【シェフメイトα-7000をレビュー】超ロングセラーなコックシューズでおすすめ!

シェフメイトグラスパーCG-002のサイズ感

こんな方に読んでほしい

  • シェフメイトα-7000について知りたい方
  • クッション性と軽量性にすぐれたコックシューズがほしい方

リョクシン

どーも、靴の仕事歴12年でシューフィッターの松下智博(@Kitchen_sneaker)です!
どーも、「野菜は炒めても足は痛めるな」料理人のシンコーです。

シンコーちゃん

リョクシン

今回は、シェフメイトα-7000について解説します。

結論から申し上げますと、軽くて疲れにくいコックシューズです。

疲れにくいのはよいことだね。

シンコーちゃん

「軽くて疲れにくいコックシューズがほしい」

「日本人向けのコックシューズがほしい」

「靴底にゴミがつまりにくいコックシューズがほしい」

「普通のコックシューズだと、親指が痛くなる」

そんな方におすすめな製品です。

リョクシン

実際に履いてみて「厚底なのに軽い、疲れにくい、日本人向けの形状」という感想を持ちました。

どのコックシューズを履いても親指側が痛い方に一度履いてほしい製品です。

 

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴11年の松下智博です。作業靴メーカーでコックシューズを全国の食品工場や外食チェーン店へ営業してきました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線からコックシューズをレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

当ブログはメーカーからの商品提供はなく全て自費でレビューです。本記事には広告はふくまれています。

シェフメイトα-7000とは?メリットとデメリットを紹介

評価項目詳細
価格¥4,400~3,300
サイズ22.0~31.0cm
サイズ感普通
カラー展開白・黒・ピンク・ミント
滑りにくさ★☆☆☆☆(星1つ)
クッション性★★★★☆(星4つ)
耐久性★★☆☆☆(星2つ)
使用環境外食店◯ 食品工場◯ 給食◯ ラーメン×→湯切りによる

※床の環境による製品

シェフメイトα-7000は、弘進ゴムが開発したコックシューズ。

発売して数十年経過しても尚、人気のロングセラー製品です。

弘進ゴムは、日本製のコックシューズをメインに販売しているメーカー。

リョクシン

シェフメイトシリーズはコックシューズ市場でも評価されています。

食品関係で勤める経験が長い方は、一度は履いたことあるかもしれません。

シェフメイトα-7000も日本製のコックシューズです。

弘進ゴムのコックシューズのランナップの中もでも上から3番目の製品。

リョクシン

そんなシェフメイトα-7000を履いてみて感じたメリットとデメリットをまとめました。

下記になります。

メリット
  1. 適度な軽さ
  2. つま先の形状が日本人向け
  3. 臭いにくいアッパー
  4. 耐久性の高いアッパー
  5. 厚底のクッション
  6. 足の機能をサポートするアーチサポート形状
  7. 靴底の素材もクッション性がある
  8. 靴底にゴミがつまりにくくて詰まっても直ぐに落とせる
デメリット
  1. くじく可能性がある
  2. つま先の空間が少ない
  3. 靴底のすり減りが早い

うーん、やっぱりメリットとデメリットの一覧では、わかりにくいね。

シンコーちゃん

リョクシン

あ、やっぱり。

ということで、次項からメリットとデメリットに触れながら、シェフメイトα-7000をパーツ別に解説していきます。

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シェフメイトα-7000をパーツ別に解説します。

ここからは、シェフメイトα-7000パーツ別に解説します。

靴は主に3つのパーツに分けることが可能。

パーツは、下記の3つ。

靴の3つのパーツ

  • アッパー
  • クッション
  • 靴底

リョクシン

これだと余計わからないので、図解しました。

靴はアッパーとクッション、靴底の3つのパーツがある

 

なるほど、これなら、わかりやすい! 

シンコーちゃん

リョクシン

 各パーツごとにメリットとデメリットを解説していきます。

 

アッパー(通気性がわかる)

靴のパーツのアッパーは通気性とフィッティング性がわかる

アッパーとは、足を覆うパーツ。

主に、通気性や足へのフィッティング性が求められます。

クラリーノアッパー

シェフメイトα-7000のアッパーは、クラリーノと言われる耐久性の高い素材。

コックシューズは、洗剤や消毒液などが付着するので耐久性が求められます。

リョクシン

クラリーノはランドセルなどにも使用される素材。

そりゃ耐久性は高いね。

シンコーちゃん

グラスパーはしゃがめる

リョクシン

画像のように「しゃがむ」とコックシューズはシワのよった部分から割れてしまうことがあります。

本当によくある・・・

シンコーちゃん

シェフメイトα-7000のアッパーは、クラリーノですので問題なし。

本当になかなか割れません。

クラリーノのアッパーですが裏布がありません。

裏布がないことで汗や湿度が乾きやすくなります。

リョクシン

臭いにくいのは良いところ。

セミオブリークトゥー

シェフメイトα-7000は、つま先の形状がすこし変わっています。

頂点が、親指側によってるね。(セミオブリークトゥー)

シンコーちゃん

リョクシン

実は、日本人って親指が長い傾向にあるんだ。

足の指の長さをみて欲しいんだけど、一番長い指ってなに指ですか?

