【ナイキのエアマックス720をレビュー】エアマックス史上最もエアーを使ったスニーカー

 

どーも、靴の仕事歴10年のリョクシン(@Kitchen_sneaker)です。

今回は、エアマックス720をレビュー。

リョクシン
結論から申し上げますとエアマックス史上最もエアーを使ったスニーカーです。

「厚底のスニーカーがほしい」

「エアマックスシリーズの購入に迷っている」

「クッション性の良い普段履きのスニーカーを探している」

リョクシン
そんな方におすすめな製品です。

実際に履いてみて「疲れにくい、反発力を感じる、クッション性が長続きする」という感想を持ちました。

ダッドスニーカーを探している方におすすめ!

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴12年の松下智博です。靴メーカーの株式会社リゲッタで営業してます。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

ナイキのエアマックス720とは?サイズ感と重量をご案内!

エアマックス720とは、ナイキが開発したスニーカー。

ナイキは、アメリカ本社の最大手スポーツメーカーです。

ナイキを創業し成長へ導いたフィルナイト氏に関しては、本になるくらい有名ですね。

評価項目詳細
価格¥15,000〜(通販サイトによる)
サイズ22.5~32.0cm
サイズ感幅せまい
甲ひくい
カラー展開たくさんw
蒸れにくさ★★★☆☆(星3つ)
クッション性★★★★★(星5つ)
耐久性★★★★☆(星4つ)
おすすめの使用環境散歩◎
旅行◎
立ち仕事◎

そんなナイキのヒット製品で有名なのがエアマックスシリーズ。

エアマックスのエアーは、宇宙航空エンジニアをしていたマリオン・フランクリン・ルーディ氏によって開発されました。

それをナイキが採用した流れです。

リョクシン
ちなみに、ルーディ氏は様々な靴メーカーに提案したが、採用を考えたのは、ナイキだけだったとのこと。

うーん、他の靴メーカーと言ってもアディダスやプーマなのでしょうね。

惜しいことしましたねー。

リョクシン
エアマックス720は、そのエアーを最大限に取り入れたスニーカー。

履き心地は、もちろんのことダッドスニーカーの流行もあり、ファッション性を感じます。

重量

エアマックス720の重量は、27.5cmで438gでした。

ちょっと重いですね。

下手な安全靴くらいあるかもしれませんw

リョクシン
男性には、最適ですが女性はどうでしょう。

ただし、靴で大事なのは、重さではありません。

1番重要なのは、フィッティング性です。

フィッティング性が高ければ、靴自体が重くても軽く感じたり、何より疲れにくい!

リョクシン
詳しくは、後ほどレビューの部分で解説します。

サイズ感

サイズ感は、小さめですね。

というのもフィッティング性を高めていますの、かなり着圧を感じました。

エアーを最大限に使っているため、靴底が重く、脱げてしまうのを防ぐためでしょう。

リョクシン
筆者は、27.5cmを選びました。

サイズ選びのご参考までに、筆者の所持している靴のサイズをご案内します。

筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

  • アシックス『ゲルカヤノ』 ⇒ 27.5cm
  • アディダス『スタンスミス』⇒27.5cm
  • ナイキ『エアマックス720』⇒ 27.5cm
  • ナイキ『エアマックスオケト』⇒27.5cm
  • ニューバランス『574』 ⇒ 27.5cm
  • ホカオネ『ボンダイ6』⇒ 28.0cm
  • ホカオネ『クリフトン』⇒ 27.5cm(ワイド)

革靴

  • リーガル ⇒ 26.5cm
  • テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

※足は狭めです。

ぜひ、参考にしてみてください。

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ナイキのエアマックス720を詳しくレビューします。

ここからは、ナイキのエアマックス720をレビューします。

レビューするポイントは、下記。

レビューするポイント

  • 通気性(蒸れにくさ)
  • クッション性(疲れにくさ)
  • 耐久性(長持ちするか)

詳しくみていきましょう。

 

通気性(蒸れにくさ)

