【ウィンジョブCP203をレビュー】アシックスの通気性の高いハイカット安全靴

ウィンジョブCP203はアシックスが開発したプロスニーカー

どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!

今回は、アシックスの安全靴『ウィンジョブCP203』をレビューしました。

リョクシン
結論から申し上げますと、通気性の高い安全靴です。

「疲れにくい安全靴がほしい」

「足にフィットする安全靴を探している」

「通気性の高いハイカットの安全靴がほしい」

リョクシン
そんな方におすすめする製品です。

実際に履いてみて「疲れにくい、通気性が高い、足にしっかりフィットする」と大満足です。

メッシュ素材が多いので、汚れやすい環境には向かないでしょう。

蒸れにくさをお求めの方におすすめ!

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴12年の松下智博です。靴メーカーの株式会社リゲッタで営業してます。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

ウィンジョブCP203とは?サイズ感や重量をご案内

ウィンジョブCP203は、アシックスが開発したプロスニーカーです。

アシックスは、日本発の世界的スポーツメーカー。

安全靴やプロスニーカーも多数ラインナップしていて、スポーツシューズの技術が活きた疲れにくい製品ばかりです。

評価項目詳細
価格¥11,880〜(通販による)
サイズ22.5~30.0cm
サイズ感普段履き比較:0.5cm小さめ推奨
カラー展開6色
安全性★★★★☆(星4つ)
JSAA:A種
クッション性★★★★★(星5つ)
耐久性★★★☆☆(星3つ)
おすすめの使用環境汗かきやすい方
粉塵とぶ場所には向かない

アシックスは安全靴やプロスニーカーを「ウィンジョブ」というシリーズで展開。

ウィンジョブシリーズはすべて履き心地がよく滑りにくい製品です。

ウィンジョブCP203は、シリーズの中でもアッパーの通気性に優れたハイカットであることが特徴。

リョクシン
通気性が高いと蒸れにくいので、嬉しいですね。

重量

ウィンジョブCP-203の重量は、27.0cmで484gです。

ハイカットの安全靴・プロスニーカー市場では軽い方。

靴は軽ければ良い訳ではありません。

リョクシン
フィッティングが重要です。

フィッティング性は、靴の設計の段階が決まります。

アシックスの設計であれば、問題ありません。

本当にしっかりしていました。

サイズ感

ウィンジョブCP203のサイズ感は、普段履きスニーカーと比較してすこし大きめ

普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダス、アシックス(一般の方)などのスポーツメーカー品です。

普段履きスニーカーは27.5cmですが、ウィンジョブCP203は27.0cmでした。

リョクシン
靴のサイズ選びの参考に、筆者の所持している靴のサイズをご案内します。
筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm

革靴

リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

安全靴

ウィンジョブ ⇒ 27.0cm

※足は狭めです。

ぜひ、参考にしてみてください。

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アシックスのウィンジョブCP203を詳しくレビュー

ここからはアシックスのウィンジョブCP203を詳しくレビューします。

実際に履いて感じたメリットデメリットは下記。

メリット
  1. 通気性が高い
  2. マジックテープ3本でしっかりフィット
  3. 履き口の足あたりが良い
  4. ベロが厚手で靴ズレしにくい
  5. つま先ガードで補強
  6. ロゴでアッパーのサイドを補強
  7. 反射材で視認性アップ
  8. トーアップ
  9. α-GEL内蔵
  10. 厚底で疲れにくい
  11. 全方向に滑りにくい
  12. すり減りにくい靴底
デメリット

汚れやすい

メリットとデメリットをパーツ別に解説していきましょう。

靴は大きく分けて3つのパーツに分かれます。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

この3つのパーツが靴のどこに当たるのか図解しました。

靴のパーツの名称を解説

上から順番にアッパーから見ていきましょう。

アッパー(通気性)

靴のパーツのアッパーの場所について解説

アッパーは、足を包みこむパーツ。

通気性フィッティング性に大きく関係します。

シリーズ通気性ナンバー1のアッパー

アッパーの大半がメッシュ素材です。

これにより通気性が高くなりました。

通気性が高いので蒸れにくいのですが、蒸れると疲れるので、通気性は大事!