日本人は、親指が一番長い人が約6割と言われているんだ。

親指が一番長い人が、靴の頂点が中指あたりにあるスニーカーを履いてしまうと足にトラブルを抱えてしまうことがあります。

シェフメイトα-7000のアッパーは柔らかいし、柔らかいし良い感じ。

シンコーちゃん

ただし、アッパーで1点だけ気になるポイントがありました。

それはつま先部分の空間が少ないことです。

上側がシェフメイトα-7000で、下側が別のコックシューズ 。

つま先部分に空間が少ないので、指がきつく感じる人もいるかもしれません。

ここは好みな部分ですね。

カカト幅

シェフメイトα-7000のカカト幅は、可もなく不可もなくと言った印象。

カカト幅は、靴ヒモやマジックテープのないコックシューズには重要な箇所です。

そこにマイナス点がないのは、良いことですね。

アッパーまとめ

  • メリット:つま先の形状が日本人向け
  • メリット:臭いにくいアッパー
  • メリット:耐久性の高いアッパー
  • デメリット:つま先の空間が少ない

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クッション(履き心地がわかる)

靴のパーツのクッションは履き心地がわかる

次にクッションについて解説します。

クッションは、靴業界ですとミッドソールと呼ばれているパーツ。

地面には接地せず、体重や荷重を支えるので、クッション性履き心地に大きく関係します。

シェフメイトα-7000は、画像の通りに厚底のクッションです。

厚底のため、クッション性に関しては抜群。

ただ、厚底というだけではなく、足の本来の機能を支える工夫がありました。

アーチサポート形状

シェフメイトα-7000のクッション構造は、アーチサポートという形状です。

リョクシン

すこし違うのですが、ここでは分かりやすく「土踏まずを支える形状」としますね。 

土踏まずって「立ちっぱなし」だと、どんどん潰れてしまうのです。

そこでアーチサポートという土踏まずを支える構造が靴の中にあると、疲れにくい。

シェフメイトα-7000を履くあると盛り上がっている部分だね。

シンコーちゃん

シェフメイトα-7000の気になるところは、くじきやすい可能性があるということ。

くじくとは、下記のような感じ。

厚底のクッションですとどうしても、くじく可能性があります。

画像の製品は、ホカオネオネという厚底のランニングシューズ。

この製品は、超厚底ですが、くじきにくい工夫がありました。

クッション構造が、靴底に向けて開いてますね。

この構造にすることで、くじくことを防ぐことが可能。

画像はシェフメイトα-7000を後ろから見た画像です。

クッション構造が、直角に地面に向かっているの分かりますか?

ここだけ少し気になりました。

あくまで筆者の考えですが・・・

クッションまとめ

  • メリット:厚底のクッション
  • メリット:足の機能をサポートするアーチサポート形状
  • デメリット:くじく可能性がある

 

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靴底(滑りにくさがわかる)

靴のパーツの靴底は、滑りにくさがわかる

靴底は、地面に接地するパーツです。

滑りにくさが求められます。

コックシューズにとって重要なパーツでしょう。

シェフメイトα-7000の靴底は、こんな感じ。

画像では分かりませんが、他のコックシューズには無い素材を使用しています。

通常は、ゴム素材を使用するところ、EVAという素材を使用。

このEVAとは、どんな素材かといいますと、身近なモノですとビート板です。

ビート板って軽くて、柔らかいですよね。

リョクシン

コックシューズの靴底にEVAを使用すると、クッション性を発揮します。

また、ゴムと違い柔らかいので、ゴミが詰まっても取りやすい!

シェフメイトα-7000の最大のメリットは、履き心地だと感じました。

その理由は、クッション素材が2種類使用しているということ。

クッションパーツは、ウレタンという高反発なクッション素材を使用。

靴底には、EVAという軽量で低反発なクッション材です。

画像のとおり、クッション素材が2種類での2重構造になっています。

衝撃吸収にすぐれるので、この構造の製品はおすすめ!

シェフメイトα-7000の一番気になるポイントは、靴底のすり減り。

残念なことに、EVAはクッション性に優れる変わりに、すり減りが早くなります。

素材が柔らかいので、仕方のないことですね、

靴底のまとめ

  • メリット:靴底の素材もクッション性がある
  • メリット:靴底にゴミがつまりにくくて詰まっても直ぐに落とせる
  • デメリット:靴底のすり減りが早い

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まとめ:シェフメイトα-7000は日本製の日本人向けコックシューズ

当記事では、シェフメイトα-7000について解説しました。

シェフメイトα-7000は弘進ゴムが開発した日本製のコックシューズ。

履き心地が最大のメリットでした。

発売から数10年経過しても今も人気の製品です。

それがシェフメイトα-7000の何よりの実績でしょう。

リョクシン

滑りにそこまで困っていない方やコックシューズで親指側が痛い方におすすめ!
 それでは、下記より簡単に記事をまとめます。 

シンコーちゃん

シェフメイトα-7000のメリットは8つありました。

メリット
  1. 軽い
  2. つま先の形状が日本人向け
  3. 臭いにくいアッパー
  4. 耐久性の高いアッパー
  5. 厚底のクッション
  6. 足の機能をサポートするアーチサポート形状
  7. 靴底の素材もクッション性がある
  8. 靴底にゴミがつまりにくくて詰まっても直ぐに落とせる

デメリットは、3つになります。

デメリット
  1. つま先の空間が少ない
  2. くじく可能性がある
  3. 靴底のすり減りが早い
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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シンコーちゃん

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