【大発見】雨の日用の靴に「厨房用の滑らないスニーカー」がおすすめ!

こんな方に読んでほしい
  • 雨の日に水滴で滑った経験がある方
  • 滑りそうになった方
  • 長靴履きたくない方

 

どーも、靴オタクのリョクシンです。

普段は、料理人さん向けに厨房(キッチン)で履く「滑らない靴」を解説しています。

今回は、料理人ではない方向けて、雨の日用の滑らないスニーカーを紹介!

結論から申し上げますと、雨の日には厨房用の滑らないスニーカーがおすすめ。

今回は、厨房用の滑らない靴の中でも「スニーカー編」をメイン見ていきます。

見た目では厨房用の靴とは思えない、靴ヒモのスニーカーを紹介!

いくら滑らないからと言って、見た目がダサくては意味がありませんからね。

 

 

この記事の著者

靴の仕事歴11年・シューフィッター

リョクシン(松下智博)

ryokushin

プロフィール

靴の仕事歴11年の松下智博です。作業靴メーカーと靴の販売店で合計11年仕事しました。シューフィッターの資格も取得しメーカー営業と販売員、シューフィッターの目線から靴をレビューしています。Instagramもやってます。 プロフィール詳細

厨房用の滑らない靴とは?

スリッポンの形状で滑りにくい靴を厨房用として料理人さんが履いています。

業界では「コックシューズ」と呼称。

その他、「厨房シューズ」「キッチンシューズ」など呼び方があります。

一番多く使われているのは、「コックシューズ」のようですね。

この業界の人でないとコックシューズだけでは「なんのことやら」って感じですね。

 

靴ヒモのスニーカータイプはめずらしい?

通常、コックシューズはスリッポン式です。

靴ヒモでは、ほどけてヒモを踏んでしまい転倒する危険性があるでしょう!

また、ヒモに水やスープなどが付着し、カビてしまう可能性も・・・

マジックテープは、汚れやすく衛生的によくありません。

よって、スリッポン式が多いのです。

しかし、スリッポン式のデメリットは、足にフィットしにくいこと。

よって、一部のコックシューズは、靴ヒモを使った製品もあるのです。

コックシューズは、厨房だけではなく、フロアでも履かれていますしね!

ですので、今後は靴ヒモのコックシューズは増えていくと推測しています。

 

雨の日に履くコックシューズのメリット

ここからは、コックシューズを雨の日に履いた場合のメリットを紹介。

下記、3つになります。

メリット
  1. 滑りにくい
  2. 通気口がない・少ないので水が入ってきにくい
  3. 長靴より軽い

詳しく見ていきましょう。

 

①滑りにくい

前述のとおり、コックシューズは料理人が厨房で履く滑りにくい靴

厨房には、雨と同じ水滴が床にあります。

その水滴でも滑りにくいのがコックシューズ

滑りにくさの秘密は、靴底の素材と形状にあります。

コックシューズの靴底には多数の

こんな感じですね。

この溝に、水を逃がすことで、水のない床と接地します。

だから、滑りにくい!

厨房だけでなく、雨の日でもおすすめです。

 

◆◆油でも滑りにくい?◆◆

厨房の床には、水滴だけでなく、もあるでしょう。

炒めモノをすると油が空気中に舞います。

その結果、いくら掃除をしても閉店までには、床に油が付着

だから油でも滑りにくいコックシューズを履く必要があるのです。

水滴だけでなく、油でも滑りにくいコックシューズは滑りにくいこと間違えなし!

おすすめです!

 

②通気口がない・少ないので雨が入ってきにくい

コックシューズは、上から水をかぶることがあります。

よって、ランニングシューズのようなメッシュ素材がありません。

通気口がない、もしくは少ないわけです。

よって、多少の雨なら靴の中に水が入ってくる可能性が低い!