マジックテープ3本

ハイカットなのですが、ハイカットはフィッティング性が低くなりがち。

ウィンジョブCP203は、マジックテープが3本ありました。

これによりフィッティング性は問題ございません。

履き口の足あたりが良い

履き口の足あたりがよく、靴ズレや歩行時のストレスが少ないです。

ハイカットの靴は、履き口の素材によっては歩くたびに足が痛くなりました。

これだけクッションが入っていれば問題ありませんね。

ベロが厚手

足の甲に当たる部分をベロと言います。

ベロも厚手でしたので、歩行時にストレスを感じることは少ないでしょう。

特に、フィッティング性の低いスニーカーでベロが薄いと、足が痛くなります。

サイドロゴで補強

メッシュの多いアッパーでは、ヨレヨレになってしまいます。

また耐久性も低くなりがち。

ウィンジョブCP203は、アシックスロゴでメッシュアッパーを補強している様に感じました。

リョクシン
ここはあくまで筆者の予測です笑

つま先に補強がある

安全靴やプロスニーカーを履いているとわかると思いますが、つま先が破れやすい。

その破れの対策のために、ポリウレタンで補強されていました。

反射材つき

夜間やトンネル作業などの暗闇作業でも視認性がアップする反射材がありました。

光が当たることで反射します。

視認性も安全に関わる重要なポイントですので、靴選びの際の指標にしてみてください。

アッパーまとめ

  • メリット1:通気性が高い
  • メリット2:マジックテープ3本でしっかりフィット
  • メリット3:履き口の足あたりが良い
  • メリット4:ベロが厚手で靴ズレしにくい
  • メリット5:つま先ガードで補強
  • メリット6:ロゴでアッパーのサイドを補強
  • メリット7:反射材で視認性アップ
  • デメリット1:汚れやすい

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クッション(履き心地)

靴のパーツのクッションの場所について解説

続いて、クッションについて見ていきましょう。

クッションは足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。

疲れにくさ履き心地に関係します。

厚底

ウィンジョブCP203のクッションには厚みがありました。

厚みのあるクッションを厚底と呼びます。

厚底は素材にもよりますが、疲れにくいので立ち仕事の方にはおすすめ!

トーアップ

つま先がつり上がっているのは分かりますか?

トーアップと言います。

トーアップは、動きやすさや「つまずき」防止の効果がありました。

α-GEL入り

アシックス α-GEL

カカトの下にα-GELというクッション材がありました。

通常の靴のクッション材は、スポンジ素材です。

ゲル素材を挟むことで、スポンジとゲルで二層式のクッションとなり、衝撃をより吸収が可能。

リョクシン
実際に、アシックスのゲル入りの安全靴は疲れにくいという意見があります。

それはこの2層式のクッションが大いに関係しているでしょう。

 クッションまとめ

  • メリット8:トーアップ
  • メリット9:α-GEL内蔵
  • メリット10:厚底で疲れにくい

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靴底(すべりにくさ)

靴のパーツの靴底の場所について解説

最後に、靴底について見ていきましょう。

靴底は地面に接地するパーツ。

滑りにくさ耐久性に関係します。

全方向に滑りにくい

多くのウィンジョブに採用されているこの靴底ですが、本当にすごい!

なんとタテヨコ斜めの全方向に滑りにくいのです。

今まで、安全靴やプロスニーカーで滑りにくいと聞くと、タテ方向だけでした。

リョクシン
これはアシックスさん凄すぎますね。

さらに、すごいのは靴底がすり減りにくいということ。

すり減りにくいので、耐久性が良いのはもちろんのこと、滑りにくさも長続きします。

靴底まとめ

  • メリット11:全方向に滑りにくい
  • メリット12:すり減りにくい靴底

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アシックスのウィンジョブCP203のレビューまとめ

当記事では、アシックスのウィンジョブCP203をレビューしました。

ウィンジョブCP203は、アシックスの安全靴とプロスニーカーシリーズの中でも、通気性の高いアッパーを使用した製品。

蒸れにくいので、夏場活躍すること間違えなしです。

リョクシン
足は蒸れると、疲労を感じるので、疲労軽減の対策にぜひ!

それでは簡単に記事をまとめます。

ウィンジョブCP203のメリットは12個ありました。

メリット
  1. 通気性が高い
  2. マジックテープ3本でしっかりフィット
  3. 履き口の足あたりが良い
  4. ベロが厚手で靴ズレしにくい
  5. つま先ガードで補強
  6. ロゴでアッパーのサイドを補強
  7. 反射材で視認性アップ
  8. トーアップ
  9. α-GEL内蔵
  10. 厚底で疲れにくい
  11. 全方向に滑りにくい
  12. すり減りにくい靴底

デメリットは1つです。

デメリット

汚れやすい

最後までお読みいただきありがとうございました。

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