【ウィンジョブCP202をレビュー】アッパーの通気性の高いアシックスの安全靴

どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!

今回は、アシックスの安全靴『ウィンジョブCP202』をレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますと、アッパーの通気性が高い安全靴でした。

「蒸れにくい安全靴がほしい」

「疲れにくい安全靴を探している」

「アシックスの安全靴の中でも通気性の高い製品がほしい」

リョクシン
そんな方におすすめする安全靴です。

実際に履いてみて「通気性がある、疲れにくい、滑りにくい」と大満足でした。

蒸れにくい安全靴をお探しの方におすすめ!

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴12年の松下智博です。靴メーカーの株式会社リゲッタで営業してます。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

ウィンジョブCP202とは?サイズ感と重量をご案内

ウィンジョブCP202とは、アシックスが開発した安全靴です。

アシックスは、日本発の世界的なスポーツメーカー。

安全靴も多数ラインナップしていて、スポーツシューズの技術を活かした疲れにくい製品で人気です。

評価項目詳細
価格¥10,780〜(通販による)
サイズ22.5~30.0cm
サイズ感普段履き比較:0.5cm小さめ推奨
カラー展開6色
安全性★★★★☆(星4つ)
JSAA:A種
クッション性★★★★★(星5つ)
耐久性★★★★☆(星4つ)
おすすめの使用環境汗かきやすい方
粉塵とぶ場所には向かない

アシックスは、安全靴やプロスニーカーを「ウィンジョブ」というブランドで展開しています。

工事現場では、ほとんどアシックスと言っても良いくらいに大人気。

ウィンジョブCP202は、シリーズの中でもアッパーから通気しやすい製品でした。

リョクシン
アッパーとは、靴の表面の素材ですね。

アッパーについて後ほど詳しく解説します。

実は、足の動きのメカニズム上、アッパーが通気しないと蒸れにくくはなりません。

出来ても気休め程度の通気性になってしまいます。

リョクシン
通気性には、アッパーが大事なわけですね。

ウィンジョブCP202は、本当に蒸れにくさを求めている方におすすめ!

ただし、通気性が高いので解体など粉塵が飛ぶ現場ではおすすめしません。

通気口から粉が入ってしまいます。

重量

ウィンジョブCP202は、27.0cmで407gでした。

軽いですね。

しかし、靴の良し悪しは、靴の重量ではありません。

リョクシン
靴で1番大事なのはフィッティング性です。

靴のフィッティングは、靴の設計の時点で決まるのですが、アシックスは問題なし。

日本でもトップクラスのフィッティング力です。

サイズ感

ウィンジョブCP202のサイズ感は、普段履きスニーカーと比較して少し大きめ

普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダスなどスポーツメーカー品。

普段履きスニーカーが27.5cmですが、こちらは27.0cmでジャストでした。

リョクシン
靴選びのご参考に筆者の所持している靴のサイズをご案内します。
筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm

革靴

リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

安全靴

ウィンジョブ ⇒ 27.0cm

※足は狭めです。

ジャンルやメーカーによってこんなに違うんですね。

ぜひ、参考にしてみてください。

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アシックスのウィンジョブCP202を詳しくレビュー

ここからは、アシックスのウィンジョブCP202を詳しくレビューします。

履いて感じたメリットデメリットは下記。

メリット
  1. アッパーにメッシュが多い
  2. マジックテープ3本
  3. トーアップ
  4. つま先ガードあり
  5. カカトでしっかりホールド
  6. 反射材あり
  7. α-GEL入り
  8. トーアップ
  9. 全方向に滑りにくい
  10. すり減りにくい靴底
デメリット

粉塵が舞う環境には向かない

メリットとデメリットをパーツ別に詳しくみていきましょう。

靴は大きく分けて3つのパーツに分かれます。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

このパーツが「靴のどこに当たるのか?」を図解しました。

靴のパーツの名称を解説

上から順番にアッパーからみていきましょう

アッパー(通気性)

