ミドリ安全「ハイグリップHRS-480N」はU字溝に強いコックシューズ

どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!

今回は、ハイグリップHRS-480Nについてレビューしました。

リョクシン
結論から申し上げますと、軽い排水溝でも滑りにくいコックシューズです。

「軽いコックシューズがほしい」

「排水溝で滑りにくいコックシューズを探している」

「縞鋼板でも滑りにくいコックシューズってあるの?」

リョクシン
そんな方におすすめな製品です。

実際に履いてみて「軽い、靴底の汚れが落ちやすい、排水溝で靴底が取れない」という感想でした。

排水溝の上での作業が多い方におすすめします!

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴11年の松下智博です。作業靴メーカーでコックシューズを全国の食品工場や外食チェーン店へ営業してきました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線からコックシューズをレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

当ブログはメーカーからの商品提供はなく全て自費でレビューです。本記事には広告はふくまれています。

ハイグリップHRS-480Nとは?サイズ感もご案内

ハイグリップHRS-480Nは、ミドリ安全が開発したコックシューズです。

ミドリ安全は、コックシューズ市場でトップシェアのメーカー。

ハイグリップというシリーズで多数ラインナップしています。

評価項目詳細
価格¥3,410〜(通販サイトによる)
サイズ22.0~28.0cm(海外サイズの場合あり)
サイズ感普段履き比較:1.0cm小さめ推奨
ハイグリップ比較:同じサイズ
シェフメイト比較:0.5cm小さめ
カラー展開白・黒
滑りにくさ★★☆☆☆(星2つ)
クッション性★★★★☆(星4つ)
耐久性★★★☆☆(星3つ)
おすすめの使用環境外食店◯
食品工場◯
ラーメン×

ハイグリップHRS-480Nは、ラインナップの中でも軽くて排水溝でも滑りにくい製品。

靴底も排水溝で取れてしまうことがありません。

通常のコックシューズに使用されるゴム底って排水溝で取れてしまうんですよね。

リョクシン
排水溝の上で作業することの多い方におすすめでしょう。

さらに、縞鋼板の上でも滑りにくい!

排水溝や縞鋼板など、U字綱のフタの上でも滑りにくい製品です。

案外、ツルツルした床よりも、U字綱のフタで滑ったりするんですよねー。

リョクシン
床の状態を見てみて判断してみてください。

サイズ感

サイズ感は、普段履きスニーカーと比べて超大きめです。

普段履きスニーカーとは、ナイキやプーマなどのスポーツメーカー品。

普段履きスニーカーのサイズが27.5cmに対して26.5cmでした。

リョクシン
サイズ選びのご参考に、筆者の所持している靴のサイズをご案内!
筆者の靴ラインナップ

普段履きのスニーカー

アシックス・アキレス ⇒ 27.5cm
ナイキ・アディダス・プーマ ⇒ 28.0cm
ニューバランス ⇒ 27.5cm

革靴

リーガル ⇒ 26.5cm
テクシーリュクス ⇒ 26.5cm

コックシューズ

シェフメイト ⇒ 27.0cm
ハイグリップ ⇒ 26.5cm
クッキングメイト ⇒ 27.5cm

※足は狭めです。

ぜひ、参考にしてみてください。

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ミドリ安全のハイグリップHRS-480Nを詳しくレビュー

ここからはミドリ安全のハイグリップHRS-480Nを詳しくレビューします。

ハイグリップHRS-480Nを履いて感じたメリットデメリットは下記。

メリット
  1. 軽い
  2. アッパーがPVC
  3. 甲ゴムがしっかりしている
  4. カカトでしっかりホールド
  5. 厚底
  6. インソール入り
  7. 排水溝で滑りにくい
  8. 靴底が剥がれない
  9. 靴底の汚れが取れやすい
デメリット

靴底がすり減りやすい

メリットとデメリットをパーツ毎に解説します。

靴は大きく分けて3つのパーツ分けることが可能!

