【食品工場向け】数値に騙されない!本当の滑らない靴選び【第2回】

こんな方に読んでほしい

食品工場の安全労務・総務ご担当の方

 

どーも、コックシューズ・厨房靴オタクのリョクシンです。

今回は、食品工場の方に向けて滑らない靴の選び方を徹底解説。

食品工場向けの記事は、第2回

第1回を読んでいない方は、こちらからお願いします。

【第1回】https://worksneaker.com/食品工場-立ち仕事-靴/

当記事では、商品は紹介しません。

商品紹介は、食品工場向けの記事の最終回で紹介。

当記事は、あくまで滑りにくい靴選びの解説をしています。

 

本題の前に、筆者について紹介。

MEMO
記事の信用性

  • 食品工場100工場以上訪問
  • 外食店50社以上訪問
  • 食品スーパー10社以上訪問
  • コックシューズを30種類以上足を通す
  • 学生時代すべて靴屋でアルバイト
  • 学生時代から靴メーカーの勉強会に参加

あとは記事の内容でご判断をお願いします。

 

現在のコックシューズを採用した理由わかりますか?

滑らないコックシューズの選び方って意外と知られていません。

今、ご採用のコックシューズはどのような経緯で採用になっていますか?

特に理由がない場合には、コックシューズを一度見直しをしてもよいでしょう。

最近、コックシューズ市場も新規参入や新商品開発ラッシュです。

数年前とは打って変わりました。

ぜひ、見直しも検討してみてください。

新商品が多いということは、逆に言えば、何がよい製品なのかも判断がむずかしいところ。

当記事を読んでいただき、コックシューズ選定の判断材料にしてください。

 

有名な間違ったコックシューズの選び方

まずは、間違った滑りにくいコックシューズの選び方を紹介。

下記、2つです。

間違った選び方

  • 滑り台で滑りにくいから選んだ
  • 数値で選ぶ

詳しく見ていきましょう。

 

①滑り台で滑りにくいから選んだ

食品関係の展示会でデモでメーカーがよく行っています。

鉄板の小さな滑り台に、油のようなモノを付着させてその上でも滑らない。

そういったデモですね。

確かに、多少は滑りにくさわかります。

ただ、実際のところ工場の床や使用する油と異なりますよね?

ですので、滑り台がすべてではありません。

メーカーによっては、水溶性のグリセリンやクレ556を使用していました。

どちらも、工場の床には落ちないでしょう。

クレ556とか、そのメーカーが後片付けしやすいだけです(笑)

 

②数値で選ぶ

ご存知の方多いと思いますが、靴の滑りにくさには数値があります。

動摩擦という数値ですね。

数値からコックシューズを選ぶのは危険でしょう。

数値はあくまで、試験での数値。

その試験は、工場にある床材や消毒液、油、水で行っているわけではありません。

滑りにくさの数値は、本当に参考程度で大丈夫でしょう。

 

また数値が高い製品だけ集めて比較するのも間違いだと思っています。

なぜなら数値が高いコックシューズは、滑りにくさのメカニズムが同じだからです。

「数値の高いコックシューズを集めて靴を何度も変更しているが労災が減らない。」

そんな工場の方、結構多いと思います。

コックシューズを滑りにくさの数値で選んでいる限り、永遠に減らないでしょう。

 

③安全労務・総務担当が履いていない

安全労務や総務担当の人が履いていないケースもあります。

普段は、現場に入らなくても靴を試験・選定するときは履くべきでしょう。

その理由は、コックシューズの本当の評価がわからないから。

靴を選定するときに、生産現場の従業員に履かせます。

その後、アンケートを実施。

アンケートの結果と価格を勘案してコックシューズを決定する。

これが通常だと思います。

しかし、アンケートを書くのが仕事終わりということもあり結構適当。

早く帰りたいからと適当に回答する可能性もあります。

安全担当の方もコックシューズを試験・選定するときは、履くべきでしょう。

試験・選定する方法は、別記事で解説します。

 

正しい滑りにくい靴の選び方

ここからは、正しい滑りにくい靴の選び方を解説。

下記、5つになります。

正しい靴の選び方

  • クッション性がよいか確認
  • 靴底のすり減りにくさを聞く
  • 床材と生産物を正確に業者へ伝える
  • 靴底の掃除がしやすいか
  • 提案品の提案理由を聞く

詳しく見ていきましょう。

 

①クッション性がよいか確認

こちらは食品工場向け、第1回の記事で解説しました。

第1回の記事をまだ見ていない方は、お手数ですが確認お願いします。

クッション性がよくないとどんなに滑りにくくても意味がありません。

なぜ、意味がないのか解説しています。

【第1回】https://worksneaker.com/食品工場-立ち仕事-靴/

 

②靴底のすり減りにくさの数値

滑りにくさの数値以上に重要なのは、すり減りにくさです。

すり減りにくいことで、靴底の機能性が長続きするでしょう。

いくら滑りにくくても、すぐに靴底がなくなっては意味ありません。

滑りにくさの数値よりこちらの方が重要になります。

 

③床材と生産物を正確に業社へ伝える

コックシューズの選定には、情報を業社やメーカーに与えます。

床材はどんな素材かを正確に伝えましょう。

また生産している食品の種類も伝えることができればベスト。

業社やメーカーはその情報を元に提案してくれると思います。

床材や生産物を正確に伝えないと、まともな提案ありませんね。

 

④靴底の掃除がしやすいか

コックシューズを選ぶ重要なポイントはココ。

それは、「靴底が掃除しやすいか」です。

数値だけ高い滑りにくいコックシューズは靴底が掃除しにくい。

滑りにくさの数値は、靴底に「溝(ミゾ)」を設けることで向上します。

その結果、ミゾに食材やゴミが詰まり滑りやすくなってしまうことも・・・

今まで「滑りにくいこと」「靴底が掃除しやすい」は両立不可と言われました。

相反する機能ですからね。

しかし、近年新しい技術により両立した製品が続々登場。

今後、食品工場向けの記事の最終回で紹介していきます。

 

⑤提案品の提案理由を聞く

メーカーや業者から、商品の提案理由を聞きましょう。

この提案理由もない場合は、要注意。

「数値だけの製品」「価格だけの製品」の二択です。

その二択でも工場に合えばよいのですが、合わないことがほとんど。

その場合には、メーカーへ直接お問い合わせしましょう。

もしくは、私でも大丈夫です。

TwitterのDMでもよいですし、下記お問い合わせフォームからでも!

わたしは、市場の製品をすべて知っていると思います。

 

まとめ

当記事では、食品工場の方に向けて、滑りにくいコックシューズの選び方を解説しました。

今回は第2回になります。

おすすめ商品の紹介は、最終回に紹介。

ぜひ、最後まで読んでいただければと思います。

次回は、コックシューズの試験・選定方法を紹介。

よろしくお願い致します。

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