【ウィンジョブCP105をレビュー】ハイカットで粉塵が入りにくいアシックスの安全靴!

ウィンジョブCP105は通気口がない

どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!

今回は、アシックスの安全靴『ウィンジョブCP105』をレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますと、粉塵が入りにくい安全靴です。

「疲れにくい安全靴がほしい」

「ハイカットで快適な安全靴を探している」

「解体や掘削で靴の中に粉塵や土ほこりの入りにくい靴がほしい」

リョクシン
そんな方におすすめする製品です。

実際に履いてみて「疲れにくい、通気口が少ない、しゃがんでも足首が痛くない」と大満足です。

解体や掘削作業の現場でおすすめ!

リョクシン
解体であれば、白色がおすすめ!

 

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴12年の松下智博です。靴メーカーの株式会社リゲッタで営業してます。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

ウィンジョブCP105とは?サイズ感と重量をご案内!

ウィンジョブCP105とは、アシックスが開発した安全靴です。

アシックスは、日本を代表するスポーツメーカー。

スポーツシューズの技術を活かして安全靴も多数ラインナップしています。

評価項目詳細
価格¥12,980〜(通販による)
サイズ22.5~30.0cm
サイズ感普段履き比較:0.5cm小さめ推奨
カラー展開3色
安全性★★★★☆(星4つ)
JSAA:A種
クッション性★★★★★(星5つ)
耐久性★★★★☆(星4つ)
おすすめの使用環境一般的な作業現場

アシックスは、安全靴をウィンジョブというブランドで展開。

大人気で同価格帯の他社メーカー製品を機能と履き心地で圧倒しています。

ウィンジョブCP105はシリーズの中でも、ハイカットで通気口の少ない製品

リョクシン
靴の中に粉塵や土ほこりが入るのを防止します。

ハイカットの問題点のしゃがんだ時の足首へのストレスも問題ありませんでした。

靴ヒモですが、平べったい紐の「平紐」を使用しているので、「ほどけにくい」です。

リョクシン
いつもながら高機能!

重量

ウィンジョブCP105の重量は、27.0cmで423gでした。

ハイカットの安全靴の中では軽いでしょう。

いずれにせよ靴の良し悪しは、重量ではありません。

リョクシン
足へのフィッティング性です。

フィッティング性は、靴を作る前段階の設計の段階で決まりますが、アシックスであれば問題なし。

しゃがんだ時のことを考えた設計なのか、甲のあたりが緩いと感じる方もいるかもしれません。

その時は、紐を強めにしめてください。

サイズ感

ウィンジョブCP105のサイズ感は、少し大きめでした。

普段履きのナイキやアディダスなどスポーツメーカー品との比較です。

普段履きが27.5cmを選んでいますが、27.0cmでちょうどでした。

リョクシン
靴選びのご参考までに、筆者の所持していた靴のサイズをご案内!
筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 27.5cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm

革靴

リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

安全靴

ウィンジョブ ⇒ 27.0cm

※足は狭めです。

ぜひ、参考にしてみてください。

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アシックスのウィンジョブCP105を詳しくレビュー

ここからは、アシックスのウィンジョブCP105を詳しくレビューします。

メリットデメリットは下記のとおり。

メリット
  1. 靴ヒモでサイズ調整
  2. ほどけにくい平紐
  3. ハトメが破れにくい
  4. つま先補強がある
  5. 反射材で視認性アップ
  6. 通気口がないので異物が入りにくい
  7. α-GELで疲れにくい
  8. 厚底で衝撃吸収OK
  9. 全方向に滑りにくい
  10. すり減りにくい靴底
デメリット
  1. 通気性が低い
  2. 靴ヒモがほどける可能性がある

メリットとデメリット詳しくみるために、パーツ別に解説しました。

靴は大きく分けて3つのパーツに分けることが可能。

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

この3つのパーツを図解しました。

靴のパーツの名称を解説

上から順番にアッパーから見ていきましょう。

 

アッパー(通気性)

靴のパーツのアッパーの場所について解説

アッパーは、足を包みこむパーツ。

フィッティング性通気性に関係します。

靴ヒモでフィッティング

靴ヒモでフィッティングします。

マジックテープやダイヤル式など他にもサイズ調整の留め具はありますが、微調整が効くのが靴ヒモ

靴ヒモの種類も、平べったい平紐なので、ほどけにくいし緩みにくいです。

リョクシン
ワークシューズなら平紐の一択!