エアマックス720は、通気性はあまり高くはありませんでした。

通気性に関係するのは、下記2点。

通気性のポイント

  • アッパー素材
  • 足のフィッティング性

アッパー素材からみていきましょう。

靴のパーツのアッパーの場所について解説

まず、アッパーとは上記の画像のとおり、足を包みこむパーツです。

通気口が少ない

エアマックス720は、通気口が少ないと感じました。

また、アッパーの素材に厚みがあります。

その理由は、重さの部分で解説しましたとおり、エアーを最大限に使用した結果、脱げにくいようにフィッティング性を高めているから。

リョクシン
着圧ソックスのような感じです。

アッパー素材が厚い分、どうしても通気性が低下してしまいます。

気になるようでしたら、ゴアテックスのエアマックス720がありますので、そちらをおすすめでしょう。

フィッティング性高い

カカト部分のアッパー素材をみて欲しいのですが、かなり厚めです。

素材は反発力がありながら柔らかめ。

よって、カカト幅が太い方や細い方にも対応できるようにしています。

細身

一見、ゴツいエアマックス720ですが、靴の中は細身です。

細身の方が、しっかり足にフィットするのでおすすめ!

フィッティング性が低いと蒸れやすかったり、疲れやすいです。

リョクシン
フィッティング性が低いと、靴の中で、足が遊んでしまったり、踏ん張ってしまうからですね。

エアマックス720は、素材こそ通気性を感じませんが、フィッティング性が高いので、ある程度カバーしているイメージです。

気になる方は、ゴアテックスのエアマックス720がありますので、そちらがおすすめ!

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クッション性(疲れにくさ)

続いてクッション性を見ていきましょう。

エアマックス720のクッション性は、もちろん抜群でした。

クッション性で大事なポイントは下記。

疲れにくい靴のポイント

  • フィッティング性が高い
  • 厚底であるか
  • 素材が良いか

フィッティング性について先ほどの通り、高いです。

フィッティング性が低いと、足が靴の中で遊んでしまうので疲れの原因になりました。

厚底

エアマックス720は、クッション部分に厚みのある厚底です。

前述のとおり、クッション部分がオールエアー。

すごいですね。

カカトからつま先までエアーw

ヘタらない

すべてエアーを使用した最大のメリットは、クッション素材がヘタらないこと

通常のスニーカーに使用されているクッション素材は、EVAという素材です。

EVAの使用例で分かりやすいのは、ビート板。

リョクシン
ビート板に乗ると、どんどん潰れますよね。

潰れたビート板は、すぐに降りれば問題ありませんが、長時間乗っているとどうでしょうか?

元通りには、なかなか時間がかかりますし、戻らないモノもあるでしょう。

それがヘタるという意味です。

リョクシン
エアーは、ヘタリにくいですし、素材の特性上、ヘタレないでしょう。

エアマックス720は、厚底でありながら、素材もクッション性の高いモノでした。

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耐久性(長持ちするか)

最後に、耐久性について見ていきましょう。

エアマックス720は、耐久性も高いと感じました。

耐久性で大事なポイントは、下記。

耐久性のポイント

  • 靴底がすり減りにくい
  • 各パーツが剥がれにくい

靴底のすり減りから見ていきます。

すり減りにくい

エアマックス720の靴底です。

エアーの技術が宇宙航学のエンジニアが開発していることを知ったせいか、宇宙感を感じますw

私の指先のラインがすり減りにくい素材になります。

購入するまで、エアーがむき出しですと、「すぐにすり減るのでは?」と思っていました。

しかし、手元に届いて納得!

リョクシン
これならすり減りにくいですね。

接着性

エアマックス720の接着は、しっかり行われていました。

底面だけではなく、側面とも接着しています。

側面とは、ピンク枠内のことで、この部分も接着することで、剥がれにくくなるのでしょう。

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ナイキのエアマックス720のレビューまとめ

当記事では、ナイキのエアマックス720について解説しました。

エアマックス 720は、エアマックス史上で最もエアーを使用した製品です。

疲れにくく、クッション性も長続きしました。

リョクシン
立ち仕事にも良いでしょう。

アッパーの厚みがあり、通気性にすこし難がありましたが、気になる方は、ゴアテックスを使用したエアマックス720をおすすめします。

それでは、簡単に記事をまとめます。

エアマックス720の評価は下記。

評価

  • 通気性:★★★☆☆
  • 疲れにくさ:★★★★★
  • 耐久性:★★★★☆

最後までお読み頂きありがとうございました。

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リョクシン
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