滑りにくい靴底でした。

今までは、タテ方向の滑りに強い製品はいっぱいあったのですが、これは嬉しいですね。

というかアシックスすごい!

すり減りにくい

靴底の素材ですが、すり減りにくい素材でした。

筆者もウィンジョブCP303という製品を1年以上履き続けましたが、すり減りの強さは異常です。

すり減りにくいと滑りにくさが長続きするので、安全性もアップしました。

靴底まとめ

  • メリット9:全方向で滑りにくい
  • メリット10:すり減りにくい

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アシックスのウィンジョブCP302のレビューまとめ

当記事ではウィンジョブCP302についてレビューしました。

ウィンジョブCP302は、アシックスが開発したプロスニーカーです。

アシックスは、日本を代表するスポーツメーカー。

リョクシン
ウィンジョブCP302にもスポーツシューズで培われた技術がありました。

アシックスは、安全靴を多数ラインナップしていますが、ウィンジョブCP302は異物が入りにくい特徴がありました。

またメッシュ素材を使用していないので、耐久性もあります。

粉塵や土ほこりが舞い汚れやすい現場でおすすめ!

リョクシン
それでは下記より、簡単に記事をまとめます。

ウィンジョブCP302にはメリットが10個ありました。

メリット
  1. 異物が入ってきにくい
  2. マジックテープ3本
  3. 足首をサポート
  4. ベロで足の甲あたりがよくなる
  5. つま先カバーがある
  6. カカトでホールド
  7. α-GELで疲れにくい
  8. 新品時から動きやすい
  9. 全方向で滑りにくい
  10. すり減りにくい

デメリットは1つです。

デメリット

蒸れやすい

最後までお読みいただきありがとうございました。

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