 

③長靴より軽い

雨の日に長靴を履く方も多いでしょう。

たしかに、台風やゲリラ豪雨、大雨のときは長靴が必須です。

しかし、多少の雨の場合には長靴よりもコックシューズがおすすめ。

軽くて、歩きやすし、長靴よりは蒸れにくいですね!

 

雨の日に履くコックシューズのデメリット

ここからは、雨の日にコックシューズを履いた場合のデメリットを紹介。

下記、2点ですね。

デメリット
  1. 完全防水ではない
  2. 凍結路面は滑る

それぞれ見ていきます。

 

①完全防水ではない

コックシューズは基本的に、完全防水ではありません。

作り方の都合上、縫い目があります。

また、蒸れ対策で通気口のあるコックシューズもありますからね。

ですので大雨やゲリラ豪雨には、向きません。

 

◆◆完全防水のコックシューズはないの?◆◆

完全防水のコックシューズはあります。

しかし、まぁー蒸れる(笑)

縫い目がなく、布製の素材が、まったくありません。

よって靴の中で湿気がこもってしまいます。

お風呂掃除の靴みたいなイメージ。

おすすめはしていませんね。

 

②凍結路面は滑る

残念なことにコックシューズは凍結路面で滑ります

コックシューズはあくまで厨房用。

水や油、消毒液など液体には対応しています。

凍結路面には、専用のアタッチメントを使用しましょう!

 

雨の日に滑りにくいスニーカー紹介

やっと本題の雨の日に滑りにくいスニーカーを紹介します。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

下記、2つ。

雨の日に滑りにくいスニーカー

  • ハイグリップH-710
  • ハイグリップH-711

詳しく見ていきましょう。

 

①ハイグリップH-711

ハイグリップH-711は、一見普通のスニーカーですが、コックシューズ

靴底が滑りにくい素材であり滑りにくい形状です。

全国規模の飲食店でも見かけますね。

また清掃業者さんも履いていました。

洗剤やワックス、水滴で滑るのでしょう!

靴ヒモ部分は、結ばなくてもよいコードストッパーが付き。

コードストッパーがあれば、ヒモがほどける心配がありません。

コックシューズらしい工夫ですね!

 

②ハイグリップH-710

ハイグリップH-710は、メッシュ素材を使用したコックシューズ。

先ほどのハイグリップH-711と比べると防水性が低下します。。

しかし、メッシュ素材がある分、蒸れにくい!

防水性をそこまで求めない方におすすめですね。

靴底は、評価の高いハイグリップソール

厨房の水や油でも滑りにくい靴底です。

ハイグリップH-710を製造しているメーカーは、ミドリ安全です。

ミドリ安全は、コックシューズ市場で恐らくナンバー1

ミドリ安全は、多くの職場環境に対応すべく、靴底の種類がたくさん。

その中でも、ハイグリップH-710とH-711に搭載された靴底が一番多いです。

それだけ評価されて、ユーザーさんに選ばれている靴底である証拠。

おすすめです!

 

 

まとめ

当記事では、『雨の日用の靴に「厨房用の滑らないスニーカー」がおすすめ!』について解説。

雨の日は、台風やゲリラ豪雨など大雨を除き、厨房用のコックシューズがおすすめです。

その理由は、長靴よりも軽くて滑りにくく、歩きやすいことでした。

ぜひ、雨の日にコックシューズを試してみてください!

下記、記事を簡単にまとめます。

雨の日のコックシューズを履くメリットは、下記3つ。

メリット
  1. 滑りにくい
  2. 通気口がない・少ないので水が入ってきにくい
  3. 長靴より軽い

デメリットは2つ。

デメリット
  1. 完全防水ではない
  2. 凍結路面は滑る

 

おすすめするコックシューズでスニーカータイプは2つ。

雨の日に滑りにくいスニーカー

  • ハイグリップH-710(防水性重視)
  • ハイグリップH-711(防水性と蒸れ防止)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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