ハトメ周辺が破損しにくい

靴ヒモをいれる穴をハトメと呼びます。

このハトメ周辺の素材が破損しにくいよう工夫しているのがわかりました。

安い製品は、ハトメ毎破れてしまい使い物にならなくなってしまう事があります。

つま先補強あり

安全靴ってつま先の素材が破れやすいですよね。

台車やリフトなどを踏み込みなど、何かした当たってしまいます。

ウィンジョブCP105はつま先に、何かが当たっても破れにくいように素材が貼り合わせていました。

リョクシン
細かい事ですが、補強がザラザラしているのも、多少衝突圧を逃す効果があります。

通気口がない

アッパーに通気口がありませんでした。

前述のとおり、粉塵や土ほこりが入ってきにくい仕様。

全てブロックするのは、現場によっては難しいのですが、ある程度は問題ありません。

アッパーまとめ

  • メリット1:靴ヒモでサイズ調整
  • メリット2:ほどけにくい平紐
  • メリット3:ハトメが破れにくい
  • メリット4:つま先補強がある
  • メリット5:反射材で視認性アップ
  • メリット6:通気口がないので異物が入りにくい
  • デメリット1:通気性が低い
  • デメリット2:靴ヒモがほどける可能性がある

通気口が無いので、通気性が低いデメリットはありましたね。

これは仕方のないこと。

もし通気性がほしいのであれば、ウィンジョブCP104をおすすめします!

もっと詳しく解説

↑上記でウィンジョブCP104についても解説しています。

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クッション(履き心地)

靴のパーツのクッションの場所について解説

続いて、クッションについて見ていきましょう。

クッションは、足の裏から体重を支えるパーツ。

疲れにくさ履き心地に関係します。

厚底

ウィンジョブCP105のクッション素材には、厚みがありました。

厚みのあるクッションの靴を厚底と呼びます。

厚底は、素材にもよりますが衝撃吸収に優れるので疲れにくい!

リョクシン
もちろん、アシックスの製品なので素材も問題ありません。

α-GEL

画像では分かりませんが、カカトの下にα-GELが入っていました。

アシックス α-GEL

α-GELはゲル状の素材で、クッション性が長続きしやすいです。

実際に、アシックスと同価格帯の他社メーカーと比較しても、長い間疲れにくいという評価がありました。

リョクシン
クッション素材は異素材を組み込むことで、衝撃吸収がしやすいとも言われており、その効果だと思います。

クッションまとめ

  • メリット7:α-GELで疲れにくい
  • メリット8:厚底で衝撃吸収OK

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靴底(すべりにくさ)

靴のパーツの靴底の場所について解説

最後に、靴底について解説します。

靴底は地面に接地するパーツ。

滑りにくさに関係します。

全方向に滑りにくい

タテヨコ斜めのすべての方向に滑りにくい靴底です。

さらっと言いましたが、アシックスが安全靴に参入してこの靴底を開発するまで、すべての方向に滑りにくい靴底はありませんでした。

さすが、この靴底の機能には驚きましたね。

すり減りにくい

さらに、この靴底がすごいのは、すり減りにくいのです。

ゴム素材は、配合によってすり減りにくくなるものの、これにも驚きました。

買い替え頻度も少なくなると思いますが、何より滑りにくさが持続するのが嬉しいですね。

リョクシン
安全性アップ!

靴底まとめ

  • メリット9:全方向に滑りにくい
  • メリット10:すり減りにくい靴底

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アシックスのウィンジョブCP105のレビューまとめ

当記事では、ウィンジョブCP105をレビューしました。

ウィンジョブCP105は、アシックスが開発した安全靴(正しくはプロスニーカー)。

アシックスは、日本を代表するスポーツメーカーですが、安全靴もラインナップしています。

リョクシン
履き心地が抜群で大人気!

ウィンジョブCP105は、ラインナップにの中でも粉塵や土ほこりが靴の中に入りにくい製品。

通気性は低いものの、異物をブロックしてくれます。

リョクシン
解体や掘削などの異物が靴の中に入りやすい現場でおすすめ!

それでは下記より、簡単に記事をまとめます。

ウィンジョブCP105を履いて感じたメリット下記のとおり。

メリット
  1. 靴ヒモでサイズ調整
  2. ほどけにくい平紐
  3. ハトメが破れにくい
  4. つま先補強がある
  5. 反射材で視認性アップ
  6. 通気口がないので異物が入りにくい
  7. α-GELで疲れにくい
  8. 厚底で衝撃吸収OK
  9. 全方向に滑りにくい
  10. すり減りにくい靴底

デメリットは2つです。

デメリット
  1. 通気性が低い
  2. 靴ヒモがほどける可能性がある

最後までお読みいただきありがとうございました。

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