靴のパーツのアッパーの場所について解説

アッパーは、足を包みこむパーツ。

通気性フィッティング性に関係します。

メッシュ素材が多い

アッパーの大半がメッシュ素材です。

そのため、通気口が多く蒸れにくい特徴がありました。

アシックスのウィンジョブシリーズでは最も通気性のあるアッパーでしょう。

マジックテープが3本

マジックテープが3本ありました。

そのため細かいサイズの調整が可能です。

靴ヒモの方がサイズ調整はできるのですが、「ほどけて」紐を踏んで転倒する可能性がありました。

リョクシン
マジックテープであれば問題ありません。

反射材あり

反射材がありました。

夜間やトンネルなど暗闇作業で光が当たれば、反射して視認性アップします。

つま先ガード

つま先に破れにくい様に補強がありました。

先芯がある分、どうしても破れやすい場所。

少しでも補強があると嬉しいですね。

カカトでしっかりホールド

カカトでしっかりホールドされる様になっていました。

靴ズレなど起こりにくくなっています。

アッパーまとめ

  • メリット1:アッパーにメッシュが多い
  • メリット2:マジックテープ3本
  • メリット3:トーアップ
  • メリット4:つま先ガードあり
  • メリット5:カカトでしっかりホールド
  • メリット6:反射材あり
  • デメリット1:粉塵が舞う環境には向かない

 

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クッション(履き心地)

靴のパーツのクッションの場所について解説

続いて、クッションについてみていきましょう。

クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。

疲れにくさ履き心地に関係します。

厚底

厚底のクッションで疲れにくいです。

クッションに厚みがありますね?

これを厚底といいます。

トーアップ

つま先がつり上がっているのわかりますか?

この形状をトーアップと言います。

トーアップは、つまずき防止と動きやすさがアップする効果がありました。

α-GEL入り

アシックス α-GEL

カカトのしたにα-GELというゲル状のクッション素材が入っています。

通常の靴のクッション素材はスポンジ状の素材。

スポンジでは、連日の使用で素材がヘタってしまい、クッション素材が元の状態に戻りません。

リョクシン
ゲル素材であれば、ヘタりにくいので長時間疲れにくい!

クッションまとめ

  • メリット7:α-GEL入り
  • メリット8:トーアップ

 

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靴底(すべりにくさ)

靴のパーツの靴底の場所について解説

最後に、靴底についてみていきましょう。

靴底は地面に接地するパーツ。

滑りにくさ耐久性に関係します。

全方向に滑りにくい

タテヨコ斜めの全方向に滑りにくいのがウィンジョブの靴底の特徴。

今まで、タテ方向だけの滑りにくさだったので、本当に驚きましたね。

アシックスはスポーツメーカーであり、滑りにくさだけに特化した靴底の開発は苦手ではないか推測していましたが、全然そんなことありませんでしたw

リョクシン
スポーツシューズって滑ることも大事ですからね。

すり減りにくい

靴底の素材がすり減りにくい!

滑りにくさも長続きするので、安全性も高いです。

耐久性と安全性に優れた靴底でした。

靴底まとめ

  • メリット9:全方向に滑りにくい
  • メリット10:すり減りにくい靴底

 

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アシックスのウィンジョブCP202のレビューまとめ

当記事では、アシックスのウィンジョブCP202について解説しました。

アシックスのウィンジョブCP202は、シリーズの中で最もアッパーに通気性がある製品。

JSAAのA種で安全性のあるプロスニーカーでした。

リョクシン
安全靴やプロスニーカーは蒸れやすいので、嬉しいですね。

履き心地や滑りにくさは、他のウィンジョブシリーズ同様に間違えありません。

サイズ調整も3本のマジックテープでしっかり対応できました。

メッシュ素材が多いので、粉塵や土ほこりが舞う現場ではおすすめはしません。

リョクシン
蒸れにくさをお求めの方におすすめします。

それでは下記より簡単に記事をまとめます。

ウィンジョブCP202のメリットは10個ありました。

メリット
  1. アッパーにメッシュが多い
  2. マジックテープ3本
  3. トーアップ
  4. つま先ガードあり
  5. カカトでしっかりホールド
  6. 反射材あり
  7. α-GEL入り
  8. トーアップ
  9. 全方向に滑りにくい
  10. すり減りにくい靴底

デメリットは1つです。

デメリット

粉塵が舞う環境には向かない

最後までお読みいただきありがとうございました。

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