靴のパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

この3つのパーツが「靴のどこに当たるのか?」を図解しました。

3つの靴のパーツの図解

上から順番にアッパーから見ていきましょう。

 

アッパー

靴のパーツのアッパーを図解

アッパーは、足を包みこむパーツ。

通気性フィッティング性に関係します。

素材がPVC

ハイグリップHRS-480Nのアッパーは素材はPVCでした。

PVCは、塩化ビニールといい薬品に対する耐久性があります。

通常のコックシューズのアッパーはポリウレタンが多いでしょう。

リョクシン
ポリウレタンよりは、耐水性と耐薬性があります。

甲ゴムがしっかりしている

甲ゴムは「ほつれ」のないしっかりした加工でした。

安価品に多く見られる甲ゴムの縫製する部分が「ほつれだらけ」みたいな事がありません。

ミドリ安全の製品は、基本的にすべて甲ゴムの加工が綺麗ですね。

カカトでしっかりホールド

カカト素材がしっかりいました。

内蔵されているので、画像では見えないのですが、カカトを形成している月型芯というパーツの素材が良い!

ミドリ安全の月型芯はしっかりしていますね。

アッパーまとめ

  • メリット1:軽い
  • メリット2:アッパーがPVC
  • メリット3:甲ゴムがしっかりしている
  • メリット4:カカトでしっかりホールド

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クッション

靴のパーツのクッションは履き心地がわかる

続いて、クッションについて解説します。

クッションは、足の裏から体重や荷重を支えるパーツ。

疲れにくさ履き心地に関係します。

厚底

厚底とは、クッション素材に厚みのある構造。

厚底は、素材にもよりますが履き心地よく立ち仕事でも疲れにくいです!

インソールが入っている

インソールが入っていました。

そこまで凄いクッション性の高いモノでもありませんが、無いよりは良いと思います笑

クッションまとめ

  • メリット5:厚底
  • メリット6:インソール入り

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靴底

靴のパーツの靴底を図解

 

最後に靴底について見ていきましょう。

靴底は、地面に接地するパーツ。

滑りにくさに大きく関係します。

排水溝で滑りにくい

ハイグリップHRS-480Nの靴底は、排水口でも滑りにくい形状であり素材です。

通常の目が細かい靴底のコックシューズですと、排水溝にハマってしまい欠けてしまう事がありました。

ハイグリップHRS-480Nは、ハマりにくいので、問題ありません。

ゴミも取れやすい

靴底のゴミが取れやすいです。

ゴム素材では無いのも関係しているかもしれませんね。

靴底がEVAという素材を使用した製品は、ゴミが取れやすい!

靴底とクッションが一体化

靴底とクッションの素材が同じ1枚の素材からできています。

これにより、靴底が剥がれにくい特徴がありました。

靴底まとめ

  • メリット7:排水溝で滑りにくい
  • メリット8:靴底が剥がれない
  • メリット9:靴底の汚れが取れやすい
  • デメリット1:靴底がすり減りやすい

靴底の素材のEVAですが、消耗が早いデメリットがありますので、ご注意ください。

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ハイグリップHRS-480Nのレビューをまとめます

当記事では、ハイグリップHRS-480Nをレビューしました。

ハイグリップHRS-480Nは、ミドリ安全が開発したコックシューズです。

ミドリ安全は、コックシューズ市場でナンバー1のメーカー。

リョクシン
あらゆる使用シーンに合わせた製品を多数ラインナップをしています。

ハイグリップHRS-480Nは、排水溝でも滑りにくいコックシューズ。

縞鋼板でも滑りにくいです。

つまりU字溝のフタの上では、滑りにくい製品。

リョクシン
排水溝や縞鋼板の上での作業が多い方におすすめします。

ハイグリップHRS-480Nを履いて感じたメリットは下記。

メリット
  1. 軽い
  2. アッパーがPVC
  3. 甲ゴムがしっかりしている
  4. カカトでしっかりホールド
  5. 厚底
  6. インソール入り
  7. 排水溝で滑りにくい
  8. 靴底が剥がれない
  9. 靴底の汚れが取れやすい

デメリットは1つです。

デメリット

靴底がすり減りやすい

「もっとコックシューズについて知りたい」

そんな方に向けてコックシューズを徹底解説しました。

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